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オールタイムベストアルバムランキング100(史上最高のアルバム100)(前編)

はじめに


これまでいくつかのランキングをやってきたけどその総合的なやつです。
「私を構成する42枚」だの「各年代別ランキング」だの色々抱合したトータル。ランキング。

以前も書いたけど「歴史的価値観」なんて音楽の事を全部分かってるような偉そうなことは自分には言えない。

あくまで私的なチョイス。
でも間違いなく歴史に名を残すような作品たちだと思う。世間的には地味かもしれないけど。

「70年代ベストアルバムランキング」には入れなかった邦楽、というか日本のジャズも今回は加え。



ルール


  • 編集盤、ライヴ盤、後年の発掘音源も含む。

  • DJによる所謂「MIX CD」は除外。

  • ワールド系がほぼないのはそんなに熱心に聴いてこなかったから。

  • クラシックは以前の仕事上での知識しかないのでわからないです。

  • 以前行った「70年代ベストアルバムランキング」「80年代ベストアルバムランキング」「邦楽ベストアルバムランキング」「洋楽ロックベストアルバムランキング」で選出した作品も対象。そっちとの整合性は気にしない。そこで取り上げた作品のコメントは短めです。

  • その他のコメントも短めにまとめていますが、長期間に渡り作成しているためその時々のテンションで長くなったり短くなったりしています。

  • ヒップ・ホップに関しては今までもこれからもあんまり語る機会がないと思われるのでここで長めのコメントにしています。



ランキング


100位~91位


100.Leroy Hutson/Hutson(1975)


カーティス・メイフィールドの後継としてインプレッションズに参加したリロイのソロ1st。当時のカートムらしいスウィートな作品。名作揃いだけど何でカーティスとこんなに評価の差があるのか…。

99.Rick James/Street Songs(1981)


「80年代ベストアルバムランキング」にも選出。
本来であれば80年代代表としてマイケル・ジャクソン、プリンスと並んで評価されるはずだった異才。ヤンチャが過ぎたかな。MJとプリンスを語るのにリック・ジェイムズの名前を出さない奴はブラック・ミュージックを語るべからず。「Cold Blooded」ぐらいまではどれも最高。

98.Pete Rock & C.L. Smooth/Main Ingredient(1994)


自分がヒップ・ホップを聞けるようにしてくれた1枚。トラックもラップも実に心地よい。80年代の荒々しいものから90年代中盤ぐらいのニュースクール・ヒップ・ホップが好き。カルチャーとしてのオールドスクール・ヒップ・ホップにビッグ・リスペクト。フィルム「Wild Style」や「Beat Street」も最高。今のヒップ・ホップは「革新的なこと、社会的なことやらなきゃ」っていう強迫観念に追われて息苦しい。もっと自由でないと。

97.Eddie Gomez/Down Stretch(1976)


日本のトリオ・レコードより。本田竹広も参加。ビル・エヴァンス・トリオで一緒だったエリオット・ジグモントも加わりアルコもありのぶっとくも美しいアコースティック・ベースを聴かせてくれる。

96.Sir Joe Quarterman & Free Soul/S.T.(1973)


ジョー・クォーターマン率いる7人組。ほとんどの曲はシンプルでソリッドなファンクで心地よい。時代柄ストリングス入りの不穏な曲があるなどニュー・ソウルの影響も。基本D.C.での録音だがクレジットによると一部リズム・セクションをマッスル・ショールズで録っているようだ。なんで?

95.Whole Darn Family/Has Alive(1976) 


別名義でもリリースをしていたというタイロン・トーマス。有名な「Seven Minutes Of Funk」がとにかく鬼。JB風もあり、P・ファンク風もありながら1976年という時代のせいかフルートやシンセを使い結構聴き易いソウルやファンク。ジャケはプレス時期で2種存在しており件の「Seven~」のヴァージョンが違う。

94.RH Factor/Hard Groove(2004)


