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辛い時に、手を貸してくれる人と、手を離す人。

とある企業さんの過去最大?のチャレンジとなる事業について

少しばかりお手伝いをしている。

その企業さんはベンチャー企業で、割けるリソースは全て開発に回されるため、私がやっている企画・渉外の仕事はボランティアという立場でお手伝いをしている。

お仕事となると金銭面ももちろん気にするべきだけれど、

そんな理由など今回は関係なく、

純粋にこの仕事をしたい、この人たちの力になりたい、ここでやらなければきっと後悔すると思い、ボランティアでお受けしたいと申し出た。

(私の判断軸は、楽しいかどうかと、後々後悔するかどうか)


もちろん初めてのことばかりだし、私も経験が無い分野だったりもするので、

いちいち悩み、壁にぶつかる。

でも担当者さんと一緒に話し合いながらここまでやってきた。

今の自分たちにできることを、

最小のコストで最大の効果が得られるようにと、企画を進めてきた。

もちろん自分たちだけで全て賄えるわけもなく、

様々な関係団体・企業に相談や協力を依頼する。

そうすると、対応が2つに別れる。

「大変だけど、手伝うよ!」という人と、

「いやーこれはさすがに無理だわ。今回は遠慮させて」という人。

たしかに我ながら無理なお願いをしていると思っている部分はあるし、相談すること自体申し訳ないと思ったりもする。

でもこの事業には夢があるし、未来があると私は信じている。

私の伝え方が足りないのかもしれない。

でも対応がここまで別れるのだなあと、なんだか勉強になる。

辛い時に、手を貸してくれる企業・団体・人には、今後も何かしらの形で恩を返したいと心に誓う。

一方、辛い時に冷たく対応された人は、やっぱりどこかわだかまりが残る。

実は当初の企画がある程度固まった段階で、とある大手企業が一緒にやってくれる、という話になった。

私たちにとってもこれは非常に助かるし、思い切ってこれまでの企画をストップして、新たな企画に挑もうとした。

ところが直前になって、いろいろなリスクを考慮した結果(あとノウハウが無いため)、やっぱりできない、となった。ここにきて、だ。

こんなことなら、当初の企画の準備を粛々とやっていた方がまだマシだ。

今から巻き返すなんて時間がない。でも巻き返すしかない。


その企業さんはもちろん謝ってきたし、企業担当者さんとは一心同体くらいの気持ちでいたので非常に残念。

「次はぜひ」と言っていたけれど、こういう時に「次」なんて無いと思う。

やっぱりどこか気持ちにわだかまりは残る。

でも気持ちを切り替えるしか無いし、一緒にやっているベンチャー企業の担当者Kさんはメンタルが異常に強くて「まあ仕方ないですね。自分たちで(当初の企画で)やりましょう」となった。

Kさんが冷静だから、私も心が救われるし、冷静になれる。

こんなことで立ち止まってはいられないのだ。

しかし、夫によると、昨晩私は寝言で、大声で言葉にならない文句を叫んでいたらしい。

しかも2回も。笑

さすがに相当精神的に堪えているらしい。自分でも笑える。笑


実家が自営業なのだが、父が昔言っていたことがある。

「相手が辛い時は1度は助ける。2回目は厳しいかもしれないけれど、1度は絶対助ける。事業を続けていれば辛い時は必ずある。こういうことはお互い様なのだから。」

父の言葉がひしひしと感じられる出来事だった。

というわけで気持ち切り替え!!



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