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「独立→成長→譲渡」が最も効率的な資産形成方法だということを数字で説明する

本記事と全く関係ないけど、これ信じられないぐらいすごい。
ヒューマンビートボックスで和音出してる。意味わからない。

本題。

私の仕事(M&A仲介)は、オーナー経営者が保有する株式を譲渡することで、その会社の所有権を他者に移転するお手伝い。

魅力的な会社のオーナーであれば、譲渡によって億単位、時には数十億円や百億円以上のお金を手にする。

資産形成を考えた時に、実は最も現実的で効率では無いかと思っている。

一方で、会社の生存率は10年で6.3%と言われていて、企業経営は甘いものでは無い。

少し矛盾するところもあるが、10年以上存続させられる経営力を前提とすると、その後に会社を売却することで大きな富を得られる可能性がある。

数字で少し紐解いてみる。

例えばあなたは年間5000万円の税引き前利益を稼いでいるとする。

あなたが社員であれば、年収は500〜1000万円ぐらいになるだろう。ここでは500万とする。
年収500万円の手取りはだいたい400万円ぐらい。
これを10年続けると合計で4000万円。

一方であなたがその会社のオーナーだったとすると、税率30%として、年間5000万円×70%=3500万円が会社に残る。
10年続けると3.5億円になる。
3.5億円の現金を保有し、年間5000万円の利益を上げる会社は、年倍法(純資産+利益の3倍)を用いると、5億円で売ることができる。
5億円に対して、株式の譲渡益は20%+復興税しかかからないので、4億円ほどが手残りする。

社員のそれとくらべて、10倍。

また利回り5%で10年で手残り4億円(税引き前5億円)を作ろうと思うと、3億円の元手が必要だ。
10%で回せたとしても約2億円の元手が必要だ。

そう考えると、会社を作って成長させるのが実は一番現実的だと分かる。

会社に依存しない稼ぐ力を身につけさえすれば、独立してのチャンスはあるはずだ。
また、10年生存率が6.3%というのも、実態としては事業がうまくいかなかったというよりは、事業が立ち上がった時に遊びに走ってしまったり、成長意欲を失ってしまうことが本質的な要因だと思う。

立ち上がっても堅実に成長意欲をもってやり続ければ、6.3%なんていう確率にはならないはずだ。

日本の再成長に貢献していきたい!!!

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