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図書館で借りた長編小説読み終える(11月13日月)

図書館の本の貸出期限は2週間。その本に予約が入っていなければ、あと2週間の延長ができるが、予約があると2週間に限られる。その間に読み切れなくて、仕方なく返却した本、多数あり。続きを読もうと思って、もう一回予約したこともあったけど、次に回ってきたときには、ストーリーや登場人物を忘れていた。やっぱりいっぺんに読み通さないと。

今回は、隙間時間でも本を開いて、1ページでも2ページでも先へ進もうと思っていた。この本は、物語がおもしろかったので、勝手に進んで行ったかな。

重松清『はるか、ブレーメン』
人が亡くなるときに見るという「走馬灯」、依頼人の思い出を取捨選択して走馬灯として構成できる能力がある人たちが登場する。ファンタジーみたいだけど、実際に走馬灯を描いてくれる人がいたら、私はどんな注文をするかなあ。私は死ぬ間際に人生のどんなところを思い出したいかなあ。この小説に登場した人たちと同じく、だいぶ悩むだろうなあ。
空想と現実の間にいられるのが小説を読む醍醐味。重松清さんのあたたかい作品に触れられた。

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