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心と身体を快適に保つのに役立つツール #5 身体に取り入れるものを選ぶ

この半年ほどのあいだに、ウイルスに感染するというのはどういうことかについて、みんなそれぞれが一度は考えたのではないでしょうか。

自分の身体が、この「肌」で完全に外界と区切られているというわけではない。
と感じませんでしたか?

隣の人のせきやくしゃみで病気がうつる。
今までだって、普通に風邪とかインフルエンザとか、同じようにあったのだけど。

他人の身体にあったものが、自分の身体に侵入するということ。
これはたまたま病気を引き起こすから、わかりやすく問題になっているだけであって。
気にしていないだけで、今までもずっと、呼吸でも、食べ物でも、太陽光線だって、いろんなものが自分の身体を出入りしていたのです。

自分という身体、自分という人間は、周りから独立した単品で存在しているのではない。
いろいろなものが出たり入ったり、とても有機的で、周りとゆるくつながっているのですよね。

福岡伸一さん著「動的平衡」などの本を読んでもわかる通り、私たちの身体を構成する物質は、常に入れ替わっていて、半年もすれば、すっかりと入れ替わっているのだそうです。
自分では全く自覚がないけれど。

だから、自分は「取り入れたもので出来ている」のですよね。
勝手に入ってきてしまうものはコントロールしようがないけれど、もし意識的に選べるものなら、より快適なもの、良いものを取り入れられたら、それが自分になる。


コントロ―ルがしやすく、かつ影響が大きいと思われること2点、書いてみます。
・食べるもの
・情報

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食べるもの

身体に取り入れるもの、といえば、真っ先に思い浮かぶのが「食」ですね。
食べるものについては、「栄養素」というのももちろん大事なのですが、私はその専門ではないので、それは専門家に譲りたいと思います。

もっと気楽に、直観的に食べるものを選ぶこと。
オーガニックや、ていねいに作られたものを選ぶこと。
野菜や果物は、香りや手触りで選ぶこともできる。

小麦やカフェイン、乳製品など、自分の身体に合っているかどうか。
2週間ほど抜いてみて、調子が良くなるようなら、そのままやめてみるのもいい。
特に変化がない人は、楽しめばいいと思う。

とにかく自分の身体、体調に繊細に気を配って、観察すること。
誰にとっても良いもの、というのがあるわけではなく、それぞれが違う身体だから。
それぞれの身体には事情があるんですよ。

1日2リットルは水を飲みましょう、というのもうのみにしないで、食事からとれる人、運動量が多い人少ない人、体格、それぞれ違うから。
自分に最適な量は自分しかわからないのです。


ただひとつ、「お砂糖」
これだけは、意識的に控えた方がよさそうです。

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私は毎年春先に「お砂糖断ち」なるものをしています。
2週間ほど、お砂糖が入ってものは一切口にしないようにします。
このことについてはまた別の機会に詳しく書こうと思いますが、とても体調が良いです。

そもそも、普段食べているもの、お菓子だけでなく、食事系のパンにも、ドレッシングやら調味料やら、本当にいろんなものにお砂糖は入っているので、ちょっと大変なのですが、普段いかに摂りすぎているか、意識してみるとびっくりしますよ。
ためしに、今冷蔵庫にでも入っているものの、裏のラベルを見てみてくださいね。

お砂糖はカロリーとか、太るとかそういうだけでなく、中毒性が高く、摂るとますます欲しくなる。
断つと数日はその中毒症状で欲しくなるのですが、それを超えると頭がすっきりしてシャープな感じになってきます。

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長くなってきましたので、次回「情報」ということを書きたいと思います。

今日も、おいしいものを食べて、元気に過ごしましょう!

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