見出し画像

アフリカ9カ国が女性議員比率で先進的な数字を達成。日本は世界158位。

ようやく世界的にもジェンダー問題が大衆にも認知されつつあるような時代になってきた中で、33%以上の女性議員率がある世界35カ国の中で、アフリカ勢が9カ国ランクインしているという発表がありました。


African Business出典

該当国は以下の通り。

ルワンダ(61%)
ナミビア(46%)
南アフリカ(43%)
セネガル(42%)
モザンビーク(40%)
エチオピア(39%)
タンザニア(37%)
ブルンジ(36%)
ウガンダ(34%)

この流れを最初に作ったのは、
やはり現在も不動の1位を誇るルワンダだと思います。

ルワンダのポール・カガメ大統領は、独裁者として賛否両論がある政治家ではありますが、やるときは徹底的にやる為に、世界的にも注目を浴びることが多々あります。その実行力が、海外からの信用にもつながっているのです。


世界における女性議員の平均割合は2018年3月時点で23.4%となっており、アフリカ大陸全体としては約23%と平均水準となっています。

African Business出典

つまり、先ほど挙げた上位9カ国は平均よりも大幅にリードしているわけでして、たとえばエジプトは15%、モーリシャスは9%とかなり低い国も多数存在しています。


国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)では、50%の女性議員比率を目指すことが定められているので、アフリカでいうと唯一ルワンダだけがクリアできているという状態です。

しかしながら、2018年にはエチオピアでは史上初の女性大統領を選出するなど、ルワンダ以外でも大きな動きを見せていたので、今年もいくつかの国がこうした大改革をしてくるのではないかと筆者は予想しています。というのも、女性議員比率を増やすというのは、世界的な評価にもつながりやすくなっているので、外交的なカードとして切ってくるケースも増えてくると思うからです。


ちなみに日本はアフリカ大陸の最下位国にも匹敵する10%(衆議院比率)で、世界でも158位と大幅に遅れをとっているのです。

政治以外では、はあちゅうさんやハヤカワ五味さんなどの女性インフルエンサーが増えてきて、少しずつ、ネット上で女性としての発信力が高まっているのではないかと感じています。

ハヤカワ五味さんはフェミニストではないと仰っていますが、そうでなくてもこういった話題を発信されて、多くの方に届けられる力を持てることが素晴らしいことだと思います。


読んでいただいてありがとうございます。
面白かったらぜひ「♡(スキ)」をお願いします。
(非会員の方も押していただけます)
スキを押すとアフリカおみくじも引けます。
フォローもよろしくお願いします。
ツイッター(Naikel0311)のフォローもお願いします。

匿名でできる内藤獅友への質問箱はこちら


有料記事では、
「ベナンでの年越にまつわる裏話」
をお送りいたします。


※この記事だけ単品で200円で買えますが、定額マガジン500円を購読いただくと1ヶ月で30記事くらいが読み放題になりますのでこちらも20円以下で読めますので圧倒的にお得です。


ここから先は

766字 / 1画像

¥ 200