ヴィジュアルが良いって損だよね事案
{2023.10.11の記事}
皆様は金麦飲んだことありますか?
もしかしたら今の時期は
秋の味が店頭に並んでいるかもしれませんね。
個人的に、ノーマルの味か夏の味が好きなんですよ。
でもなぜかたまたま、春の味も冬の味も飲んだことが無いので、季節が変わったらトライします!
私は子供の頃、鏡に写った自分を見て不細工加減に幻滅した経験があります。
それはそれは…
幻滅でした。
以前どこかの記事でも書いた気がしますが私は子供の頃発育が良く、身長も高いし、ポッチャリでもあったので、周りの色んな大人から
「おっきいね!」
と驚かれることばかりで
「可愛いね!」
と褒められた経験が無いのです。
そういう経験と、自分自身で
『そりゃ、これは可愛くないわ…。』と自覚してしまったものですから、その後の人生で
『自分はブスだ。』という思い込みをなかなか捨てられずに過ごしました。
『将来絶対に可愛い人(美人)になる!』
と決めていたので、高校に入るや否やバイトしてお金を稼ぎ、コスメなどにお金を費やしました。
色んな雑誌を見てメイクも勉強しました。
結果的に
「可愛いね!」
「美人だね!」
と言って貰える経験も増えました。
ところが最近、
『あー、可愛い(美人)って損なんだな。』と思うようになりました。
これは確実に私個人の価値観の問題ではあるのですが、私は
『彼氏や結婚相手等のパートナーはちゃんと自分で考える能力がある人が良い!』と思っています。
勉強ができる・できないという話ではなく、
『何か未知のものに出会った際に、しっかり自分の頭で考えて行動に結び付けられる人が良い。』と望んでいます。
しかし、
【ヴィジュアルが良い】
という魅力は、
【頭を使わなくても誰にでも簡単に分かりやすい魅力】
ですよね。
そうなると、私が求めるような
【自分の頭でしっかり考えることができる人】
ではない人も寄り付きやすくなってしまいます。
私にとって望んでいない
【頭を使わない人】
までも寄せ付けてしまいやすくなってしまうのです。
もっと早く気付いてれば良かった…。
ヴィジュアルが良い
=頭を使わなくても分かりやすい魅力
=頭を使えない人すらも寄せ付ける
このことにもっと早く気付いていれば、私はセルフプロデュースの方向性を見誤らなかったのではないかと思えて仕方ありません。
私が望むパートナーも、私自身の魅力もそんな表面的なものでジャッジできる代物ではない
っていう部分にしっかり目を向けていれば、無駄な恋愛をせずに済んだように思います。
書いておいてなんですが、人生に無駄なことなんて無いのも事実ではあると思うんですよ。
ただ、
【自分が望むパートナー】
と、
【そのパートナーに合うために自分が取り組めるアプローチ】
って、もっと違う方向性で取り組めたんじゃないかな?
もっと『楽しい!』と思える形で恋愛に向き合えた可能性があるんじゃないかな?
って考えると、
『私って今まで無駄に傷を増やしてただけなんじゃないか?』って自分が愚かに思えるんですよね。
皆様はどう思いますか?
