炊飯器を買い替えないはなし。
もりです。
炊き立てのごはん、美味しいですよね。
お米と言えば『炊飯器』ですが、我が家の炊飯器は多分2代目です。
『東芝 保温釜RC-10RMD』です。2009年12月発売。
商品名『保温釜』ってなってますね。(伏線)
『東芝 保温釜RC-10RMD』取扱説明書
http://153.127.244.43/pdf/2013-02-21/78988.pdf
炊飯器は壊れないです。
していることが単純なので、「壊れようがない」家電の一つです。
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『炊飯器』は白物家電の中では最も歴史が古いものの1つですよね。昔はガス式が主流でしたが、効率の良いヒータが出来てからはほぼ全て電気式になっています。
ガス式の最大メリットは加熱カロリーが電気に比べ高いので、一気に白米を沸騰まで持っていける点です。電気でヒータ性能が低いとゆっくりとした加熱となってしまうため、炊飯量が多いとコメがグスグスになります。
(電気で10合炊きが出来たくらいからガス式は駆逐されてしまった)
でも『電気炊飯器』にはガスがいなくなった後も永遠のライバルのようで、いまだに売り場に行くと「高火力!」とか「かまどで炊いたような。」とかのキャッチフレーズが並んでいて、業界全体が「ガスで炊いたほうが美味しいです…。」と自白しているようで可笑しい。
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ある日配偶者の方から、「炊飯器を替えたい。」と言われます。
でも全然壊れていないのです。
炊飯スイッチも動作するし、炊飯できるし保温機能も問題ない。
買い換えの理由は、「内ガマがキタナイ」というものでした。
そしてそれ以外は別に不満はない。と。
先代の買い換え理由もそうでした。
機能は何も壊れていないのに、内ガマのフッ素コーティングが剝がれてきてたので、フッ素を食べるの嫌だなと買い替えたのでした。
何んとなく、『動くのに捨てる』のに罪悪感があったのに、「内ガマの寿命=炊飯器の寿命」と思っていました。
違いました。部品で調べてみたら、
『RC-10RMDの内ガマ』は3,800円でした。
安い!
というか内ガマ抜いたら他の部品っていくらなの?という気もしますが、購入価数万の炊飯器で、重要パーツの内ガマが数千円の価格設定って安くないですか?
400万くらいのクルマが壊れて、エンジンを交換したら「3万円です。」って言われたような気持ち。
ということで、交換しました。
なんの問題もありません。
今使っている釜は3つ目なのですが、3つ目を購入する際、「こっちは新しいダイヤモンドコートだけど使えるよ。」と教えていただき、釜だけ2世代くらい新しくなった状態で今日も炊飯してくれています。
もし、機能に問題がないのに
「内ガマが…。」とお考えの方がおられたら、『内ガマだけ買い替えてみる』もご検討されてみてはどうでしょうか?
普通の家電店でも取り置きで購入できます。ただ部品番号検索が出来ない家電店もありますので、部品番号はメーカに直接聞いた方が簡単です。
(というか家電店に行って「釜がダメになって…。」と話しかけた瞬間にセールストークが始まるので、結局部品発注になるなら双方が不幸です。)
①取説にある電話にかけます。
機能に問題がない事、釜だけ欲しいことを伝えます。
②故障のクレームでは無いのでホッとされ、部品番号と購入方法を教えてもらえます。
③購入(支払い)をどうするかが面倒なのですが、大抵のメーカであればお住まいに近い場所の代理店(電気屋さんや家電量販店など)があるので、受取りできるお店を教えてもらえます。
④発注した店舗に行って、部品を受け取って代金を支払います。ポイントなんかも付きます。
以上。とりかえておしまいです。
メチャクチャ経済効果高いです。
まず、部品番号を確認しましょう。
商店に行って受け取られる方が安い場合多いです。
『部品』なので、どこの店舗で受け取られても価格同じです。
↑ 上記のレビュー見ると、ほとんど消耗品扱いですね。
内ガマのために炊飯器を捨てるのは、「タイヤ減ってきたな。このクルマ捨てるか。」な感じ?
一時コチラも使っていました。20分ほどで炊けます。
味は当然美味しいです。(購入評価も高いですね)
炊飯器は『保温釜』と割り切って、余ったお金で購入されてみるのも良いかも。
2021/09/08追記。
☆文頭で「加熱カロリー」とか書いてしまったので、調べてみました。
『RC-10RMD』の取扱説明書読むと、「炊飯1回あたりの電気使用量は182Wh。」となっています。
182*860.421=156596.6カロリー≒「157キロカロリー?」
標準のガスコンロが「3,610kcal/h」となっているので、3分で出せる火力と同じですね。善戦してるなぁ。
ムスメに甘いものを買います!