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【月刊 キャンパスライフジャーナル】 2023年11月号

★ ★  目 次  ★ ★   
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●今月のキャンパスライフ報告
●学校より 「カッコいい背番号」
●学生寮より 「お風呂で裸の語り合い」
●編集後記
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● 今月のキャンパスライフ報告 ●
 
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 食べたらお金持ちになれるお菓子ご存じでしょうか(写真)
 学生寮の夕食の通い調理スタッフにフレンドリーな台湾とタイのハーフの方がいらっしゃるのですが,「食べたらお金持ちになれるよ」とタイ菓子をいただきました。このタイのお菓子はフォイトーンといって,お正月や結婚式等おめでたい時に食べるそうです。この黄金色の細麺スイーツ,スイーツ大好きな甘党の私でもビックリする激甘で,すぐにコーヒーが飲みたくなりました。日本にない食感と甘さ,自分が知らない異国のお菓子を食べて,経験値が少し上がりました。
 
 
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● 学校より 「カッコいい背番号」 ●
 
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◆【カッコいい背番号(11月10日)】
 
 講義中,スポーツ選手がユニフォームにつける背番号について,教授の雑談がありました。「どうして背番号に√(ルート)とか,π(パイ)とか,マイナスの数字とか,分数や少数が無いのでしょうか。そんな背番号の人がいたら,数学得意そうでカッコいいのに」というものでした。
 
 確かに,そう言われてみると背番号は0番や00番は見たことがあるものの,正の整数(自然数)ばかりです。野球の球場内でウグイス嬢が「バッター〇〇,背番号√(ルート)17」とアナウンスしたら,カッコいいかもしれません。なかなか面白い発想です。人と違うことをしたい人,目立ちたい人にもお勧めのアイデアですね。
 
◆【プレゼン準備(11月21日)】
 
 4~5人のグループがプレゼンテーションをするとき,どのように進めますか。
 役割分担を決め,誰が何のスライドを作り,誰がどういう順番で本番当日にしゃべるか等,とりあえずメンバーで話し合うかなと私は思ってしまいます。
 
 前学期でも,グループプレゼンの課題があり,私がいたグループはグダグダで,何も話し合わず月日が流れ,機能しませんでした。ほったらかしで知らん顔だったメンバーが,発表の直前,しかも授業中に「(プレゼンの)最初の所だけちょっとしゃべらせてもらっていいですか」と言ってきたので「しゃべらなくていい」と言い返したのが4か月前。そんな経験があったので,今回のグループプレゼンもあんまり期待はしていませんでした。
 
 案の定,後学期のグループでするプレゼンもグダグダでした。しかし,初めての経験をしました。良い経験だったのか悪い経験だったのか,よく分かりません。何と,また一度もグループと会話せず,打ち合わせもせず,プレゼン発表当日を迎えてしまいました。私を含む5人のメンバーではLineのグループはあったものの,やり取り無し。また,前回といっしょです。

 発表5日前に,グループのメンバーから「送ったんで確認しておいてくだせぇ」とメッセージがきただけ。それだけ。何をどこに送ったのか?そして発表当日を迎えます。 当日会っても,ほとんどのメンバーは不安な様子もなし。どんなメンタリティーしているのだろうと思ってしまいました。グループプレゼンはお互いの得意不得意をカバーしあうのが良いですね。「ほったらかしにしたら,誰かがやるからワザとほっといているんだ」というのは,かなりムカつきます。楽でいいのかもしれないけど,信用なくすよ,と思ってしまいました。
 
 良い人同士の遠慮の人任せも,結局は「ほったらかし」をしているので同じことで「私が何とかする」というバイタリティーがある人,エネルギーのある人,グイグイいく人って,あんまりいないなとふと思いました。 この男の子,あの女の子のこと気になっているなと感じることが大学生活ではありますが,なかなかグイグイとアグレッシブにいかないもんですね。
 
◆【授業中,教授が学生にブチギレ(11月24日)】
 
 後学期が始まり約2ヶ月が経ちますが,ある授業で,宿題を2ヶ月間全くやってない学生。1週間前にあった中間テストは忌引きを理由に無断で休んだ学生。先週のテストを欠席し1週間前の地下鉄遅延証明書をもってテストを受けようとする学生,しかも,2コマある講義の前半を欠席し,提出期限の切れている提出物を1週間後に持ってくるという学生がいました。
 
 普段温厚な教授ですが,「不正・不誠実・嘘,断固として許さない。単位はない。0点」と他の学生達の前でそれらの学生達にブチギレました。
 
 教授の立場にたつと,中間テストはもう受けられません。宿題の提出物は期限が過ぎているので受け取れません。成績は0点です。毅然とした態度で対応すればいいと思いました。
 
 学生の立場で物事を見ると,授業や宿題の内容が分からなかったら教授に質問ですね。その質問に対して,教授がいい加減な対応をしたなら,教授に対して怒ってもいいと思います。怒るとはいっても,教授を怪我させるとか乱暴なことをするのではありません。学科長や学部長のようなしかるべき人,大学に報告して調査してもらうことです。報告することで,気持ちが多少はスッキリするでしょうか。
 
