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電動工具のコントローラを作ったはなし。

もりです。

先日のコチラの記事が、『note公式』
『「家電・インテリア」記事まとめ』に掲載!🎉

『#家電』って付けてないのですが。
『#インテリア』なのかしら。


さて、とても頼りになる中華のコントローラですが、

はい、545円ですね。

配送が中国直送で即日ではなかったことと、『消防団のえらい人の前では失敗は許されない』ので安すぎる価格設定への不安から、保険の為に2つ購入していました。


キチンと動いてくれたので、
余った残りに具を足して、自分用にお料理します。

秋葉原を徘徊しているうちにまたハイになり、色々購入。
で、また作成の日記です。

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タカチ電気産業、『MX 4-10-8 BB』です。860円
(高さ40、幅100、奥行き80㎜です。)

すでに入れ物の選択時点で内蔵物の価格を超えていますが、格好良いので深く考えないようにします。


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PC用の電源コードです。
コード単体を購入するより既製品の方が安いので、反対側メガネの部分は切って使います。(見た通り7Aまでです。700Wを超えるものを使いたい場合は100円ほど追加しましょう。)
360円でした。

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松下『WN1101P』です。110円
アース付のコードにしたのでこちらもアース付。

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タカチ電器産業、『RSP16-8B』です。190円
コレ、すごくお勧めです。昔からずっと好きです。


今回は『ひとさまが使うもの』では無いので、スイッチなどはつけません。

材料は以上!



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ケースを割ったところ。すごく巧妙なつくりです。
壁面にスリットが付いているので、基盤とか挿せますね。

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どんなふうに置こうか考えているところ。

楽しい。


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穴を開けて、コンセント部分を四角く切ります。

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『ハンドニプラ』を使うと仕事が楽です。
仕事じゃないけど。アルミでも鉄でも切れます。
青いやつはバリ取りです。

現物で適当に寸法を取ったため、コンセントがマジックで縁取られてしまいましたが、ひとさまが使うものではないのでOK。。


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ガレージにあった金具を適当に曲げて、コンセント抑えにします。
ビス止め?

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ビス高さがあると、本体基盤に干渉しそうな気もします。
(ネジは硬いので切るの面倒)

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よく考えたらこんなところ、
『未来永劫取り外す事はない』ので、
リベットでカシメました。

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裏から見たところ。


休憩中。
『固定だけでいい』場所には、リベットが便利です。
『見た目』的にも、『ちょっと工業製品』みたいな。

下手にネジセットを買うより安い。
強度は『溶接と同じ』とされています。


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コンセントプラグ用の穴を開けます。

16Φです。ホールソーを使っていますが、高くて使った後の掃除が面倒なので『たけのこドリル』でも良いと思います。安くてお勧めです。

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今回はトリマの部分を外さず、ついていた固定ナットをそのまま使ってパネルに固定します。
JISの国ではないので、軸径が7㎜?

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前面パネルにトリマ用の穴をあけます。
7Φのドリル無かったので、6Φで開けた後、
ニギニギします。

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配線以外完成!


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10cmの為にリード線買うのは勿体ないので、プラグ部分を飛ばした電源ケーブルを更に10㎝ほど切って、内部配線にも使います。
『WN1101P』にはリード線のままでは接続できないので、棒端子を圧着します。

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配線します。

電源コードのアースは『WN1101P』のアースへ直結。
制御基板の配線は左から
INPUTーN(ニュートラル)
INPUTーL(黒)
OUTPUT-L(黒)
OUTPUT-N(ニュートラル)
になります。


この時点で試運転を行い、実際に接続するものを繋いでみて、放熱板の温度変化を確認してください。

『お箸の国』仕様ではないので、本体の校正を行い、100V仕様に合わせます。
(以下Amazonレビュー抜粋)

キャプチャ


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ケースに収めてみたところ。
基盤の下面と、放熱板、コードの間に絶縁体
(ハサミで切ったクリアファイル)を入れます。


完成!

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↑ まえ。  ↓ うしろ。

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おいしくできました。


材料費
本体基盤 545円
本体ケース 860円
電源コード 360円(125V7A)
コンセントジャック 110円
ケーブルグランド 190円
他金具、リベット、棒端子、丸端子、シュリンク
計 2,065円。


みなさまがお持ちの電動工具に、回転調整できる機能(高級品)があればこの装置は必要ないですが、電動ドリルでクルマ磨きなどを行いたい場合(特にワックスなど)回転数が高いと高熱となり、低速で廻したい時があります。

『電動ドリルは持っているけど、DIYでポリッシュもしたいから、専用のキカイも買うか。』とお考えの方は、購入するキカイのスペックをよく確認しましょう。
工業製品に使われているモータは数種類しかないので、同じモータが採用され、設定回転数(つまりVA)が違うだけのものがほとんどです。
その設定回転数で廻せることが出来れば、トルク(仕事)も変わりません。

作りたかっただけで、何に使うかはまだ考えていないのですが。(裸電球にも使えるので、『#家電』もタグ付けOKですよね。)


(今回掲載の為に調べたら、『ステップドリル』というのですね。お店で恥をかかないように覚えておきます。)


また、文中で電源コードのソケット、「 ∞ 」のカタチになっている部分を『メガネ部分』と呼んでいますが、今回3芯で「 ∵ 」のカタチになっているものは、上で商品検索するまで名称を知りませんでした。
『ミッキー型』と呼ぶのですね。


本当か?



ムスメに甘いものを買います!