ロイ・ハーグローヴの別プロジェクト。ロバート・グラスパーが話題になり始めた時に「要はロイ・ハーグローヴだろ」と思った。「ブラック・レディオ」の時も「要するにRH・ファクターだろ」と。ジャズの伝統を受け継ぎ革新を目指す才人。早すぎる死が惜しまれる。ソウルクエリアンズの一員としてエレクトリック・レディ3部作筆頭にいくつもの名作に参加。

93.Curtis Mayfield/Back To The World(1973)

「70年代ベストアルバムランキング」には「There's No Place~」を選んだけどここではこっちに。タイトル通りベトナムからの帰還兵問題を取り上げているけどサウンド的には結構豪華で分かりやすい。70年代後半のディスコなカーティスも結構好き。

92.Funkadelic/Standing On The Verge Of Getting It On(1974)


「70年代ベストアルバムランキング」にも選出。
ファンカで1枚選ぶのも難しい。一番聴いたのはおそらく「One Nation~」だけどあれはジュニー色出すぎだしなあ。ってことで結局選ぶのはいつも本作。エディ・ヘイゼルが中心となって聴かせるファンク・ロック、ブラック・ロックはそこら辺のハード・ロック、メタルより過激。それでも初期に比べたらサイケ色も減って聴きやすい。

91.Roy Ayers/He's Coming(1972)


「70年代ベストアルバムランキング」にも選出。
この後軽やかになっていく以前の蠱惑的なジャズ・ファンクを堪能できる。ロイ・エアーズも1枚は無理だな。


90位~81位


90.Earth,Wind And Fire/Need Of Love(1972)


ディスコになる前のどす黒ジャズ・ファンクが満載。アースは初期2枚がほんと最高。この後半ば解散状態になりメンバーを入れ替え再出発。

89.Jimmy Mcgriff & Groove Holmes/Giants Of The Organ In Concert(1973)


1973年ボストンでのライヴ。オルガン巨人がぶつかり合う猛烈ライヴ。「Preacher's Tune」、まんまあの曲「Beans」、「Mozambique」等暑っ苦しいジャズ・ファンク、ブルーズが楽しめる。細かい展開を決めずジャムっぽい感じで演ったのか曲の締めがグダグダになるのがなんとも。

88.(Dr.)Lonnie Smith/Move Your Hand(1970)


ロニー・スミス。ロニー・リストン・スミス。ジミー・スミス。ジョニー・’ハモンド’・スミス等々何ともわかりにくいジャズ・オルガニスト達。しかもみんな名盤が多い。帽子から後にターバンになり「ドクター」まで付けたロニー・スミスもその例に漏れず名作揃い。本作はライヴでクロいジャズ・ファンク満載。モザンビーク(クラブ名)での発掘ライヴ盤も最高。

87.Laura Nyro with Labelle/Gonna Take A Miracle(1971)


同時代のジョニ・ミッチェルともキャロル・キングとも異なる個性派SSWがフィリー詣した1枚。全曲カヴァでMFSBやラベルをバックに従えリズム・アンド・ブルースやソウルを歌う。

86.Gangstarr/Hard to Earn(1994)


サンプリングを芸術の域まで引き上げたと言われるDJプレミア。この頃のプリモはマジでキレッキレ。偏執狂的に元ネタを切り刻んで再構築する様はもはや自分でイチから作ったほうが早いんじゃないかとツッコみたくなる。本作と前作、グループ・ホーム、ジェルーの1stはプリモの絶頂期と称えられる作品だがこの時期のプリモズ・ワークスは全てミミヲカスベキ。

85.Wilco/Ghost Is Born(2004)


「YHF」の次。クラウト・ロックな「Spiders(kidsmoke)」、ポップな「Hummingbird」筆頭に良曲多い。オルークのせいで実験的かつポップなものを目指したと思われるが全般的に重い曲が多く「Less Than You Think」の後半のノイズの嵐は正直しんどい。まあそれをくぐり抜けて弾けるポップネス「Late Greats」が最高なんだけど。レコーディング後にメンバーを本格的に入れ替え。次作ライヴ盤「Kicking Televison」、ライヴDVD「Ashes Of American Flags」を聴くと本作収録曲はライヴで光るであることがわかる。

84.Mark Murphy/Midnight Mood(1967)


