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心を豊かにしてくれる人

先日、あるイベントのZoomで、初めてお会いした陽菜さんが、ご自身の事についてnoteを書かれると伺い、大変楽しみにしていました。

彼女らしい言葉が並ぶnote。今の時代を行きていく為の金言、今の時代に心がけておくべき金言が並んでいました。若いうちに知って欲しい事が書かれていました。

まずはこちらのnoteを見てみて下さい。

初めてお会いした時から、他の人とは違う気遣い、相手と話をする時の間合いは、相手の呼吸にあわせておられるのかな、と感じていました。そして、noteを拝見すると、私はその考えを強くしました。

このnoteに書かれている事は陽菜さんご自身が感じた事が綴られているのですが、この言葉を紡ぐには、ご本人の人の良さはもちろん、ご家族や周りの方々から得られた良き影響が紡いだ言葉であると感じています。

そして、この紡いだ言葉は、昨今、目標を見失って右往左往している方、将来を不安にしている方、SNSや周囲から自分の意図しない返答や連絡があって疲れてしまった方に、一つの新しい視点、一つの新しい答えとしての「選択肢」として、見てほしいのです。

人は人それぞれですが、選択肢が少ないと、その人生がつまらないものになってしまうかもしれません。例えば、高校生の大多数は、大学や専門学校という進学先が存在しているのを認知していますが、実際に進学するかどうかは別としても、進学して得られる事は何なのか、知らない人が多いのです。

今の時代、進学するにしても、日本国内外の選択肢もありますし、就職や企業だって選択肢です。ただ、その選択をした時に、どういった展望があるかの情報がないがために、選択肢として存在しない人生、そして、選択肢を得られないままの人生を過ごす方も多数おられます。なんとなく、自分が情報を持ち得ないまま「勉強が嫌い」だからという理由だけで進学を選択しないとか、その選択肢を選んだ事のない方(例えば、高校から先に進学した事のない人)から受け取った話から、本来とは異なる情報で判断するといった事があると、後に大きく影響を及ぼす事もあります。

決してそういった方々を否定する事はありません。その方の人生は色々あるので。ただ、選択肢を知っている事で「今は選択しないけどいつか選択したい」とか、「情報を知った上で選択肢として必要ない」と判断できるのです。例えば、大学へ進学する良さを知っているものの、ご家庭の都合で進学できない具体的事象があったとしても「今はお金がない、働かなければならないけど、大人になって大学に進学したい」という選択肢は残り、将来それが目標となって実現する可能性もあるのです。

少し話はそれてしまったかもしれませんが、そのような「選択肢」の中でも、昨今あるのは、SNSといういつでも連絡が取りやすい環境、プライバシーをオープンにする流れなのですが、これって田舎町が出身の私からすると、田舎生活あるあるでして、特別な事とは思いません。ただ、全国津々浦々が、この田舎生活あるあると近い環境になったがために、自分の考えとはほぼ合致しない考えの人と対峙したり、何故か攻撃されてしまう対象となったりと、意図しない状況が生まれ、最近では死を選択するという悲しい出来事にもなってしまいました。

今や、政治家だろうが、芸能人だろうが、有名なプロデューサーであろうか…っていうか、極論どんな立場の人にでも、1対1で話ができる世の中なのです。

そうなると、自分の考えに近い人はいいものの、(良い悪いとかではなくて)自分の考えに近くない人は絶対に存在します。なかには自分の考えにあうように何度も説得したり、自分の発言が悪かったと謝罪したりし続け、疲れてしまう方も多数おられるのです。

その中でも、陽菜さんのノートに紡いだ言葉を「選択肢」の一つとして知っておければ、もっと自分らしい選択ができる、自分を保護してあげられると思っているのです。

というのも、私がインターネットを利用し出した25年前、同じような事を体験しました。私が高校1年の頃、大人から受けた辛辣な言葉は、今となっては大した事ないのですが、その頃はショックが大きく、親にも相談できませんでした。流石に死を選択はしないものの、悩んだのは事実です。

ただ、その中にも、救ってくれた大人がいました。1人の大人に傷つけられても、10人の大人が助けてくれた。それがあって、今の自分があります。

そして、陽菜さんのノートに紡いだ言葉のような選択肢があったら、もっと悩まずに済んだと感じています。

1分だけでもいいので、彼女のノートを見てみて下さい。あなたの選択肢の一つになってくれたらと思っています。

何かお役に立てたようでしたら幸いです。