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折り紙

今日はボイトレの後に藝祭に行きました。 めちゃくちゃ混んでて例年(昨年は行ってないけど)と何か変わったのか?と思った。 デモを作るにあたり、何か試したいことがあれば体が勝手に動くんだけど、いまそれがなくて行き詰まっている。もっと何かあるはずだ、、そういう時に藝祭とか展示にいって脳にカンフル剤をキメる。2時間歩き回ってざーっと絵画や彫刻作品を見させていただいて、何かひらめきはしなかったものの、好きな作品はいくつかあったし、絵画棟も階段で7層分登り歩いて楽しかった。 写真は1

    • 9月2日

      安いギターを買いましたと前回のエッセイで書いたのだけれど、コストを下げるために部品を減らしているためオクターブチューニングが合わない(要はブリッジがテイルピースと一体型のバータイプ)。開放弦のチューニングを合わせてもブリッジ側(右手側)のポジションで音を出すと音程が悪いのだ。そういう性質のものだとわかって買ったし、ジャカジャカ音色を楽しむ分には問題ではないけど、それを使って録音しようとすると急に話が変わってきてしまう。なんかズレてるなぁとこの一週間、少しずつ調整してみたけども

      • きみの色

        昨日は3人で12時に集まり、19時過ぎまで5軒飲み屋をハシゴした。お腹もパンパン、ビールもこれ以上は喉を通らないほど飲んで、さっき起きた重い体でノソノソと洗濯機を回し、バーガーキングの期間限定のパインが載ったバーガーを食べた。 5軒も回ってフラフラと一度帰ったのだけど、まだ20時だと言うので隣駅に映画を見にいくことにした。寝ようかと思ってTwitterを開いたら「きみの色」という映画が前日公開されており素晴らしいとインターネットが言う。イメージビジュアルにリッケンバッカーを

        • III DAYS

          フジロック2024行ってきました、前夜祭と帰りの1日いれて5日間。 めちゃくちゃ体力使った、夏をぎゅっと凝縮して味わった3日フル参加でした。フジロックに3日間参加するという難航船に一緒に乗ってくれて楽しく遊んでくれた友達に感謝。 感想を書くのは難しいけれど、頭のなかで自分が感想をずっと述べており昼寝もできないので筆を取ります。 キラーズ、圧倒的なロックエンターテイメントショーで本当に完璧に楽しませていただいたマジにロッケンロール!!していました。次の次のアルバムはロッケンロー

          メリー

          ほんの少し前に実家の犬が亡くなってしまい、ポカンと小さな穴があいたような気持ちで暮らしていた。 ワンマンライブで新曲を5曲くらいやる予定で、ゴールデンウィークを皮切りに先月ガッと曲の屋台骨となるものを5曲とも作った。そこからは曲自体のストーリーを一曲一曲につけて行くんだけど、余程自分のなかでしっくりくるテーマじゃないと書けないので、この6月は極力予定を入れずにノートと睨めっこをしていた。犬のメリーが亡くなったこともあったから、メリーをテーマに曲ができたら良いななんて思ったん

          中井設計展

          ミュージシャンなんてなれるわけない、ごく限られた才能と運のある人だけがやれる職業なんだ、辛くて厳しい人生になるのは目に見えている、お前には無理に決まっている。 中学3年生の3者面談で担任の教師と母親の両方からそうやって言われた。 音大に行きたい?行ってどうするつもりなんだ、音楽家になんてなれるわけがない、いつまでそんなことを言っているんだ、誰が金を出すんだ、普通の大学に行け。音楽は趣味で楽しみなさい。 高校2年生の3者面談で担任の教師と父親の両方からそうやって言われた。 なぜ

          中井設計展

          黙って喋って

          ヒコロヒーさんの小説集「黙って喋って」を読んだ。とても短いお話がたくさん収録されており、手元に届いてから割と長い期間、少しずつ読み進むことができた。今ヒコロヒーの小説読んでてさー、と友達に話すと、なにそれ、と返ってくる。カス男に翻弄される女性の話がいっぱい入っててね、と説明はするものの、お勧めするとあなたも共感しますよね?と言っているようなものなので特にオススメはしないものの、ヒコロヒーさんの描く妙に説得力のある心情表現や男女のやりとりを柔軟に表した物語に、あぁ女性側はこうい

          黙って喋って

          夢の話

          3人で田村ゆかりのヨーロッパツアーに参加することに! 後から合流する予定のまさしくんがクルマをレンタルしてくれているはず、とのことで山に囲まれた砂利敷の広い駐車場を見渡してもレンタカーなんて置いてそうな所はなく、今にもこれから返却されそうなキャンピングカーが一台あったけど、アウトドア的な荷物を背負った外国人達がハイエナのように遠巻きにそれを狙っていたのでちょっと無理そう。仕方なく、乗れるものに乗ろうということでデパートかなんかに行きそうなシャトルバスに乗ることに! バスのなか