MPS/Sabaより。クラーク=ボラン楽団が好きなのでこちらもランクインしてしまう。マーク・マーフィーは若い頃からこんな渋い歌声で素晴らしいなあ。21世紀に入ってからの「Love Is What Stays」も良かった。

83.Ornette Coleman/Dancing In Your Head(1974)


バタバタしたリズムに素っ頓狂なサックスが乱舞する。調子っぱずれなのにクセになるまさにオーネット・コールマン節。ラストはブライアン・ジョーンズにも通じるジャジューカ・ミュージシャンとの共演。これがあっさり終わってしまうのがさみしい。

82.Juju/Live At 131 Prince Street(1973)


後にOneness Of Jujuとなるグループのライヴ。スピリチュアルでアフロセントリックなドス黒い音が満載。言わずもがな日本のヴォーカリストではない。

81.Double Exposure/Ten Percent(1976)


表題曲は世界で初めて12インチ・シングルとしてオフィシャル・リリースされたと言われている。イントロの裏打ちのハットに弦が被さってくれば頭上にミラーボールが回りだす。サルソウルは一時期ラリー・レヴァンやトム・モウルトンのミックスをよく聴いていたせいでオリジナルよりそっちのほうが馴染みがあるのだが、本作はオリジナルが好き。

80位~71位


80.Harry Nilsson/Harry(1969)


ジョン・レノンとの交流でも知られる人。アルバムごとで特色があるが、本作は古き佳きアメリカン・ポップスの趣きがあって良い。次作のランディー・ニューマンのカヴァ集も素敵。名作揃いだけど扱いは地味。

79.Maxwell/BLACKsummer's Night(2010)


ネオ・ソウルの旗手の一人であったがディアンジェロやローリン・ヒルとともに長い沈黙に入る。ドレ含め誰が最初にカムバックするのか当時よくネタにされていた。他の二人はスキャンダルもあったがこの人はなし。普通に生活していたらしい。そんなこの人らしい普通にいい曲。他の二人のような派手さやゴシップ感はなく極上のソウルやファンクが楽しめる。短いけど。

78.日野皓正/ヒップ・シーガル(1978)


フュージョン作品が有名なヒノテルだが、個人的には本作。何と言っても表題曲。ヘヴィなベース・ラインに導かれる大作は途中チェンジ・オブ・ペースもありつつ幻惑的でドープなジャズ・ファンク。メランコリックな2曲のあとは次作へと繋がるフュージョンな最終曲。

77.Bill Mason/Gettin' Off(1973)


ラスティ・ブライアントの「Fire Eater」で暴発オルガンをかましていた人。ヒューバート・ロウズ、ゲイリー・チャンドラー、ゴードン・エドワーズ、イドリス・ムハマッド参加のイーストバウンドなら間違いあるわけない。表題曲はコンガのブレイクまで付いてやがる。

76.Stivie Winwood/About Time(2002)


60年代から最前線で活動する才人が21世紀にリリースした1枚は白人とは思えないしなやかなソウル。2024年のヒットチャートを賑わすアフリカン・アメリカンよりよっぽどブラック・ミュージックの神髄を伝えてくれる。

75.峰厚介/ダグリ(1973)


「邦楽ベストアルバムランキング」の1位に選出。
1stはピッチフォークで高得点を得ている。

74.Clarke-Boland Sextet/Music For The Small Hours(1967)


当時は厳しい人種差別から逃れるためヨーロッパに渡るジャズ・ミュージシャンが多かったが、ケニー・クラークもその一人。ジジ・カンピのもとでベルギー人のフランシー・ボランと録音の双頭リーダー作はどれも最高。サヒブ・シハブ等、クラークと同じ境遇のミュージシャンも参加しラテン色もふんだんに織り交ぜながら、ヨーロッパならではのロマンとダンディズムに溢れた名盤。CDはイタリアのスケーマがリイシュー。ジャケがちょっと違う。

73.Ohio Players/Pleasure(1972)


ジュニー在籍時のウエストバウンドより。
「Funky Worm」筆頭にサンプリング・ネタを大量に含む。オハイオズも1枚選ぶのは難しいけどディスコに寄りすぎていないほうが好き。

