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「僕はなんにもできないので」と言えるリーダーがいるチームは熱量がえぐいし、そういうチームをつくっていきたい。

良いチームは大体熱い

先日デザインをお手伝いした市役所内プロジェクトの方々と「あらえびす夏祭り」にて飲み会をしていました。
ジメジメとした気候の中飲むビールは本当に美味しい。
唯一湿気がある気候を愛せる瞬間です。

そんなことは置いておいて、一応飲み会(≒打ち合わせ)だったのでこれからそのチームの方々が仕掛けていくプロジェクトのデザインツールを作るということでお話を聞いていました。

みなさん市役所ってお固いイメージないですか?
確かに過去行政の方々と仕事をする中でそういった方もいるにはいますが…。もちろんそうじゃない方もいます。というか、行政関係なく少し変わってるなぁくらい面白みがある人もたくさんいます。
そういう方々が集まっているチームだと想像してください。
すごく面白いです。

元々はそのチームリーダーの方と知り合いで、チームのロゴを作成したりと交流はあったのですが、メンバーの方々としっかりと飲むのは初めてだった気がします。
話していると、メンバーの方々も活動を心から楽しんでいるようで、とても良いプロジェクトだと感じています。というか、市役所の激務をこなしながら取り組むくらいだから余程楽しい場所なのだろうと勝手に想いを馳せてしまいます。

これだけメンバーの方も能動的で、激務のはずなのに活動を心の底から楽しんでいるってリーダーの存在が大きいと感じますよね。
だから、別にヨイショとかではなくすごいですねって褒めるじゃないですか。
そしたら、彼は「僕はなんにもできないので…」というわけです。

謙遜だとは思いつつも、そう自分が言えるくらいメンバーの人が主体的に楽しめる場作りができたのか、彼自身はそう言っている瞬間が一番幸せそうな顔をしていた気がします。(ちなみに普通にすごい人です。)

そう思うと、率いる人ってすごいいろんな能力が必要なのだなぁと感じるんです。もちろん個としての能力もそうだと思います。立ち上げるその瞬間は一人のことが多いので、マンパワーでやれる技量があるのか。それがないとそもそも立ち上がりません。
方や、立ち上がった後に成長させていくのは一人ではできません。
色んな人の力を借りたり、自分自身も気付かされたり。
そんな中で、自分が立ち上げたプロジェクトであるにも関わらず「なんにもできないので…」と言える潔さって深みがあると思います。

僕なんて個人事業の現段階では「〇〇ができます」をいくつ積み重ねるかの勝負ですから。まだまだです。

しかも、そういう風にリーダーが言えるということはメンバーの熱量も高いということです。そんなチームに巡り会えた1日でした。
またしれっと飲み会に参加しようと思います。

他者を招き入れることへの葛藤がある

なんでこういうことを感じたかっていうと、僕自身が一年間個人事業をしてきた中で、法人にするないしは個人事業のままで、一緒に仕事ができるパートナーの必要性を考え始めているからです。

考え出すと誰かを自分の事業に招きれるってすごく難しくないですか?
例え手伝ってもらうという考えで入ってもらっても、きっと最初から上手くいかない。単純に入った人の分稼がないといけない。
逆に感じるのは、入る人によって事業領域を広げることもできるよなということです。全く同じ職能の人に入ってもらうのではなく、半歩違う人に入ってもらうことで全然違う展開もありえるよなと。
そういうことも考えたりしています。

そんな最近の悩みというか、考え事をしているタイミングですから、熱量があるチームになることの大変さを少しは理解でき始めました。一人一人が能動的に活動(仕事)に取り組む。非常に難しく、やりがいがあるのだなと思いました。

自分が嫉妬できる人に入って欲しい

一つだけ入ってもらう人を検討する時に大切にしたい観点があります。
それが「自分が嫉妬できるか」です。自分の分身みたいな人ではなく、自分と重なる部分もありながら、嫉妬できるくらい自分にないものを持っている人と仕事をしたい。そう思うようになってきました。
同じような職能の人と話すより、違う領域を持った人と働く中で色んな可能性に気づきたいのです。

だからこそ、招き入れて一緒に仕事をする経験をしたいと思っています。
そのためにはどれだけ場を作れるのか。超小規模ながらも、個人的に妄想が楽しいテーマです。

土の人だからこその楽しみ方

四柱推命って知ってますか。なぜか独立してからこの手の占い系に激ハマりしております。
僕は土の人みたいです。
派手さはないけど、土壌をつくるような。そんな気持ちで仕事をしてきたのでなんだか嬉しい気持ちにもなります。熱量があって、かつ安心できるような場作りをしていきながら、色んな方とプロジェクトを作れるような仕事をしていきたいなと思っています。

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