チームで動くことのリスク

今日のタイトルは

「チームで動くことのリスク」

これについて考えてみる。
現代社会において、強く求められていることに
"スピード感"が挙げられるが、
このスピード感ってヤツはチームの人数に比例して鈍くなっていく。

未曾有のコロナ渦の影響により、
明日の経済も読めない状況の中で、
イチイチ舵取りの方向性に「よっこいしょ」
なんてやっていたら、「よっ」辺りで
首から下がすっ飛んでもおかしくないわけで。

スピード感が鈍るデメリットに加え、
情報流出の可能性も人数に比例して高まる。
これも間違いない。
あなたの会社の一大プロジェクトの内容がいつ、
社員のSNSにデカデカと載せられてもおかしくない。

数年前に比べ、個人で稼ぐための方法が増え、
企業(人材の集合体)の在り方自体が再構築されようとしている。
だが、チームで動くこと。が、無くなることは無いわけで。

逆にチームで動くことでリスクヘッジできる部分は何だろうか?
まず挙げられるのは、作業分担をすることにより、
一人が倒れても全行程がストップすることは無くなることだろう。
(あまりにもトップダウンな企業ではまた別だが。)

他には、ディスカッションすることで、
"何か新しいアイディアが生まれる可能性がある"
ただ、これはリスク項目で挙げた"スピード感が落ちる"という
話と対になる部分でもある。

他にも両者ともにメリット/デメリットな部分は多々あり、
挙げ始めるとキリが無いわけだが。
とにかく僕は今の時代は"1にも2にもスピード感"だと思っている。
トライ&エラー。全知全能の神がいるのなら話は別だが、
西野えほんさんだって、ホリエモンさんだって、
そのビジネスが成功するか失敗するかなんて分からないわけで。
机上の空論で会議を重ねる時間はマジで何の意味も持たないと思う。

でだ、
そうはいいつつチームで動く場面は多い。
じゃあ、そうゆう場面でどういった立ち回りをするべきかと言うと、
思考を日常的に共有、すり込みをすること。
僕はこれが1番大切だと思う。プレーヤー体質な人ほどここが出来ない。

スピード感を持ってコトを進めると、
必ずどこかで規模の大小に問わず、置いてけぼり難民が出てくる。
「そんな遅いヤツ置いてってしまえよ」
と、言われればそれまでなのだがこの難民をいかに出さないかが
クーデターを起こさないための方法だ。
ここに都度都度ケアを入れるのは凄く体力がいることで、
そんなんだったら、共有することを習慣にした方が楽じゃない?
ってのがチームマネジメントとしての結論。

トライ&エラーの中、自分の主張のせいで
大エラーをかます時もあるかもしれない。
そんな時は大土下座をする覚悟で。

ただひとつ約束、
チーム内で一番勉強を続けている自負を持ち続けられるような
生活をすること。
インプット、アウトプットを繰り返すこと。
これはマスト。

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