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異文化交流〜台湾編〜(記者:ジュングアン)

妻の父は数年前まで台湾で会社を経営していた。いまは日本に帰ってきているが、たびたび台湾にいっている。仕事の関係もあったり向こうの友人たちと会うためなのだと思う。
きのう妻の父に誘われ、お酒の席に出席した。台湾から友人たちが遊びにきていて、その集まりにお呼ばれした。ぼくはそこまで従順な婿ではないのだけれど、湘南に引っ越してから人付き合いがかなりへっていたので知らない人たちとの交流で刺激をもらってもよいのかなと思った。

こちらでいうスナックのママ的な人が主人公だ。とてもパワフルな人で、日本の料理をとことん食べて味の参考にしているような、ただただお酒をのみたいだけのような、とにかく大盛りあがりの人たちがママのもとに集まっていた。台湾人はママと、とても若い女性の2人だけであとはみんな日本人だった。15人ぐらいいたか。聞くと、昼からのんでいるらしい。ぼくは19時からの参加なので、10人近くの酔っぱらいの中に飛びこむことになった。みんな知り合いなのかと思ったら、今日はじめてという人もいて、なんと開けた会だろうかとおどろいた。昭和のにおいプンプンの飲み会はオジサマたちには好評だろう。言葉づかいはわるいし下ネタも横行し声も大きい。なつかしい風景がひろがっていた。

急にくじ引き大会がはじまり、わけもわからず参加しているとお年玉をもらえた。そうか。旧正月というやつだ。ニュースでは聞いたことはあったが、はじめて触れる文化だ。くじによって額がちがい、ぼくは1000円をいただいた。ありがたい。これを一晩まくらの下に置いておくとよいとされているらしい。と、飲みすぎたせいもあって忘れてしまったので今晩の実行とします。ちなみにぼくの名前(俊光)は、台湾ではジュングアンとよむらしい。だれもそうは呼んでなかったけど。同行した妻はあきれた感じでいたけれど、ぼくはたのしかったな。たまにはこういう交流もしないと世界がせまくなってしまう。ぼくに積極的にからんできたのも好意のあらわれと思ってたのしみました。


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