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『魔女の宅急便』をたのしむよる

ゆうべ、眠れずに録画してあった『魔女の宅急便』をみた。ベッドにいたのだが起きあがると妻も眠れなかったようだったので、いっしょにみた。妻はジブリの大ファンでジブリパークのグーチョキパン店(映画の中の店名にする)がテレビで流れると泣いてしまうほどだ。ぼくも妻ほどではないがジブリ映画は大好きで、中でも『となりのトトロ』『魔女の宅急便』は好きだ。
『魔女の宅急便』をみておどろくのが、ムダのなさ。とてもスマートに物語が展開されるのに豊かにあふれていて、説明的なセリフはほとんどないのに感情がありありと伝わってくる。あらためて名作だなと思った。もちろんなんどもみている作品なのだが、ゆうべはあたらしい発見もあった。少し眠いなかでみたからだろうか。妻も同じようなことを言っていた。ぼくが気づいたのは、キキが家をでることを決めて、父とふたりで話しているシーンでキキのフルサイズのワンショットになるカット。どうみても頭がギリギリの構図になっている。構図もすばらしいこの映画で異質なカットだ。おそらく父親が成長を感じるような、ちいさな頃のキキに合わせた構図なのだろうなと思った。
あと、いつもあっさりみてしまっていたのだが、貨物列車にのって街の近くまでいくが、これはじぶんの意思とはちがう場所に行っていることになる。飛べるのだからどこにでも行ける。雨というトラブルがあったものの、たまたま朝になって列車が走っている近くの街に行かなくても、そこから飛んでいくことだってできる。あんなにじぶんの意思表示をはっきりするキキが気にもとめず、ただワクワクしている。人生は思いどおりにはいかない。でもそんなことを気にしていてはもったいない。いきあたりばったりでも、楽しんでしまえばこっちのもんだよ!なんて気持ちよさを感じた。そりゃみんなキキに夢中になるわけだ。とてもすてきな主人公の成長を見守っていたら、あっというまの2時間でした。


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