誰だって綺麗になりたい

私は、自分の容姿に自信がもてない。
将来の夢も相まって、もう少し美人だったなら、と思わずにはいられない。

容姿の可愛い友人に「貴方は可愛くていいね」と何気なく声をかけたことがある。
「努力してるんだよ!」と、返ってきた。
友人は笑ってくれたけど、とても失礼なことを言ってしまった。

私は、「綺麗になる努力」をしていなかったから。

もちろん、もともと顔が整った方も沢山いるけど。
垢抜けたメイクだったり、さり気ないアクセサリーだったり、計算されたヘアセットだったり、身なりに気を遣っているのだと思わせる何かが、よりその人を引き立てている。

美容系のYouTubeを観て、いつもより高いクッションファンデを買ってみた。
何かがガラッと変わった訳では無い。
でも、「自分に投資したんだ」という満足感を得た。
質の良いものによって、自分自身の質も少し上がるような。

自分の価値を決めるのは、自分自身だ。
美容の知識をつける時間は有意義で。
自分にお金をかけられるって、とても幸せで。
出来るところから自分のメンテナンスをして、少し自分を好きになる。
その継続が、人を綺麗に魅せるのかもしれない。

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