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ノイズを消したら楽になった!
ずーっと私の課題だったこと。
自分がどうしたいかではなくて、
人の顔色を見て大事なことを決めてしまうこと。
もしくは、「あの人がなんていうかな。引くんじゃないかな。
失望するんじゃないかな。あ〜やめておこう」
という感じで、
他人の目が足かせになって、せっかくの挑戦をやめてしまったり。
でも、他人の目なんて本当に当てにならない。
それどころか、自分の中で「あぁ、こんなこと言ったら、○○さんとかに軽蔑されそう・・・」みたいな想像って、自分が全部作り出していて、全く根拠がないんですよね。
あれってなんなんでしょうか。
パリに来て、少しいろんなことが軌道に乗った時もそうでした。
「あぁ、でも、こんなのうまくいくわけないか」「人生そんな甘くないし。絶対落とし穴があるはず」みたいな。
「○○さんとかはもっとバリバリ働いてるし、今の私見たら失望するかも」みたいな!!
もはや被害妄想です。
自分がパーっと大きく動き出そうとする時に、
ブレーキをかける自分。
防衛本能なのか、小さい頃からの思考の癖なのか。
これを治していくことが今の私のいちばんの課題です。
ブレーキをかけようとする思考が湧いてきたときは、
冷静に見つめてみる。
「何がそう言わせてるのか?自分の不安か?ただの妄想か?」
そうやってノイズと向き合った結果、
いま少し楽になれた。
自分がどうしたいのかが、少しクリアに見えるようになった。
誰かが言っていた。
治したい癖があると気づいた時には、その癖はもう半分治ってる、と。
パリにいることも良かったのかもしれない。
日本にいたら、ノイズを消すことは困難だった。
もっとダイレクトに周りの人の思考に振り回されるし、人の目線に無意味な付加価値をつけて過敏になってしまうし。
いまは、パリで、言葉もほとんどできない状況に置かれて、不自由なはずなのに、思考は前より自由になった。
フランス語で話すときに、自分の本当に伝えたいことが伝わればオッケーだと思っていて、細かいニュアンスなんて気にしてられないし、
相手が何か言う時は、重要な情報を聞き漏らすまいと必死になってるから、相手の顔色うかがってる暇ないし。
そうしたらフランス語でコミュニケーションしてる時はノイズの入る隙間がない。
しんどい時は、あえて情報の極端に少ない場に置かれてみるのもいいかもしれない。
旅をすると自分を見つめられる、っていうのもそういうことなのかもな。
パリでもっと自由になろう。
パリのドタバタ日記はこちらです→
https://viequotidienne629.wordpress.com
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