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暗殺者のパスタ

最近ネットでよく見かける暗殺者のパスタ(トマトペーストなどを入れて乾麺のパスタをそのまま入れて焦げつかせつつトマトスープを足しながら作るパスタ)を作ってみました。
レシピはネットで調べてみたんですがなかなか良いと思えるのが無くて自分なりにバランス取ってやってみたつもり。(数日前に一回作って今日はそれを踏まえて作ってみた)

基本的にはすごくシンプルで材料はカットトマト水煮缶(レシピによってトマトピューレだったりトマトペーストだったり)、にんにく、唐辛子、パスタ、オリーブオイル、塩のみ。(今回は具が無いとさみしいかなと思ってシーフードミックス少し入れましたが)
分量はパスタ250g、トマト缶1/3程度で作りましたがこのパスタはあんまり分量とか気にせず好みで作ればいい気がします。

あと焦げを作るのは鉄フライパンが良いと書いてあるレシピもありますがトマトで皮膜が剥げることがあるので注意が必要。(使った後にシーズニングをやり直すなら問題ない)
でもテフロン加工とかのフライパンだと焦げが作りづらい。
うちはコーティング無しのステンレスフライパンを使いましたがこれがベストな気がしてます。


まずフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒めます。
しっかりオイルににんにくの風味をうつす感じ。
写真が無いですがにんにくが色づいてきたら取り出して(最後に使います)唐辛子を入れます。


次にトマトスープ(トマト缶をハンドブレンダーでなめらかにして1.5〜2倍くらいの水を入れて煮立たせたもの)を少し入れてそこに乾麺のパスタを広げて入れます。
トマトスープはフライパンの底面いっぱいにぎりぎり広がる程度。
パスタはフライパンが大きくてそのまま広げられるならそのまま、フライパンが小さければ折って入れます。
うちのフライパンはぎりぎり折らなくてもいけるんですが(ぴったり入らなくてもすぐ柔らかくなってきて入るようになる)ちょっとやりづらかったので今回は折りました。


ひっくり返したところ

中火で水分が無くなるまでいじらずに待ちます。
水分が無くなって好みの焦げ具合になったらひっくり返します。
しっかり焦がすと食べる時に焦げの歯応えが多めに残ります。
色づく程度にしておくと食べるときにはほぼわからないくらいになります。


トマトスープを追加。
スープを吸ってだんだんパスタが柔らかくなってくるのでほぐして混ぜていきます。
がっつり焦げを作りたいならあんまりいじらずに水分が無くなるまで熱するとひっくり返した面にも焦げができます。


普通の暗殺者のパスタは具を入れないみたいですが今回はここでシーフードミックスを入れてみました。
何か具を入れたいならこの辺のタイミングで入れるといいかなと思います。(最初の焦げを作るときに具があるとやりづらいので)


だいぶパスタが良い感じになってきました。
ある程度ほぐれたらパスタの固さを確認して好みの固さになったら完成。(味が薄かったら塩も追加する)
水分が無くなってもパスタが固すぎる場合はトマトスープか水を足して好みの固さになるまで繰り返します。
トマトスープを足していくとどんどん濃厚に、水を足すとあっさりした感じになるので味見しつつ調整するのが良いかなと思います。


完成。
シンプルなトマトソース系の味だけどスープをしっかり吸ったパスタが美味しいし焦げの食感も楽しい。
数日前に作ったときはトマトがもっと濃厚でそれはそれで美味しかったんですが、個人的にはあっさり気味のトマトソースがしっかりパスタに染み込んでて薄めの味だけど満足できる味にしたい、と思ったのでわりとイメージ通りにできたかなという感じ。
トマトの主張が薄めな分シーフードミックスの出汁もうまく出ていて美味しかったです。

暗殺者のパスタというとちょっと特殊なパスタっぽく扱われている気がしますが個人的にはお手軽トマトソース系パスタとしてけっこう応用効きそうだなと思ってます。
また良いアレンジを思いついたら記事にするかもしれません。

というわけで今日はここまで。

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