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HPVワクチンの存在をそもそも知らなかった私は10年たった今、後悔してます。


みなさんは、HPVワクチンって何かご存知ですか?

HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
 HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

出典:厚生労働省(ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~)


つまり、子宮頸がんというがんを予防できるワクチンということです。



そしてこの予防できるがんは、名称の通り女性特有のがんの種類のひとつで、95%以上が感染が原因でなり得るがんです。




実は、私も過去に軽度異形成という子宮頸がん予備軍と診断され、現在も経過観察中です。



この軽度異形成というのは、多くが自然治癒で治る・もしくは進行しないということで経過観察をすることが多いといいます。



約10年前から日本では普及開始




日本では約10年前に、中学1年生〜高校3年生の女子を対象に*定期接種(原則無料で接種できる)が開始。



その後すぐに安全性が確保されるまで積極的な推奨をしないということが続いていましたが、希望者は接種可能という状況。



そして2021年より、12~16歳へ積極的な推奨をして良いとなり、2022年からは積極的に推奨できなかった時期に対象の年齢だった女性もキャッチアップ接種といって、無料で接種が可能になりました。



ちなみに、私は定期接種開始当時、対象の年齢(もしくは近い年齢)だったのにも関わらず、このワクチンの存在を知りませんでした。



摂取率1%??



2021年まで、公的に推奨ができなかったこともありますが、日本のHPVワクチンの摂取率はなんと1%以下だそう。



ちなみに、スコットランドの摂取率は90%、オーストラリア89%、イギリス85%、韓国72%。



日本やばくないか…..?????



もっともっと、ワクチンの存在を対象にしっかりと認知させる必要があるのではないかと個人的には思います。



結果は一緒でも、知ってると知らないでは大違い



冒頭に、私が子宮頸がんの軽度異形成と診断され、その多くは進行しないとお伝えしました。


ですが、いくらがんになる可能性は低いといえ、予備軍と言われたら不安は消えません。


ちょっと不正出血が出たり、いつもより経血量が多いなと感じたりする度に「もしかしたら…」と不安がよぎります。


これは一生続くのかもしれません。



もし、10代(もしくは20代前半)のときにワクチンのことを知っていて、安全に打てるということを知っていれば必ず打っていたと思います。



なんでもっと自分たちの体や健康について興味をもって調べなかったんだろう、と後悔しています。(なぜこんな大切なことを周りの大人は教えてくれなかったの?という憤りも少しあります)



ワクチンの打つ打たないは、賛否両論ありますし、選ぶのは自由ですが、知らないと知っているでは打たないことの意味が違うと思います。



ワクチンだけではなく、自分の大切な人生を、あらゆる選択肢をもって、価値のある選択をしていけるような状況が常にあればいいなと思っています。



以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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