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【第17回】人生を振り返る【高校3年②】

半月ぶりの人生振り返り。
今回は前回の続きでバスケ部について。

まず高三の年に突如鬼監督が就任します。
これまで顧問はほとんど見に来ないバスケ専門でも無さそうな先生でしたが、なんと県大会優勝常連の高校の監督をやっていた(しかも厳しいことで有名な)先生が僕たちの高校に来たのです。
もともと自分たちで練習メニューや作戦を考えてやっていたバスケ部メンバーからすると有名な鬼監督が来ることには賛否両論。
実績がある監督が来ることを歓迎する人もいれば、やばそうな逸話をたくさん持つ(平手打ちしたときに相手がよろけるのを追いかけて平手打ちしてコートの端から端まで往復した、とか)鬼監督が来ることに拒否感を示す人もいました。

そして実際新しい監督が来てどうだったかというと拍子抜けするほど良いことしかありませんでした。
練習内容とかは全然変わったけど鬼監督というほど厳しすぎたり体罰があったりということはなく理論的で効率が良い練習、という感じ。
なによりこれまでは教える側(練習メニューを考えるキャプテンや中枢メンバー)も生徒、教えられる側も生徒で生徒同士の対立がしょっちゅうあったのが、教える側が鬼監督、教えられる側が生徒、という図式に変わったことで生徒側のまとまりがすごく強化された感がありました。
その結果春の大会で初めて県ベスト4に入ることになります。
当時の県バスケ界は4強と呼ばれる4つの高校が県大会のベスト4をずっと保っていたのでこれはなかなか大きな出来事でした。

この時の試合は今までの練習の成果と新しい監督就任による利点がすべて噛み合った感じがして見ていてすごく気持ち良い試合だった気がします。
ただこの春の大会はインターハイみたいに上に続く大会ではなく、結局夏のインターハイ予選では4強に勝てずベスト8止まりだったと思います。
さすがに4強と呼ばれて長年維持している高校はすごいなと思った記憶があります。(同じ対戦相手だったわけではなかったと思うが)

そんないろいろがあったバスケ部も夏のインターハイ予選が終わると引退です。
部活の時間というのは生活のかなりの部分を占めていたので部活を引退するといきなり時間ができたもののすぐ勉強に打ち込めるわけでもなくバンドをやろうにもメンバーたちは受験に備え始める頃でひたすらだらだらしていたような記憶があります。

とは言っても大学受験はするつもりだったのでいつまでもだらだらしているわけにいかず受験勉強を始めることになります。

というわけで次回は高三編③受験について。

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