 お互い「自分に非がある」と思って反省しながらも,我慢は教授と学生のお互いにとって良くないと思います。妥協や見て見ぬふりは事態が悪化する一方なので「やられたら正当なやり方でやり返す」ことは大事だと思います。
 
 最近ニュースになっている,同僚の若手選手へパワハラしていた楽天のピッチャーへ,被害者達がやり返しています。そもそも,他人と揉めない「いいひと」がそもそもターゲットになりやすいので,きっちりと正当なやり方でやり返している若手選手達に「その調子でどんどん行け」と思っています。
 
◆【命の危険を狙われる学生(11月27日)】
 
 講義で教授が,以前,あるコンサルタント会社が大学にきて,アルバイトをしてくれる誰か良い学生はいないかと,求人にきたそうです。
仕事の内容は,洪水時の河川の流量測定だったそうです。洪水時って,誰が聞いても危険だと分かります。ひざ下までの流量の川に入るくらいならまだしも,流れが速く,水位も高く,立木等も流れてくる危険の川の調査。そんな仕事をアルバイトの学生を使ってやろうとする会社や人が世の中にはいます。怖いですね。
 
 大変な仕事,危険な仕事,不正をやる仕事は人の良さそうな人にやらせる,そんな人いませんか。私は今まで結構いました。そんな職場に勤めたくないし,そういう人とは関わり合いたくないので,私はとっとと辞めてしまいます。私の経験では,そんな人とは,なるべく関わり合わないようにするのが一番です,本当に。逆に,仕事仲間に恵まれた時もありました。結局,「人」なんですよね。
 
◆【一緒に頑張ろう(11月28日)】
 
 講義では,パソコンのエクセルを使ってグラフを作っていました。しかし,ケアレスミスをしてしまい,その修正ばかりしていて,肝心の教授の説明は全く聞けずじまいでした。
 
 私の横に座っていた2002年生まれ21歳のハーフの男の子,良かったです。私に対して「僕も分からないから,一緒に頑張ろう」と上手な日本語で,サムズアップのグットポーズをしながら励ましてくれました。「この子,良いな」と思いました。こんな良い学生と一緒に勉強できるなんて,私は幸せ者です。
 
◆【授業中,教授が学生にプチ切れ(11月30日)】
 
 今日は,1週間前にブチギレした教授と違う先生が,授業中ちょっとだけキレました。
 プチ切れです。授業が始まっているのに,遅れて教室に入ってくる学生が次から次へと10名程いて「もっと申し訳なさそうにして入ってきなさい」と。また,授業中も私語で学生がうるさかったので「うるせえなぁ」と注意するというか本音を言った感じでした。私もそうですが普段優しい人は,怒ったら本当に怖いから,気をつけましょう。
 
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● 学生寮より 「お風呂で裸の語り合い」 ●
 
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◆【お風呂で裸の語り合い】
 
 11月21日,大学で教授と個別面談がありました。
 教授から「最近どうですか」と色々聞かれるわけですが,教授から「学生寮でコミュニケーションはとれていますか」と質問を受けました。そう言われて振り返ると,先週末,寮のお風呂で,寮生の学生さんと30分程湯舟の中で語り合いました。年末年始はどう過ごすか,大学院に進むには今後何を取り組めばいいのか相談され,大学の成績や家族のこと等,内容は色々でした。気持ちの赴くままに裸で語り合うのは,なかなか良いですね。
 
 学生寮では35人程の寮生がいますが,話をする人,挨拶だけ交わす人,私と話したそうだけど話しかけられない人,全然話も何もしない人,色々です。
 
 学生寮に限らず,大学生活でもそうですが,「人の名前をあまり呼ばないな」と感じていました。都会だからなのか,地方で生活していた時と比べて,違和感を感じていたのは,お互いがあまり名前を呼び合わないことです。都会は人がいっぱいいて,一人一人名前を憶えていられないのも確かに分かりますが,私は名前を呼ばないと人と人の気持ちの距離が遠く感じてしまいます。名前で呼ぶと親近感が湧きますね。
 
 そもそも,私は大学の授業についていけず,いっぱいいっぱいで話しかけづらいオーラがでているなと思う今日この頃です。
 
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● 編集後記 ●
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 秋と言えば文化祭。
 通学している大学の文化祭に初めて行きました。すごい人の数。屋台の前には大勢の来場者。人で溢れかえり,歩いて進むのも困難な「おしくらまんじゅう」状態。コロナウィルスの感染なんて,誰ももう気にしていないのでしょうか、と思うくらい久々に見る「密」状態でした。文化祭は良いですね。学術展へ行くと展示物について学生さんが色々と詳細を説明してくれました。説明してくれた学生さん達,何だか楽しそうでキラキラしていて,何だか嬉しくなりました。大学生って良いですね。文化祭は,サークル活動や研究会の展示,演奏会,他学科の展示物等いろいろと盛りだくさんで楽しかったです。
 今後も無理をしない程度に執筆をしたいと考えています。

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