          曇桜

          とにかく身体を動かしたくないので、歌の練習が嫌いだ。横隔膜とかがしんどいので。 でも今日は思い立ってギターを弾きながら歌を歌い、歌ったことのない歌のコードを調べて何曲か歌ってみたりして、最初に練習していた歌に戻ってきたら格段に声の出が良くなっていた。楽しい、楽しいぞ、とテンションがあがり、歌を歌っていれば人生はハッピーなのでは?といつものことながら同じ答えに辿り着く。絶賛インストのアルバムを画策している中で、やっぱり歌なのでは?と邪念が生まれてしまった。こうやっていろんなこと

          ラランドのショートムービー「点」を観ました。 素晴らしい作品をみていてもたってもいられなくなり、こうやって筆を取っている。 何かにつけて自分語りしたいお年頃なのか、それとも毎度作品に接した直後は感想が出てこないのだけど、私はこんなことがあってね、というのを書きたい。 私自身も大学に入る際は浪人したのだけど、ここで描かれているような悔しい思いや目の前の課題に全力で取り組んだみたいなそんな思い出とは真逆であった。新しくできた友達、思いもよらない恋愛や、思いもよらない入院、そのあと

          バルセロナ

          人に話しても笑われて終わるんだけど、バルセロナの教会でBUMP OF CHICKENの曲を聴きながら泣いていたことがあって、なんでそんなことになったかというと心の奥底に追いやってしまった本当の自分を救いに行こうって曲がガツっと刺さりまくってしまったからであり、旅の中で自分もそうやって追いやってしまっていたことに気づいて藤くんが言っているのはこれのことか!と改めて理解した音楽の尊さ、自分がやりたいのはこういうことなんだよな!と具体的な体験が20代にしてなお目の前に現れた嬉しさと

          バルセロナ

          200ヤード

          今日はシミュレーションゴルフにいった。 今月頭に行った時は全然球が飛ばず失笑の的であったが、昨日のエッセイにあるように3月はある程度時間があったので会社帰りにそのまま練習に行ったりして少しずつかつ定期的にクラブを振っていた。その甲斐あってか今日はかなりまともな当たりで、80分間快音を響かせたものだ。とはいえダフリやトップが減ったという意味で、まだまだスライスしてしまうのが常。飛距離はでるもののラウンドに出たらファー案件多数である。 シミュレーションゴルフのいいところは複数の

          VIBES

          いつもまばたきで挨拶してくる子にまばたきで返したら意表を突かれたような顔で笑ってくれた。 なかなか思うように参加できない会議で、ずっと未完成の曲が頭の中で鳴っていた。こうしたら良いんじゃないか、と何度も考えた手法でも、ある時ふと、これだ、と思うことがある。今回もそれで、ワクワクしながらギターを手に取りその昔作った曲を思い出しながら弾いた。 透明なスープも美味いが、何が入っているのかわからないドロドロに煮込んだスープをリピートしたい。 好きって言うのは難しいけど、それまで

          VERB

          昨日今日と気圧変化が大きく、頭が痛い。 朝起きたら喉が痛く、イビキでもかいていたのかと思ったが一日中痛いのでこれは季節の変わり目の風邪かもしれない。 さっきから僕の心のヤバイやつのアニメをずっと観ていたのだけど、主人公の市川が高熱を出したので私も自分の不調を自覚し、身体を温めようと湯船に浸かることにした。 ここ一年は本当に仕事に忙しく平日はぐったりして制作どころではなかった(ただしキーとなるアイデアはそういう時に生まれる)。 今月は年度末に竣工する案件が多く、定時で帰れる

          値上げ

          団体客でうるさい町中華から帰ると、ポストに大家さんからの封筒が入っていた。ただただ宛先と、送り主の名前が入ったものだ。 これは十中八九クレームの手紙だと察した。最近模様替えをしたため、スピーカーの配置や配線を一新したので音量感のデリカシーが狂っていたかもしれない。比較的大きな音で葬送のフリーレンを観ていたし。新しいギターを買ったのでアンプのノブを上げて楽しんでいたのは否めない。クレームと戦う中井は茶色い封筒を乱暴に開け、3つに折り畳まれた白い紙を広げる。拝啓 時下ますますご清

          東京ドームに行けなくて

          渋谷公会堂で観ました。 これ以上ない最高の4時間だった。 これまでラジオを聴いてきた全ての時間と全ての自分が肯定された。ぼくらは彼らの一部始終を聴いてきたし、同じ時間を生きてきた。エッセイが出たら泣きながら読んだし、レギュラーが決まったら毎週TVerで観た。TVerが無い時代からラジオを聴いていたし、レギュラー番組が流れたのはTVerが生まれてからだ。バラエティに出演する彼らのことはあまり観たことはないけれど、その都度起きた特異な出来事はラジオのトークで知っている。彼らのこと

          東京ドームに行けなくて