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「戦禍のオリンピック」は今月の話

改変期がおわるとテレビ番組表を確認しながら新番組などを確認する。うちのテレビに全録なんて機能はないし、あったとしても使うかなぁ?使うのかもしれない。あればね。でもぼくはテレビ番組表をみることが好きだ。やはりそこには企画があるから。新番組ではないのだけれど、NHKスペシャルで「戦禍のオリンピック」とあった。どれどれ?と番組の詳細をみておどろいた。戦禍のオリンピックとは今月おこなわれるパリオリンピックのことだ。てっきり数十年前のことだと思いこんでしまった。じぶんの平和ボケぐあいにも落胆した。日常的に戦争のニュースをやっていて、あらたな戦争の火種も起こっているというのに「戦禍」だと思えていなかったのだ。
前回の東京オリンピックはコロナ禍で、ほぼ無観客での開催。今回は戦禍と時代が動こうとしている。進む先は過去のあやまちの道のように思えるのがざんねんなところだ。時代はいつもただしい方向に進むはず。でもそれは長い目でみたときで、「ただしい」までの紆余曲折にはおおきなあやまちも起こる。はやく紆余曲折の時期を抜けてほしいなと思うが、抜けるまではあと何年もかかってしまうように感じる。これは人が変わることに期待できない「あきらめ」があるから。働きかけではなく失脚やいなくなることでしか抜けられないように考えてしまう。しかしこれが果たして「ただしい」につながるのか。「歴史はまた繰り返す」の道につづくだけのような気もする。
「平和の祭典であるオリンピックの意義がおおきく問われる」では、平和の祭典とは言えない。アスリートを巻きこまないでくれとも思うが、実際は政治もからんでいるのでむずかしい問題だ。世界大戦なんていう、とてつもないあやまちにはならないとは思うが、世界のつながりが深まったいま、戦時中を生きているといえそうだ。オリンピックとパラリンピックを楽しもう。それがぼくにできる反戦運動。

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