見出し画像

サンタクロースの気持ち - 【開封率第6位】2019年12月24日のニュースレター

私は毎朝、ニューヨーク・ロンドン・パリ・ミラノ・東京から生まれる約1000記事をチェックして、週2回、ニュースレターを書いています。
2019年10月8日から始めたこのDearmedia Newsletter、丸一年が経ちました。
そこで、1年間を通して開封率が高かった内容を限定公開していきます。

***

Happy Holidays!

今日ピックアップするのは、フロリダのビジネスマンがホリデーシーズン中に、電力が止められる可能性のある36家族の延滞されていた電気料金を代わりに支払ったという、クリスマスらしいニュースです。

【本日のピックアップニュース】

Michael Esmondさんは、自分自身の公共料金の請求書を受け取った時、その支払期日が12月26日までということに気が付きました。

そして、1980年代、フロリダで最も寒い冬だった時
Michaelさんはガスが止められてしまい、ホリデーシーズン中ずっと寒い思いをしたことを思い出したそうです。


彼は隣人のため、ホリデーシーズンの「少しのストレスを取り除く」というアイデア思いつきました。

そして市の請求担当に連絡をし、電気料金の支払いが遅れている家族のために約4600ドルを支払いました。

市の担当者は「私は約20年顧客サービス業に携わっていますが、このような寛大さは見たことがありません」と述べています。


Michaelさんは知らなかったのですが、実はその後市の担当者は督促状の代わりに、こんなクリスマスカードを36家族に送ったのでした。


「過去の請求がガルフブリーズプール&スパ(Michaelさんの会社)によって支払われたことをお知らせすることは、とても名誉あることだと感じています。
私たちは、あなたとあなたの家族が幸せなホリデーシーズンを過ごすことを望んでいます。」


このことでMichaelさんの携帯電話や会社の電話、Facebookページなどに、感謝の連絡がひっきりなしに届くようになりました。

Michaelさんは来年もコミュニティのために何かすることを考えていますが、間違いなく同じことはしないと言います。

「もし私がまた同じことをすると知っていたら、だれも電気代を支払わなくなるだろうからね」
と笑って話したそうです。

***

Michaelさんは「サンタクロースになったらこんな気持ちになるだろうな」と、きっと思ったことでしょう。


日本でもブックサンタという
「クリスマスに厳しい環境に置かれている全国の子どもたちに絵本を届けよう」という社会貢献プロジェクトがあります。

該当する書店で、子どもたちに送りたい絵本を購入して、レジでその絵本を寄付できるというもの。

こんな風に、近くにいる誰かに対して、自分のできる範囲で何かを贈る、ということがクリスマスはやりやすい一日だと思います。


本来クリスマスは、イエス・キリストの降誕祭。

なんとなく皆がいつもより幸せそうに見えて
それに比べて自分は、、、となってしまいそうになる人がいたとしたら

Michaelさんやブックサンタのように、自分が届けられる範囲で、
誰かに少しでも暖かい気持ちを分けられるかもしれない、と
そんな風に周りを見渡してみるだけで、寒いクリスマス・イブの一日がほっこり暖かくなってくるかもしれません。


サンタクロースが贈るものは、本当は物でもお金でもなくて
その暖かい気持ちなのだと気がつくと
皆がもうすでに、サンタクロースなんですね。

こんなふうに、私が毎日約1000記事をチェックして
「ちょっと気になる情報」「最近話題のニュース」「面白いできごと」をピックアップして週2回、お届けしている「DearMedia Newsletter」は無料で購読できます。よろしければ登録をお願いいたします。
https://www.dearmediainc.com/newsletter


ここでも情報発信しています:
- Twitter
- NewsLetter
- stand.fm

お仕事依頼はこちらから:


サポートありがとうございます!これからも良い情報を提供できるようがんばります!