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【第34回】人生を振り返る【社会人-音楽スタジオ勤務①】

前回は火事の影響でいろいろあって勤務していたライブハウスが閉店した話でした。
今回はそこから系列の音楽スタジオ(レコーディング、リハーサル両方できるスタジオ)に異動して働き始めた頃の話。

時期としては2009年の年末あたり。
今調べたらこの時期は民主党鳩山内閣の頃なんですね。
当時はあまり政治に興味なかったし選挙も行ったり行かなかったりだったと思いますがそれでも政権交代は記憶に残ってます。


前回は会社からの連絡を待ちつつモンハンばかりしていたと書いていましたがスタジオ勤務が決まってからはけっこう忙しかったです。
会社に残ると決めたので出勤日数を稼がないといけない。
とはいえ今まで働いていた店舗が営業してない状態なのでスタジオの受付業務とか管理業務の研修に行ったり他の系列ライブハウスのヘルプに行ったり。(いろんな店舗と連絡を取って自分でスケジュールを管理するのはなかなか大変だった)
その中で高円寺ギアで予定されていたイベントの振替公演とか会社から離れるギアスタッフや関係者との情報交換とかもあったり。

異動先はスタジオ屋根裏というスタジオ。
ライブハウスとして有名だった下北沢屋根裏と同じビルの上の階にありました。(今はスタジオもライブハウスもありませんが)
スタジオ勤務はお客さんの対応をしたりお金のやり取りをしたりコンビニ店員の頃を思い出す感じもありました。
ただお客さんがバンドマン中心でけっこうフレンドリーな人も多くて楽しかったですね。
あと空いてる時間に掃除をしながら機材のメンテをしたり受付周りを片付けたり事務仕事をしたりするのは思ったより自分に向いてるなと思いました。
そういう作業自体苦にならないしライブハウスで毎日爆音の中で働くのに疲れていた面もあったかもしれません。

そして働き始めて1年もしないうちに入った時の店長が辞めることになって僕が店長をやることに。
急いで店長業務を引き継ぎなんとかこなしました。
受付、事務関係はまあ大丈夫だったんですがレコーディング関連の管理が大変でしたね。
もともとレコーディングができると言っても慣れた常設の機材をただ使ってるだけだったので、トラブルに対応したりメンテしたりとなると知識が足りず苦労した記憶があります。(突然レコーディング用のソフトが動かなくなって、でもレコーディングの予約が入ってて残業して店に泊まってネットで調べながら全部再インストールしてなんとか間に合わせたこともあった)

あとはときどき下北沢屋根裏でPAをさせてもらったりもして特に不満なくやっていた気がします。

次回はその後のスタジオ勤務の日々ととうとう現在の職場であるHILL VALLEY STUDIOとの関わりについて書きたいと思います。
2年以上かかって書きつづきてきた人生を振り返るシリーズもとうとう終わりが見えてきました。

というわけで今日はここまで。

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