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前回から間が空きました。疲労の蓄積に加え、ここ数日は眠気がかなり強い日が続いていました。やっと回復してきて、この話題を書いています。

精神科患者の眠気

今回の眠気の強さは、初めてきつい精神薬を飲んだときのことを思い出せました。いくら寝ても眠気が取れなかったのです。
一つのエピソードとして、統合失調症の方の眠気は凄まじいもので、タバコ🚬やコーヒー☕に依存しやすいということは聞いた話です。
現在は喫煙自体が病院内で禁止になるところが増えましたが、精神科病院や福祉施設でも喫煙所は必ずありますね。

眠気に対する考え方

眠気が強いと、訓練に集中できなかったり、自宅で家事など身の回りのことができず、時間だけが無駄に過ぎていく感があります。

一方で薬によって精神症状が沈静化されて落ち着いている、とも言えます。

ご本人やご家族にはこの眠気を問題視して、薬に対して疑いの目を持つようになり、薬の自己調整(または家族からの促し)や服薬中止といったことが起きやすいです。
特に服薬を開始した2週間は副作用の眠気がむしろ表に出てしまい、自己調整に走りやすいのではと思います。

2週間や1ヶ月と言った期間の中でずっと眠気が強かったのか、陽性症状(悪い症状)が出なかったのか、など生活の記録を付け、医師に相談すると、眠気をもたらす原因となっている薬の量の調整など対応がなされるでしょう。
自分で薬の調整をし且つそれを医師に隠すと、正常な治療ができなくなり、回復が遅くなりますね。

今回の私の眠気症状

ずっと身体の緊張が緩まないことが続いていました。また体のほてりも続いていましたので頓服の薬を飲んでいました。
その効果がかえって強く出てしまい、集中力の低下を招きました。
コーヒーをいつもより多く飲み、睡眠時間も多めに、時には昼寝もしましたが、眠気が収まるのに時間がかかりました。
平日の疲れが週末の土日で取り切れず、月曜に引きずっていましたので、いろいろな理由が合わさって強い眠気が起きたのだと思います。

眠気と覚醒のバランス

バランス良く眠気と覚醒を調整できればよいですが、残念ながら私は日によって変わることなので、完璧にはできません。
夜中に目が覚めてしまったり、前日の疲労が溜まったり、あるいは夜ふかしをするなど、様々な理由でこのバランスは崩れます。
服薬をすれば良いでは勿論解決はしませんし、必ずしも本人の自己責任のことではないことを支援者の方や家族には知ってほしいことです。

コーヒーやタバコについても、本人が苦しんで、あるいは現状を打開するためにやむを得ず取っている手段です。
(特に仕事ができない、家事や身の回りのことができないのは死活問題)
支援者だった時は私は強くタバコ依存を止めなかったのですが、自分の体験を踏まえた理由がありました。

皆様にわかりやすく、また理解していただけるような内容を目指します。サポートして頂けると幸いです。