最近では
「ルッキズムがなんやらかんやら…。」
なんて話もちょこちょこ耳にしますが、私は『ルッキズム=悪!』
とまでは思いません。
【ヴィジュアルが良い】
のも、魅力の1つであることは間違い無いと思うんです。
ただ、
・自分がどういうパートナーを望むのか
・自分がどういうパートナーシップを望むのか
これらの方向性次第では、
『ヴィジュアルだけを磨くことは逆に損になる場合もあるんだ。』ということに私は気付いてしまいました。
なので、どこかで私のこの意見が参考になるかもしれないので書いておきます。
もう少し深掘りすると、
・ボディメイク
・ファッションコーデ
・メイク研究
などの、【自分のヴィジュアルを磨く系の活動】も自分が『楽しい!』と思って活動しているのであれば、それは心から大賛成だし、私も応援したい気持ちです。
ただ、それらの活動を
『痩せないとモテないから…。』
『コーデを磨かないとモテないから…。』
『可愛いくならないとモテないから…。』
のように、
[他人からの評価目的で行っている]
のだとすれば、それはちょっと心配です。
極端な話
『全然楽しくはないけどモテるためにジム通いも、ファッション研究も、メイク研究も…!』と必死になっているだけでは、結局自分が望むパートナーと出会うチャンスを逃してしまうかもしれません。
『本当は痩せた方が良いのかもしれないけど…食べることも料理することも大好きだから、料理することに時間をかけたい!』と、いうタイプであれば、料理に時間をかけるべきです。
何なら
『今まではカロリーとか気にしたこと無かったけど、ちょっと栄養バランスについて考えた料理にチャレンジしてみようかな?』と方向性を変えるだけで、自然とダイエットに繋がる可能性もあります。
もっと言えば、自分の料理を美味しく食べてくれるパートナーにも出会えるかもしれませんよね。
『本当はコーデについて色々勉強した方が良いのかもしれないけど…そういうことを学ぶより歴史について学びたい!』というタイプであれば、歴史の勉強に時間を費やすべきです。
案外楽しいのが、【ファッションの歴史】という切り口で歴史を見直すことで、歴史も頭に入りやすかったり、歴史に沿ったファッションの変化を理解することでファッションセンスに深みが増す…
という風に、自然に楽しくファッションセンスを身に付けられる可能性もあるんです。
歴史・歴史に付随したファッションの変化が分かっていると、様々な映画鑑賞の楽しみ方も奥行きが増えて、デートも楽しめるのではないでしょうか。
また、メイクに関しても似たような感じで時代背景の変化に伴ったメイクの変化も理解していると、ただただトレンドに沿ったメイクだけではなく、自分にフィットしたメイクを選べます。
それだけでなく、化学の観点から
『この成分が良くて、あの成分は合わない…。』といった点を理解しておくことで、パートナーと共有できる化粧水や乳液を選べるので結果的に節約ができる…
など、生活に効率良く生かすことも可能です。
自分の見栄に固執するよりも、自分の興味関心と組み合わせて知識を積み重ねることがでにた方が、パートナーシップに応用出来る余地が増えるのです。
正直、今もまだ私は私の魅力が何で、どこにあるのかよく分かっていません。
分かってはいないけど、ヴィジュアル売りは路線をミスってることだけはとてもよく分かりました!
今後は自分の身の振り方も色々と調整する余地がありそうです。
今までは
[万人受けを目指すこと]
がモテるために最も大事な要素だと信じて止まなかったのですが、改めて考えてみて
・自分の個性を出すこと
・自分の好みの奥行きを生かすこと
・自分に不要な部分は徹底的に排除すること
など、
[とにかく自分のオリジナリティを極めること]
に専念した方が、結果的に自分が求めるパートナーと出会えるんだろうなと、とても腑に落ちました。
多分、恋愛に限らず、友達やビジネスパートナー等においても、自分の個性が一見して伝わる雰囲気を纏っている方が相性の良い人に出会いやすいのでしょう。
私はこれからしっかりと自分らしさに向き合ってみようと思います。
ヴィジュアルを磨くことが100%損だという訳ではなく、ヴィジュアルを磨くことだけに囚われて自分の「好き」に費やす時間を失ってしまうことが損なのだと思います。
また、【誰にでも分かりやすい魅力】
よりも
【分かる人には分かる魅力】
を磨いた方が悲しい思いをする機会は減らせるような気がします。
世の中の乙女・乙男たちに幸せな出会いが訪れますように。
おわり
因みに
「可愛い」
という言葉は、
[愛されることを許す(許可する)]
という言葉です。
『自分って、可愛くないなぁ。』と思い続ける、言い続けると、自分のことも愛せない、誰からも愛されない結果を招いてしまいます。
是非毎日
「今日も可愛いなぁ!」
と自分に言ってあげましょう!
男性もです!
可愛いという言葉はヴィジュアルに限らず、考え方や行動、あらゆる要素に形容できる言葉です。
是非
「何か分からんけど可愛いなぁ自分!」
と言ってみましょう!