つき動かしたのは、じぶんで書いたキャッチコピー
4〜5年前までは信じられない食生活を送っている。お酒をほとんど飲まなくなったことが、いちばん大きいか。しかしやはり夏になるとのみたくなるもので、スーパーにお酒を買いにいった。ビールとハイボールをかごに入れる。そして家にあるものプラスなにかほしいなとぬか漬けをかごに入れ、やみつきキャベツなるおいしそうな食べ物を入れたところでストップ。このやみつきキャベツ、198円だ。安い。安いよでもね、キャベツって高いときでも半玉200円くらい。ここには2〜3枚分しか入ってないように思える。もちろんキャベツだけじゃない。他にも食材があって味付けもなされている。でも容器はあっさあさのやつ。もちろんおかしくはないんだよ。ぼったくりだなんていうつもりはない。料理をし始めたぼくは原価を考える。多めに見積もっても半玉の10分の1くらいの量。めちゃめちゃ高いときで200円だから20円。ほかの食材をいれても50円くらいでできてしまうだろう。しかも200円とは売り値だ。仕入れはもっと安いはず。なーんてこと考えちゃだめだよ。ぼくがケチなだけなんだから。もちろん種から育てたらなんて考えちゃだめだ。プロがおいしくなるように育てて良品を売っている。その対価だと思えば安いんだよ。ところがぼくはやみつきキャベツを陳列棚にもどした。
こんなことを書きたかったわけじゃない。書きたかったのは、お酒を買うとともにオールフリーを買ったってこと。これはお酒は水分を奪うという知識がはたらいて、買ったのだ。待てよ。これ、ぼくが過去に書いた「水分補給にオールフリー」というキャッチコピーがぼくの意識に働きかけているではないか。だれなれでも紹介するコピーなので、いつのまにか潜在意識に入りこんでいた。こうやって広告って機能するんだなと、じぶんのキャッチコピーに気づかされました。これ、コピーライターあるあるだと思うんですよね。
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