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金融機関のSNS事例 2022年夏

Webディレクターをしているnaiokと申します。
金融機関のSNSの使用状況について調べましたのでまとめてみました。

SNSの特徴と機能

SNSは手軽に情報発信でき、広告も配信できるため集客ツールとしても役立ちます。集客以外にも、販促やキャンペーン情報の拡散、顧客とのコミュニケーションなどのマーケティングに活用されています。

SNSはそれぞれ特徴や使い方、機能などが異なるため、集客・販促に優れているものもあれば、顧客とのコミュニケーションに特化したものもあります。

事例を紹介する前に。代表的な3つのSNS(Twitter、インスタグラム、LINE)について、特徴や機能などについて比較して説明していきます。

Twitter

Twitterは、月間アクティブユーザー数が4,500万人と多くの方が使用しており、ニュース、トレンドといった最新の情報を入手しやすいSNSになります。

投稿できる文章は140文字以内に制限されている特徴があり、公開されているアカウントのツイートは、検索を利用すれば誰でも探すことが可能です。また。他のユーザーのツイートを再度ツイートするリツイート機能があるため、SNSの中で最大の拡散力があります。

インスタグラム

インスタグラムは、月間アクティブユーザー数が3,300万人の画像や動画の投稿をメインとしたSNSです。10代~30代の女性がメインユーザーになります。

インスタグラムは、興味を引く画像や動画を投稿することで、ユーザーの体験欲求を駆り立て、顧客獲得につなげる手法が多くみられます。ハッシュタグを使用することは可能ですが、拡散性はそれほど高くありません。画像として訴求しやすいBtoCの業種の方が親和性高く、BtoBの業種では集客しづらい傾向があります。

LINE

LINEは、月間アクティブユーザー約8,000万人を誇るメッセージアプリです。既存顧客への連絡をスムーズに行えるため、リピーターの強化を行いたい企業には活用しやすいSNSになります。

メッセージアプリのため情報の拡散性は他のSNSに劣りますが、「1:1トーク」や「メッセージ一斉配信」といった機能があり、クーポンなどの活用も可能です。金融機関ではインターネットバンキングと連動させているところもあります。

SNS投稿事例 メガバンク

金融機関ではどの様な内容をSNSで発信しているのかを見ていきたいと思います。
まずは、2022年8月時点のメガバンクで発信されている内容はこちらになります。

フォロワー数としては、LINE、Twitter、Facebookの順でした。
投稿内容としては、キャンペーンやサービス、セミナー・イベント情報、会社活動などの情報発信コンテンツと、お金の話題やコラムといったユーザーが読むことでお得になる内容も2つの傾向がありました。

MUFGに関しては、CMに出演しているメジャーリーガー 大谷翔平に関する発信もされています。

投稿事例:コラム(Twitter)
ユーザーが読んで得するコンテンツを目指した発信

投稿事例:ノウハウ(インスタグラム)
テキストではなく、画像でノウハウを伝えるコンテンツ

SNS投稿事例 ネット銀行

続いてネット銀行のSNSの発信内容はこちらになります。メガバンクとは大きくは変わりません。

投稿事例:経済情報(Twitter)
メガバンクの投稿では見られなかった、経済情報の発信がされていました。

最後に・・・

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
金融機関のSNSの活用状況、投稿事例をまとめてみました。SNS単体で集客につなげるのは現状では難しい状況ではないかと推察します。しかしながら、各種SNSとWebサイトを組み合わせて使うことで相乗効果が出ているのではないかと考えられます。
このnoteではWeb界隈に関することを取り上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。


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