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コラム(仮)「全き困り事」

2024.01.13 編集部のようす

渋谷〇〇書店に出店!

渋谷〇〇書店 https://www.hikarie8.com/books/about.shtml

目下Webzineの立ち上げに勤しんでいる毎日ですが、コンテンツ内に登場する本たちをそのままにしてしまうのはどこか寂しい気がして、シェア型書店「渋谷〇〇書店」の一画で、古本として売ろうかと思い立ちました。

「シェア型本屋」は、新しい書店の業態です。およそ30cm四方のボックスを個人に貸し出して、共同で書店を運営します。棚ひとつひとつを月額で個人に貸し出し、利用者は「棚主」と呼ばれて店舗運営に参加します。

https://www.hikarie8.com/books/about.shtml

以前僕も伺って、何冊か買って帰ってきました。
どれも掘り出し物で、しかもお買い得でした。
色々な、愛情こもった書店が並んでおり、ただ見ているだけで時間が過ぎてしまう空間です。場所も渋谷ヒカリエの8階と行きやすく、もしお時間があれば是非寄ってみてください。

出店自体は先月から考えていたのですが、新規棚主募集のタイミングが来たため応募したところ2月から使えるようになるとのことです。

書籍の要約や、内容紹介は、動画や音声媒体でごまんとありますが、実際それを突然知ったところで、自分で買って読む気にはならないと言うのが正直なところです。
一方、互いによく知る知人友人や、師、上司からの紹介である本は、比較的買って読んだりすることが多いかと思います。

そういう場合は大体、「その知人が読んだからこそ引き出せた何か」による紹介があります。
私たちは、書籍を売る場合や紹介する場合には、内容の要約索引ではなく、そういった「生身の感想」が鍵になるのではないかと考えています。

その、「人と本とが交わる瞬間」の鮮度をそのままに、本と人を繋げたいというのが私たちの想いです。

そこで、コンテンツの作り方もそれを意識するのと、コンテンツ内に登場した書籍を、そういった「生身の感想」と一緒に販売することで、よりジャンキーな読書体験を紡げる場所を作ろうと考えています。

その場所となりうるのが、〇〇書店であると思った次第です。
私が店番をする日も時々あるそうなので、お時間が合えば、冷やかしにでも覗いて頂けるととても嬉しいです!

場所は、渋谷ヒカリエ8階、ShinQsの一角です。

Web制作の進捗

デモ

Webの制作にも勤しんでおります。
なにせ初めての試みなので、試行錯誤の連続なのですが、色々とリファレンスを集めて議論しては、構想してデザインするの繰り返しです。

本は、装丁から植字、レイアウト、書店まで、丁寧に作られて読者の手元に届きます。
それらをキュレーションするメディアが、デザインを疎かにするなどできるわけもなく、葛藤しております。

その上で、かなり参考にさせていただいているメディアをいくつか紹介させていただければと思います。

撮影の様子

まだ詳細は申し上げられませんが、WIPをちょい見せです。どんなものを企画しているのか想像してみてください!

でも実のところ、、、
この撮影データ、ほぼ吹っ飛びまして。
編集長の杜撰な管理体制によって、データがなくなりました。撮り直しです。

素人にしては、結構良い画を作れた気がしたばかりに、残念で仕方がありません。
と言うより、チームに平謝りです。マジでごめん。

写真は素人なのですが、見るのはとても好きです。
主にPOPEYEなどの雑誌のフォトグラファーや、好きなアーティスト周りのフォトグラファーは常に追っています。
実際にカメラを手に取ってみると、想像の何十倍も難しく、そして楽しいです。

企画ごとに質感と色味を調整するなど、迫力の出る画角など、色々と考えつつ撮影に臨んでいます。

コラム「全き困り事」

20年そこらしか生きていないが、流石に自分にはどうも解決できないことの一つや二つ、少しずつ理解してきた。

今日の朝起きたら、困ったことに私の苦手分野の知らせが飛び込んできた。

全き困り事

全く困るのが、失恋をした知人友人の扱いである。

幸か不幸か、私は崩れ落ちるような失恋を経験したことがないため、それらに根から共感することができない。

もっというと、羨ましくて、羨ましくて仕方がないのだ。

私は、泰然とした態度でいようと心がけ、テキトーに生きようと“心がけて”いるのだが、それは自分の慎重さ、ビビリであること、みみっちさの裏返しなのだ。

そんなのだから、大失恋をするほどの賭けに打って出られない。

失恋が羨ましくて仕方がない。そんな手前、目の前で失恋した人間がいたとして、心から労り、気持ちを察し、適切な言葉を投げかけられるだろうか。
そのフリをすることもできない。どうされたら嬉しいかとか、全くわからないからだ。

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