シリュウの物語vol.14「IT(システムエンジニア)入社5年目、手取り16万円、貯金0という現実」
どうも、都市伝説&陰謀論をミカタにつけたIT経営者@シリュウです。
プログラマーとしてデビュー以来、必殺技を編み出した僕は何とかこなせるようになります。
プログラミングなんてコピーで十分
プログラミングを始めた当初は「ポインターって何やねん。アドレス?住所か?意味わからん。」、「1bit右にシフト?シフトしてどないすんねん。意味わからん。」という状態でした。
でも激務をこなしていくと法則があることを閃くのです。それで編み出したのが「すでにあるプログラムから似たような部分をコピペ。あとは良い感じに修正する。」という必殺技。
僕が入社した時期は、I.T.業界が成熟した状態。すでに先陣を切ってくれた、
天才の諸先輩方がプログラムを作ってくれていたのだ。
だから「新しいコレを作って!」という仕事は少なくて大体は「ここの仕様を変更して」といったものが多かった。
また「こういった仕様を加えて」と依頼されても天才たちが作ってくれたプログラムがたくさん。
もし、I.T.業界の始まりだったら僕は生き残れなかったかもしれない笑
入社5年で手取りは16万
そんなこんなでプログラミングを難なくこなせるようになった。とにかく記憶力が半端なく良い。(映像で覚えている)
何百ページにも渡る仕様書を覚えたことで後輩から「これってどういうことでしたっけ?」と質問された際に「それはね〜。◯◯仕様書の◯ページ目の下の方に書いてるよ。」とサラッと答えたりもした。
まるで「歩く仕様書」状態。お客さんとの交渉などもうまくこなし評判も良く、会社からの評価も良かった。新しいプロジェクトが始まれば「またシリュウさんを呼んで欲しい」と会社へオファーが来るほど。
でも、給料は一向に上がらない。「毎年2000円上がれば良いレベル」逆に「出向手当10000円を削除」という美味しい手当てを全社員から排除されマイナスになる始末。
毎月届く給料明細を見ると「手取り16万円」(残業時間0の場合)の文字。評価が低い同僚になると、もっと給料が安い。彼は「給料明細が届いても見ずにゴミ箱へ捨ててる」と言っていた笑
さらに、不景気を理由に
「年4ヶ月分のボーナス」
↓
「年2ヶ月分のボーナス」
へと半減。
残業代はしっかりと出たけど・・・
IT業界に就職した友人に話を聞くと「残業100時間で残業代0」なんてことも言っていた。
さすがにそれはブラック過ぎるやろ。。と諭したがなかなか辞めない。彼は、完全に会社に飼いならされていた。
しかし、僕の会社はまだ大丈夫だった。残業代は、しっかりと出る。でも「毎月の残業時間が100時間」なんて当たり前。
寝る
↓
起きる
↓
仕事する
を繰り返す日々。楽しいことなんて何もない。アトピーもひどくなり辛かった。
結婚を意識し始める
彼女(現在の妻)と付き合って3年。同棲も始めていた。しかし、結婚に踏み切らない僕。
シリュウ:結婚は30歳くらいで良いかな〜
なんてことを言っていた。ある日、
彼女(今の妻):結婚する気がないならムリ。私は他の男を探しに行く。合コン行って婚活してくるわ。
と、彼女がキレた。前々から「結婚は30歳かな」発言にイラっときていたようだ。焦った僕は遂に結婚を考え始める。
しかし、
「入社5年目、手取り16万円、貯金0」
改めて意識してみると相当ヤバイ。この時に思ったのが、
「結婚する」
↓
「子供が1人産まれたとする」
↓
「そうなったら、奥さん働かれへん」
↓
「あれ?手取り16万で貯金0ってヤバくね?!どうやって養えるの?」
と初めて気づく僕。プライベートでの無能ぶりには我ながら情けなくなる。
ちなみに貯金0なのは、まだパチスロを辞めれてなかったから。彼女にバレて禁止令が出ていたが隠れて打ちに行っていた。。
パチスロ依存症になったお話は↓で。
再び稼ぐ方法を模索
社会人2年目で情報商材を購入した経験がある僕。
「今度こそ稼ぐ方法を見つけてやる!」と初めて本気になります。必死でネットで調べて出てきたのは、
「株式投資法」
「FXシグナル配信サービス」
そもそも貯金0。軍資金がない。投資という言葉が怖い。却下。
「競馬予想サービス」
これも貯金0。軍資金がない。というか超絶怪しい。却下。
「アフィリエイト」
サイトを作ってインターネット上に自動販売機を設置するイメージ。うまくいけば数ヶ月に一度、サイトを修正するだけで半不労所得。毎月100万円も夢じゃない。と良いごとだらけの謳い文句。
アフィリエイトは「仕事をしたくない」というヨコシマな感情を持つ僕にはうってつけの副業だった。これしかない!と直感で選択。
この選択が今の僕を作ることになる。しかし、現在の状況を作るまでめちゃくちゃ大変だった。
ただ、これまでの僕と違っていたのは「諦めなかった」ということ。結婚という人生最大のイベントがなければ絶対に諦めていた。まさに、
「結婚を機に成功する典型パターン」
そういった意味でも妻に感謝しても感謝しきれない。妻への感謝を絶対に忘れてはいけないのです。
次回は絶対に会社を辞めて独立してやる!と覚悟を決めることになったきっかけについてのお話です。↓
10分の動画で分かるシリュウの信念・理念(ドローマイライフ)
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