【期間限定無料公開】コロナ撃退!!メンタルの処方箋⑥家で仕事は集中できない!?最強在宅ワークの注意点(APAを基に)
在宅ワークに向き合う
緊急事態宣言が延長なるか?という話が上がってる中、今後の社会構造としては、オンラインがベースになるということが日々取り上げられています。機知に富む会話が増える一方で、やり方は個人次第というのも現状。
結局は個人の能力次第みたいなことになり、能力主義がますます露骨になるのではとも思います。
ここの意識の違いが顕著になるのは、「在宅ワーク」ではないでしょうか。
会社に行かないと気持ちが乗らない。気持ちにはスイッチがありますし、これは当然のことと思います。それでも、在宅ワークで業績を上げる人もいる。
この差は何?この差を解決すると、在宅ワークの価値も高まる気がします。
ある研究では、在宅ワークによって幸福度がかなり上昇したという結果報告をしているくらいなので、本当は在宅ワークが主流になると日本も幸福度が高くなるのかもしれません。
特に、出勤時間とストレスや幸福度は相関があります。
往復何時間もかけて出勤している人は在宅ワークをすべきなんですよね本当は。と言っても会社の都合上できなかったわけで、コロナの影響でそのシステムが変わるということですね。これは見直すチャンス!!
ということで、在宅ワークの注意点をアメリカ心理学会(APA)が発表した内容を踏まえ、取り上げて行こうかなと思います。
在宅ワークでの問題点
APAのサイトでは在宅ワークの問題を大きく3つに分けて紹介しています。
・仕事とプライベートのメリハリ
・ストレス
・コミュニケーション
確かに、これらはよく問題として言われていることでしょう。
早速、細かく見ていきましょう!
・仕事とプライベートのメリハリ
家では仕事しない!と決めている人もいると思います。僕もどっちかというと家ではリラックスするための場所であり、仕事は外でやりたいと思っていました。仕事とプライベートのメリハリを場所で決めるというパターンですね。
特に家族がいて、子供がいて、集中できないという問題などもあるかと。ワーカーでもあり親でもあり、とても大変。。。
そこでメリハリをつけるための取り組みを一挙紹介します。
・家族時間を元々セッティングする
・仕事の邪魔になるものを視線から外す
・仕事の時間をずらす
・その日の作業目標を決める
・ルーティンは変えない
・家族時間を元々セッティングする
家族がいる以上、家族としてやるべき仕事もあると思います。
それに振り回されていると集中できなくなるため、予め自分が家の仕事をする時間を明確に決めておくべきです。
その時間は仕事のことを忘れ、家族との時間に注力する。
このメリハリはメンタルトレーニングです。
・仕事の邪魔になるものを視線から外す
家には誘惑があるから集中できない。こういう現象は誰しも経験があるのでは?TV、ベット、携帯など、集中を削ぐものは視線から消しましょう。
カバーをかける、箱にしまう、電源を切るなど、目に見えなくなるだけで効果抜群です。
仕事をする場所に気が散るようなものはないかを確認し、隠しましょう。
ちなみに、おやつなどを食べたくなってしまうのも、箱にしまっておくだけで抑えられるそうですよ!
・仕事の時間をずらす
家にいると、話しかけられたりどうでも良い内容で声をかけられたりすることがあります。(職場でもあるかもしれませんが。笑)
それは相手に協力を得るしかないのですが、そもそも周りの人が動いてない時間帯に仕事をすれば声をかけられる心配はありません。
朝早起きしてみんなが寝ている間に仕事を終わらせる。逆に夜みんなが寝てから仕事するというのも一つの選択肢としてあるでしょう。このように時間をコントロールしてみてください。
・その日の作業目標を決める
仕事は基本的に時間で管理される傾向がありますが、タスクで管理してください。ということです。
この仕事は今日までに終わらせる。
これはある程度完成させて明日確認して提出する。
などのように、時間に縛られないことが重要です。
手際次第では早く終わるし、遅くなることもある。
自分で仕事をコントロールするという感覚が重要です!
・ルーティンは変えない
職場でもやっていたルーティンはしっかりと継続しましょう。
特にそのルーティンがないとやる気が出ないなぁと感じる場合は必ずやるべきです。
スイッチを入れるのにはルーティンが効果的であり、いつも通りやるというように思考がシフトチェンジします。
あまり考えていなかったものでもルーティンかしているものはあるので、一度普段の生活を思い出し、紙に書いて整理してみましょう。それを家でも継続して取り入れましょう!
・ストレス
職場で感じていたストレスがなくなっても、在宅ならではのストレスもあります。どんな時でもストレスをデトックスする方法を持っておくべきです。
特に自粛期間の在宅ワークにお勧めのストレス解消方法を2つ紹介します。
それは、読書と散歩です。
どちらにもストレスを軽減するという作用があることが確認されています。
目安はどちらも30分。リフレッシュする時間をとってみましょう。
・コミュニケーション
在宅ワークは基本一人でやるもの。人間関係を重視している人からすると、コミュニケーションがなくなるのは大変です。
他に大変なのは、新しい仕事をやるとき。新規事業を始める時、新しい部署に所属する時、人からの助けを得て仕事を進めていきたいのに助けを求める環境がないのはめちゃくちゃ一苦労です。
ここでの注意点はマネージャーの取り組みと社会的な繋がりです。
・マネージャーの取り組み
部下が困難なタスクを抱えたときにいつでも連絡可能な状態を作り上げましょう。
また、メールとビデオ通話は使い分けるのが重要だそうです。
確かに、全部電話するのは相手の集中を妨げる迷惑行為となりかねないですし、だからと言ってメールで全てをやり取りするのは効率が悪いですよね。
ノンバーバルコミュニケーションも大切なので、内容によって使い分けましょう。
・社会的な繋がり
組織において孤独を感じさせるのは、自己肯定感、自尊心などを下げる大罪です。
組織であるからには、その組織に求められているという感覚を常にマネージメントしなければなりません。それをできるのが管理職の素晴らしさだと思います。
自分ならどんな人の元で働きたいかを考え、その理想の人と自分を比較してみましょう。自分にはどんな能力があればより良くなれるのかを考えてみましょう。
まとめ
今回は主流になるだろう在宅ワークでの注意点についてAPAを基に綴ってきました。
これはあくまで一つの参考例であり、全てを適用する必要はありませんが、何か一つでも自分を理解するための材料となれば嬉しいなと思っております。
次回は集中するために必要なことを書こうかなと思っております。
お楽しみに!
最高の1日に!!!
メンタルトレーニングを日本の文化に!!!
ではまた。
メンタルトレーナー 中里匠吾
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