72.中山英二/アヤのサンバ(1978)


陸前高田の「ジョニーズ・ディスク・レコード」からリリースした1stはレーベルにとっても1作目。表題曲はエレピのフレーズとチャルメラ的なサックスが実に日本的。こういうフレーズは日本人にしか思い浮かばないでは。前編通してエレピの音が印象的だが、どこか温かみのある不思議な音世界。

71.King Curtis/Live At Filmore West(1971)


アレサ・フランクリンのフィルモアでのライヴのオープニングとサポートをつとめた時のライヴ。後に拡張盤やアレサ名義での完全盤もリリースされているが、オリジナルを聴き倒していたのでこれが一番しっくりくる。ド頭の「Memphis Soul Stew」から最高。’ファットバック・ドラム’、バーナード・’プリティ’・パーディの必殺「ダチーチーチー」、ジェリー・ジェモット、コーネル・デュプリー、ビリー・プリンストンにメンフィス・ホーンズ。悶絶。


70位~61位


70.Pharaohs/Awakening(1972)

70.Pharaohs/Awakening(1972)

モーリス・ホワイトとの繋がりあり、その後アースに参加するメンバーもいたグループ。アフロ色強いファンクはまんまアースみたいな曲もあり。後年の発掘ライヴも黒くてアフロセントリックで最高。アース聴くならこっちも聴いてね。


69.Grateful Dead/American Beauty(1971)


「70年代ベストアルバムランキング」にも選出。
NROTPSのメンバーも招集してマンドリンやバンジョーと言った楽器を織り交ぜつつ、魅力的な「うた」にコミットした名作。ヨタヨタとしたコーラスも摩訶不思議なトリップ感を漂わせる。 

68.Voices Of East Harlem/S.T.(1973)


チャック・レイニーやコーネル・デュプリー、ジェリー・ジェモットが参加してはち切れんばかりの若さを炸裂させた1stからグッと大人になった2nd。カーティス・メイフィールドやリロイ・ハトソンのプロデュースで素晴らしいソウル、ファンクを聴かせてくれる。何の衒いもない、シンプルでストレートな素晴らしい音楽。

67.Parliament/Clones Of Dr.Funkenstein(1976)


ドクター・ファンクケンシュタインvsサー・ノーズ・ディヴァイド・ファンクの壮大なるファンク・サーガは元ネタからして日本人にはわかりにくいので、詳しくは丸屋九兵衛氏や河地依子氏に聞いてくれって感じだが、このあたりのパーラはどれも似たようなものだけどどれも最高。その中でも一番よく聴いたのが本作。

66.Flying Buritto Brothers/Gilded Palace Of Sin(1969)


「洋楽ロックベストアルバムランキング」にも選出。
グラム・パーソンズはもっと評価されるべきでは。

65.Muddy 'Mississippi'Waters/Live(1978→2003)


ブルースの巨人の晩年のライヴ。オリジナルは1978年だが拡張盤のレガシー・エディションを。未発表だった2枚目のメンバー紹介のジャムっぽい「After Hours」からなだれ込む「Stormy Monday」が鳥肌もの。オールマンズで有名な「Trouble No More」等有名曲揃い。

64.Eugene McDaniels/Headless Heroes For Apocalypse(1971)


1971年すでに将来ヒップ・ホップのネタになることを予見していたとしか思えないような猛烈なブレイク・ビーツで幕開け。浮遊感や不穏感が強い他の曲もネタ使いされまくった。アルバム全体通して感覚は完全にヒップ・ホップ。「アパッチ」と並ぶヒップ・ホップのベースになった作品と個人的には思う。

63.Rusty Bryant/Fire Eater(1972)


「70年代ベストアルバムランキング」にも選出。
タイトル曲におけるビル・メイソンの暴走オルガンがヤバい。それが終わればイドリス・ムハマッドのドラム・ブレイク!

