模様替えしたら、コーヒーから春の香りがした話
こんにちは。メルボルンでバリスタをしている名倉(@nagusuke2)です。
メルボルンは2ndロックダウンで、今だおうち時間が長引いている状況。
時間ができたので部屋の模様替えをしてみました。
その後飲んだコーヒーから春の香りがして。
今日はそんなちょっとした体験を綴っていこうかなと。
最後までお付き合いくださったら嬉しいです。
模様替えのきっかけ
その動機、というかきっかけは単純で。
翌日仕事の予定でしたが、コロナの影響もあってお休みの連絡を受け、「あ、そしたらゆっくり今日は過ごせるな」と時間に余裕ができたから。
あとはいつも寝ているベットのちょうど真上の天井が怪しかったから。
こわ...
とにかく、今回はこんなテーマを付けて模様替えをしてみました。
コーヒーが美味しくなる模様替え
そんなテーマを基にしてみたことが、
・コーヒースペース確保
・日光の当たり具合
・大きな家具(ベッド、机)の大幅移動
それだけでコーヒーが果たして美味しくなるのか。分かりませんがやってみました。
模様替え前
僕は今シェアハウスに住んでいます。
ワーホリでオーストラリアに来る人は、大概おかねを持ち合わせていない(僕だけかも)ので、シェアハウスでみんなで家賃を分け合って暮らしています。
住み始めた部屋には、元々ベッドと机が備え付けで置いてあり、生きていく上で申し分ない家具が揃っていました。
ただ、コーヒーを淹れる場所を除いて。
キッチンで淹れればいいじゃん、と思うかもしれませんが、
キッチンとリビングはシェアです。
なので僕がコーヒーを淹れる時にシェアメイトが来てしまうと、それはもう嫌だというか。
家でコーヒーを淹れる時間は、誰にも邪魔されたくなくて。
なので部屋で、湯沸かしポッドを買ってコーヒーを淹れています。
ただ、そう、コーヒーを淹れる机が存在しなかったんですね。
そのスペースがなかった。床のカーペットで淹れるのも、コーヒーの街メルボルンのバリスタとしてプライドが傷つくかなぁと思って(そんなものはありません)、新しく机を作りました。
それが、日本から来る時持ってきたキャリーケースに、板を置いたもの。
意外とこれが平らになって机として機能したんです。
まあこれなら地べたに座ることになるけど、コーヒーは少し地面から浮くか、と納得して。
この半年間ほど、この体勢でコーヒーを淹れたり、なんならそこでラジオも配信していました。
慣れって怖いもので、意外と美味しくコーヒーをいただいていました。
コーヒーを中心に、模様替えした
まずはコーヒーを淹れるためのスペースを確保しよう。
意外とこれはすぐ場所を見つけられました。
それも、水道(洗面所)への導線もいい感じに。
次にそのコーヒーがきれいに見えるよう窓際にそれらを持ってこよう。
意外にもこれもすぐにフィットする場所を見つけられました。
それに合う形で大きな机とベッドを移動させよう。
意外にもこれらもすぐにフィットしました。
ものの1時間で、大きな家具の配置は終わってしまったんですね。
でも今まで、コーヒーを中心に部屋作りをしたことがなかったので、
嬉しかった。新鮮だった。幸せな初々しさを感じた。春の香りがした。
コーヒーから春の香りがした
模様替えが終わってコーヒーを淹れていた時は、
「なんか気持ち悪いな」としか思っていなかったんですが、
さっきランニングしていたら当てはまる言葉が見つかりました。
春の香り
それは、入学式のちょっと柔らかい緊張感とか、とある街の知らない桜の香りとか、鼻がムズムズするボヤっと明るい空気とか。
今までしたことがなかった、僕が大好きなコーヒーを中心に模様替えしてみたら、そんな嬉しいもどかしさをコーヒーから感じられました。
今いろんな種類のコーヒーが出て、僕が言うのもあれですが、
正直種類多すぎてちょっと前に飲んだコーヒーの味なんて覚えていません。
(もちろん大好きですよ)
まぁ覚える必要もないかもしれませんが。
でも、この「春の香り」がしたコーヒーは、
これからも記憶に残るんじゃないかなぁ。
とびきり美味しいコーヒーと、記憶に残り続けるコーヒーだったら、
後がいいなぁ。
なんて思いながら、また新しく手に入れた初々しいコーヒー豆で上書き保存しています。
そう言えば、なんでランニング中に思い浮かんだんだろって思ったんですが、今メルボルンは外出時はマスク着用しなきゃいけないんです。
そうだ、花粉症だった。
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ちなみに、そんなときの感情を忘れたくないなって思って、
その気持ちをラジオ(Stand FM)にも収録しています。
でも多分noteの方が整理されていると思いますので、気が向いたらぜひ。
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