コーヒーは、名脇役である。
コーヒーと運動の相性について話したことがある。
もしかしたらコーヒーによってダイエットに成功したかもしれないという経験から、コーヒーのダイエット効果について調べていた。
既に研究結果として、コーヒーのカフェインによって脂肪燃焼効率を高める効果が確認されている。
そう、コーヒーと運動は相性がいいのだ。
ただ僕は、そのコーヒーに含まれる成分どうこうというよりも、
コーヒーという概念がもつ、その親和性の高さにとても興味を持っている。
親和性とは
物事を組み合わせたときの、相性のよさ。結びつきやすい性質。
僕が興味のあるのは、あくまでコーヒーという概念の親和性であり、物質、飲み物としての親和性ではない。例えるなら、コーヒーと牛乳が合う、というのではなく、コーヒーと本、のようなこと。
コーヒーと運動もそうだ。本来結びつかなかった二つが、科学的な観点からそれぞれ作用しあって僕たちの健康にいい効果を与えてくれる。
こういう本来結びつかなかなかった概念同士が結びつくこと。
それによって新しい発見やいい効果をもたらすことを親和性が高いというのであれば、コーヒーはこの上ない「親和性の高い飲み物」ではないだろうか。
コーヒーの親和性
僕はコーヒーという飲み物自体も好きだが、こういった親和性が高いことにもとても注目している。
簡単に言えば、コーヒー×○○や、コーヒーを通じた○○。
例えばコーヒー×運動でも、韓国ではコーヒーかすを再利用して陸上競技場のランニングトラックにクッションとして使用されている、なんて事例もあるのだ。
そこで生まれる可能性というのは本当に無限大だ。
それだけコーヒーという概念は魅力的で、それでいてそのコーヒーだけでは成り立たないという名脇役のような在り方に、僕は魅せられている。
これから僕が始めていく活動は、バリスタでもなければ焙煎士でも、生産者でもない、名前のない仕事のような気がする。
でもそれこそが僕のやりたいことであり、一番ワクワクすることだ。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事は、ラジオで「コーヒーと運動の相性」について収録したものを発展させて執筆しました。
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