なかなかさん

ミステリー小説書きます ロジックがシンプルで切れ味がいい作品作りを心がけます ミステリ…

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ミステリー小説書きます ロジックがシンプルで切れ味がいい作品作りを心がけます ミステリ小説「少年ナイフと完熟レモン」連載中

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  • 青春ミステリ小説 少年ナイフと完熟レモン

    青春は痛くて酸っぱい だからもう一度舐めてみたくなる ゲーマー高校生、井上涼が青春に翻弄されてく本格ミステリ小説

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noteの作品評価の「スキ」 色んなニュアンスの好きがあるのに、軽薄なカタカナを強制されるのがスキくない 細かいことだけど、それを気にするのがnoteのユーザーたる表現者であって、実際にスキが嫌いでnoteを使わない人を知っている (賛同できる人はスキをクリック!)

    • 自作の本格ミステリー小説をマガジンにして連載してます。謎解きに自信ががある皆さん、このミステリーの真相がわかるかな?腕に自信がある方の挑戦を求む! https://note.mu/naka_naka_3/m/m984dbfcab93c

      • [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

        目次のページ☆青春は酸っぱくて痛い だからもう一度舐めてみたくなる 西暦2000年、ゲーマー高校生井上君は色んな謎を解いてしまい、何故かひどい目にあうのだった  今回の謎は調理部から消失した一切れのスポンジケーキ 【7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます】 その1 うつ伏せの井上君 その2 井上君とこぶ平 その3 放課後の井上君 その4 井上君は推理する その5 井上君の話を聞いてくれ その6 井上君なりに考えた結果 その7 あとがきみ

        • [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら その1はこちら  その7 あとがきみたいなもの 作者コメント  ここまで読んでくださった方、どうもありがとう。(でもほとんどは、このノートをうっかり開いちゃった人だろうけど)私はミステリー書きを趣味にしている、なかなかと申します。  この適当なペンネームは今後変えると思いますが、noteでミステリを書いてくことは今後も継続いたします。あまり速筆はありませんが、質

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        • [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

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        • 青春ミステリ小説 少年ナイフと完熟レモン
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          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら その1はこちら  その6 井上君なりに考えた結果 誰もいなくなった、調理実習室。オレの肩にじわりとしたぬくもりを残して、夏木さんは居なくなった。  夏木さんは一緒に帰ろうよと言ったが、「一人で帰ればいいだろ」と言って握られた手を払った。あんな女と一緒にいたくないからか、それともいつもの異性への苦手意識なのか、わからない。  結局、夏木さんの「お願い」には、曖昧な

          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

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          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら その1はこちら  その5 井上君の話を聞いてくれ オレはばたばたと足を回転させて教室を飛び出し、階段を下りつつある調理部員の一団に追いついた。下駄箱にいた女子たちは階段の中二階にいるオレを見上げていた。 「もう一つだけ聞きたいんだけど。ケーキを横にスライスするときさ、何回切った?」  ぜえ、はあ、と呼吸音を立てて、喉には血の味がしていた。調理部員たちは、一様に困

          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

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          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら その1はこちら  その4 井上君は推理する ゲーム脳なんてうさんくさい言葉が流行るくらい、世の中じゃゲーマーってのはバカの代名詞みたいに思われてる。でも、ゲームをやってる奴が勉強できないのはバカだからじゃない。勉強をしないからだ。  ことに格ゲーにおいてはバカじゃうまくならない。ほら、負けるとチンパンジーみたいにムキになってボタンを叩いてくる奴とかいるだろ?そうい

          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

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          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら その1はこちら  その3 放課後の井上君 午後の授業もたっぷり寝た放課後の教室、ひとりで数Bの演習問題を解いていた。いちにっ、さんしー。にーにっさんしー。どっかの運動部のかけ声が、遠くオレンジ色の空に響いている。自分が動かないのに、汗だくになって走ったりしてるやつがいるのは気分がいい。  ねっとりとした初夏の気温に喉が渇く。家から持ってきた変な俳句が書いてある緑茶

          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

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          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら その1はこちら  その2 井上君とこぶ平「なんか用?」  そいつは、なんか全体的にこぶ平に似ていた。一ヶ月前、廊下に漂うにおいに惹かれて調理実習室を覗きに行き、一人の女子と目が合ったときのことだ。 「別になんでもないけど」  反射的に素っ気なく答えてしまって、それからすぐに後悔した。肉の匂いを凝縮した湯気を立てて、こんがりと焼けたハンバーグがそこにはあった。言

          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

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          ☆7つのノートにまたがってますが、小説は最後まで無料で読めます (最後のノートは投げ銭式です) 目次はこちら 鉄の味のするナイフ 切りたくなるのに どうせ酸っぱいレモン  その1 うつ伏せの井上君 安っぽい電子音楽がいくつも大音量で重なった響きは、滝壺の裏の洞窟にいるようだった。パチパチとプラスチックのボタンが叩かれ、カチカチとジョイスティックの倒れる音がする。そして甲高くて甘ったるいアニメ声の悲鳴。  本当はそんな音はどこにも鳴ってない。最近入り浸ってるゲーセンの騒音

          [推理小説] 少年ナイフと完熟レモン  第一話 5分の1の行方

          予告から完全に遅れてしまいましたが、新作の短編ができたので今晩投稿します 時間はかかってしまいましたが、納得できるものができました 絵心がないのに挿絵も書くのが、いちばん時間がかかったかも

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          はじめまして、なかなかといいます ミステリー書きの腕に覚えがあります  noteのサービスが始まって、分けもわからずフォローしてくれた人がほとんだと思いますが、どうもありがとう  一週間中に新作の短編を投稿するので、よかったら読んでね 新作の表紙です

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