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約20年間、目を背けていた人の骨格や肉付きをようやく勉強する【ボディちゃん】

約20年間、グラフィックデザインの世界に身を置いているのですが、ずーっと目を背けていたことがあります。

タイトルにもあるように、人の骨格や肉付きに対してです。

私世代のグラフィックデザイナーで結構あるあるなのが、全く絵も描けないし、文字がめちゃくちゃ下手だといったケース。

だって写植時代を経験せずにMacからデザインを始めた人にとっては、仕事の場で手書きを試される機会が全くない人が多く、そのアナログな技術を習得せずとも仕事が成立してしまうからです。

イラストはイラストレーターに頼めばいいという感じで、自分の領域外とすることが多いからです。

私は、法学部出身で、いきなりグラフィックデザインの制作会社に就職したもんですから余計にその基礎を学ぶ機会がなく鬼のような我流で今に至ります。

ですが、そんな私も、アートディレクターとして、まだこの世に存在しないものをラフスケッチなどで手書きで指示を出さないといけない機会が高い頻度であります。そこの我流感をなくすために手を出したのが、現代版デッサン人形。

デッサン人形といえば、木製の簡易な人形を思い浮かべますよね。

もちろん、木製の人形でもポージングを考えたり基本的な可動域から人体のバランスを学ぶことはできるので、めちゃくちゃありなんですが、今回はこのような既に人の形を成していて、さらにはワイヤーフレームという皮膚に肉付きのラインに沿ったラインが引かれているものを購入しました。

その名も「ボディちゃん」。

実はこの商品、家電量販店の萌え萌えフィギュアコーナーにあったりするのですが、なんとバカ売れで入手困難です。運良く見つけてもお一人様一点限り状態。

とっても貴重なんですね。

同じポージングを360度全方向から見ることができます。

手に関して付属品で色々ついています。

同梱されている商品もありますが、別売りの台座をつけることによって下からでも煽りながらポーズを確認することができます。

我々が思っている以上に骨盤は広いし、人間の手足は長いし、どこが動いてどこが動かないかを改めて確認できます。

ラフスケッチでは、結構ざっくり書いていたので、その分、デザイナーの創造性を引き出す効果はあったのですが、こっちが一応正解を持っておかないわけにはいけないなぁと、重い腰を20年越しに上げたわけです。

ボディちゃんの作りはとってもいいです。値段は想像よりもしますけどね。

男性用の「ボディくん」もあります。そちらも欲しいのですが、入手困難につき既に完売。再販もいつになるかわからないので、気長に待つしかないでしょう。

Amazonで似ている商品は色々ありますけどね。


ということで本日は人体について学ぶぞ!という意気込みの投稿でした。

それではまた。

中目黒土産店/はなちゃん

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