タフになる遊び - 2020年12月1日のニュースレター
今年も残すところあと1ヶ月。
最近はどんなことをして遊んでいますか?
私は今年になってから、大好きな人の影響でなぞ解きやポケモンGoをするようになり、小学生の甥っ子達と話が合うようになって嬉しい毎日です。
釣りをしたり、絵を描いたり、歌ったり、踊ったり、走ったり、
ゲームをしたり、手品をしたりと、この世界はたくさんの遊びに溢れていますが
大人になると、仕事の時間はまじめな顔をして論理的な話をしなければいけない、と本当はプレイフルな人なのにそれを抑え込んでしまっている人も
多いように感じます。
今日ピックアップするのは、おかしな一年になってしまった
2020年の最後の一ヶ月を、遊ぶことで有意義にしよう、という記事です。
【本日のピックアップニュース】
大人になっても、遊ぶ時間を見つけることは
決して余計なことではありません。
生涯を通じて遊び心を持てば、幸せになれるだけでなく、
仕事もうまくいくことが科学的に明らかになっています。
これまで多くの研究で仕事において遊ぶことが、
労働者の疲労、退屈、ストレス、燃え尽き症候群の軽減につながるという
証拠が発見されています。
また、遊びは仕事の満足度、能力、創造性にも良い影響を与えます。
つまり、大人にとって遊びは常に重要なのです。
ガーディアン紙によると、遊びは、困難な時期に回復力を高める
最も強力な方法の一つです。
ユーモアは一般的に、ストレスや逆境に対して有益であることが
十分に立証されています。
30年以上ユーモアを研究しているウェスタンオンタリオ大学の臨床心理学名誉教授であるニック・カイパー博士は、
ユーモアがリフレーミングメカニズムとして機能し、
ネガティブな出来事から心理的な距離を作り出すことができると言います。
参考:
遊ぶということは、
限界に立ち向かうのではなく、限界を曲げることであり、
そうすることで思いがけない動きができる隙間を見つけることができるかもしれません。
また、遊びはロックダウンの世界では
単調な状況を活気づけるための強力な方法になります。
ストレスを解消するだけでなく、
世界を新たな光で見ることができ、可能性が見えてきて
今の瞬間がどんなに困難であっても状況を改善する余地は必ずあるということを思い出させてくれます。
では、もっと遊ぶには?
ニューヨーク・タイムズの記事によると、遊びは想像力に富み、自主的で、
内的に動機付けられ、創造性の余地を残すルールによって導かれるものです。
それはつまり、特定の結果を求めて行うことではなく
大きな喜びをもたらすだけのものです。
体重を1kg減らすために自転車に乗るのではなく、
単に楽しいからすることを意味します。
私たちがパンデミックと戦っているとき、遊びは優先事項のリストの中で低いものです。
私たちは、遊び心よりも不安を助長する世界に住んでいるので
大人の終わりのない”やることリスト”の中では、遊びは時間の無駄のように感じます。
私たちはするべき、またはしなければならない仕事で疲れ果てて
やりたい活動のための時間やエネルギーを持っていることは滅多にありません。
遊びはばかげて、非生産的で、時間がかかると感じます。
「しかし、これがまさに私たちが遊びにもっと時間をかけるべき理由です」と、遊び場の専門家であるMeredith Sinclair氏は話します。
自分の遊びのタイプを知っておきましょう。
人と遊ぶのが好きな人もいれば、一人で遊ぶのが好きな人もいます。
カラオケが好きな人もいれば、悪夢のような遊びをする人もいます。
誰もが同じことを楽しむわけではありませんし、それはそれでいいのです。
笑顔にならないような遊び方を、無理にしないようにしましょう。
遊びのマイクロモーメントを見つけましょう。
夕食を作りながらキッチンで踊ったり、
スーパーの列に並んでいる間にユーモラスな本を読んだりすることもできます。
その瞬間に自分のために何かをすることです。
参考:
***
事態が深刻であればあるほど、
真剣でまじめでなければいけないと思ってしまいがちですが、
遊び心はそんなときにこそ軽やかに事態を飛び越えさせてくれる
相棒になってくれます。
遊びやユーモアは、一息つけさせて余裕を作り
リラックスさせてくれる作用があるので、
それこそ仕事のシーンで自在に操ることができれば、強い武器となります。
そのためには、楽しむことを自分に許可し
その場にいる人が楽しむことも、一緒に許さなければいけません。
楽しんだり喜んだりすることをまずは自分にさせてあげて
十分に満たされたら、
他の人にもそれを与えられるようなそんな世の中になっていったらいいなと
思います。
毎分毎分、この時間がどうしたら楽しくなるか
ありったけのクリエイティビティを発揮してくすくす笑って過ごせるよう
忙しい12月にこそ、意識して過ごしたいです。
今日は、何して遊びましょうか。
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