62.New Birth/Behold The Mighty Army(1977)


Nite-Litersの後を引き継いだ大所帯バンド。
タイトル曲や「Deeper」など、ディスコ的なノリもありつつもファットな音。

61.Counts/What'sUp Front That Counts(1971)


ファビュラス・カウンツから名前を短くしたデトロイト産バンドのウエストバウンドからのアルバム。腰の座ったズッシリと重い重心低めのファンクをこれでもかと聴かせてくれる。

60位~51位


60.Newban/S.T.(1977)

60.Newban/S.T.(1977)

「70年代ベストアルバムランキング」にも選出。
後にアトランティック・スターになるとは思えないほど熱いファンクをかましてくれる。ライナーによると本作も2ndも1974年録音ながらゴタゴタあり自分たちで権利を買い取ってギネスからのリリースになったらしい。


59.Beck/Sea Change(2002)


「洋楽ロックベストアルバムランキング」にも選出。
「Mutations」も好きだけど思い入れが強すぎる本作がやっぱりよい。ベックのSSWとしての魅力が詰まったアルバム。重く暗く、美しい。

58.Nite-Liters/S.T.(1970)


モータウンやマーヴィン・ゲイとの繋がりも強く、後にNew Birthになる基本インスト・ファンク・バンド。クールに負けないぐらいわかりやすい曲が並んで聴きやすいのにかなりのマイナーな扱い。歴史がほんの少しズレていたらこのバンドがクールの立場になっていたかも。

57.Rolling Stones/Let It Bleed(1969)


ブライアン・ジョーンズとミック・テイラーがそれぞれ微妙に加わる過渡期的作品。ライ・クーダー、レオン・ラッセル、バイロン・バーラインといったミュージシャンの力を借りてアメリカン・ルーツの深淵へと迫る。「Gimmie Shelter」や「You Can't Always~」みたいな大曲より「Let It Bleed」のダルでルーズな感じが大好き。ステュのピアノも最高。

56.Gary Barts & Ntu Proof/I've Known Rivers And Other Bobies(1978)


モントルー・ジャズ・フェスティバルでの音源。メンバー全員アフロ頭でジャズ・ファンクやフリーっぽいスピリチュアル・ジャズを聴かせてくれる。余談だが頑迷なるジャズ愛好家がマイルズ・グループ時代の彼を酷評しているようだが、レア・グルーヴからは熱い評価を受けている。

55.Skull Snaps/S.T.(1973)

髑髏ジャケに「レア・グルーヴで1,2を争うネタ」という事前情報を持って聴いたらヴォーカル・グループで思いっきり肩透かしを食らった思い出。「It's A New Day」「Trespassing」「I'm Your Pimp」「All Of A Sudden」などネタとして有名なファンクがやはり最高。

54.Machine/S.T.(1972)

Machine/S.T.(1972)

Whatnutsヴァージョンでも知られる「Why Can't People (Be Colors Too?)」を筆頭にざらついたファンク、ソウル。録音状態も含め溢れ出るB級具合が溜まらない。


53.Woodon Glass(Billy Wotten)/Live(1972)


正に「レア・グルーヴ」の代名詞的な1枚。当時は全く話題にならず2000年代にイーゴンか誰かが発掘した名盤。熱いジャズ・ファンクやとろけるメロウネス等最高。音質があまりよろしくない所も含めレア・グルーヴ。

52.Velvet Underground/White Light White Heat(1968)


「洋楽ロックベストアルバムランキング」にも選出。
垂れ流される暴虐のノイズ。名盤企画で「バナナ」を推す奴は信用できないが本作を推す奴は信じるに足る。

51.Weldon Irvine/In Harmony(1972)

「70年代ベストアルバムランキング」にも選出。
名盤が多いのでどれを選ぶか迷うけどいつも結局たどり着くのはストラタ・イーストからの本作。全作名盤だが発掘盤で自身が手掛けたミュージカルのサントラという「Young,Gifted And Black」も大好き。


まとめ


とりあえず50枚。

80~100位ぐらいまではランク外の作品と入れ替わってもおかしくない激戦区。
というかやっぱりランク付けって難しい。その日ごとに自分の中で順位が入れ替わる。全部上位にしたい。

残り50枚は次回。


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