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参拝旅のしおり 宮島その6 ィイ・ヤシロ・チvol.71

本稿は、「いざ、宮島へ!」とお考えの方々に、2024年夏時点の旅情報のいくつかをシェアしたい、という試みである。

実は、以下の記述は「今後の、いつかは分からない」自身の3回目となる宮島旅企画の予備調査の色合いが濃い。

これまでの2回の参拝記事は、以下の通り↓

これら ↑ の楽しかった参拝旅を通じて思い知った宮島の魅力を、さらに堪能するために集めた、「先のお楽しみ旅」情報のまとめである。要するに自分用メモなのだが、宮島旅にご興味のある方々へ何かしらのお役に立てれば幸いと、此処にあげてみた。

秋の紅葉、春の桜満開という、ど真ん中な宮島観光を経ての、さらなる宮島魅力探検企画。であるから、ややマニアック、深追いしたがりのわたくしの性分が反映される企画となり、少々マイナープランとなるかもしれないことを、あらかじめご理解いただくことを心よりお願い申し上げる。そして、御師ェルジュ名艸からの少しクセのある参拝旅の参考案内としてご笑読いただければ、雀躍の心持である。

では、旅情報のまとめに入ろう。↓

まずは、宮島でのメインスポットである、海に浮かぶ厳島神社とその大鳥居の美景を愛でるには、潮の干満時刻は確認必須である。わたくしは、たまたま満潮時と干潮時のそれぞれを楽しむ参拝ができたが、三度目の正直として、水深の状況をよくよく考慮に入れるのが肝心と強く思う。

そのうえで、下記の動画↓を視聴されると、宮島旅の計画の柱である、厳島神社参拝の肝がすんなりと理解できる。干満時で自動的に日程が決まり、それを中心に宿のセレクトや島へ上陸と帰途の時刻を決めることが容易になるだろう。

島内の他処の観光スポットのピックアップや移動プラス所要時間も大まかに把握することで、プランニングはきっと楽々と進むはず。


序ながら、弥山登山にロープウェイの活用をご検討の方は、必ず帰りのロープウェイ最終発車時刻を押さえておきたい。うっかり山道を足元危うい暗さで下山という憂き目に遭うやもしれず、よくよくご注意のほど、お願いする。

「世界遺産」と聞くと、メジャーな観光地だからと、勝手に普通の観光地並の利便性を想定しがち。が、地方の、ましてや島の世界遺産は、舐めてはならないと、御師ェルジュは強くお伝えしたい。↓ 現地の方の案内動画、大変参考になる。

絶景登山を安全に楽しめたら、下山後の休憩&お買い物タイムに入ろう。ただし、現在、宮島のコンビニは一店舗のみで、そのほかのお店も閉店時間が早い。車移動はほぼできない。これも要注意ポイントである。

特に弥山の山上では、水分補給や雨具、バンドエイドなどの応急セットがゲットできないことと、へたばった時もどうにか人力で移動する他ないことは前提。瀬戸内の絶景や、自然の豊かさ溢れる弥山は、思った以上に危険な場所が少なくない。
 
山道でたまたますれ違った異年代揃いの家族連れが「おばあちゃんに山の下で待ってもらって良かった、こんなにキツいのは無理だったねー」と、話すのを小耳に挟んで、他人事ながら「いい判断されましたねー」と心のなかで拍手をしたことを思い出す。

どうか「もしも」を想定された持ち物用意や行動計画をお願いしたい。それが楽しい山旅の基盤となるから。

実は、わたくしの次回の宮島は、山ではなく、海を目指している。なので、クルージングを楽しむプランに注目する。チェックすると、大鳥居と厳島神社の夜景を海上から眺めるものと、七浦神社を参拝して宮島をぐるりと回る日中のコースがヒットした。わたくしは、神社参拝クルージングのチャンスを狙って、このプランに興味津々だ。↓

夜景を楽しむなら、島内に宿泊が便利だろう。↓

さて、3回目の宮島訪問の時期は、と考えると、イベント絡めての日程も考えてみる。わたくしが一等、気にしているのは、年に一度の弁天様の御開帳である。毎年6月17日と決まっているので、何年後かに是非とも臨みたいと願っている。

他にも、以前開催された宮島でのイベント、わたくしが素敵と思いつつ参加できなかったアレコレを思い出す。こちらの方は、その一つ、野村万歳さんの狂言を能舞台で鑑賞されたようで、羨ましい限り。↓

御能や狂言、玉三郎さんの奉納舞など、これまでも様々な素晴らしい上演があった、能舞台という、世界遺産の稀有なステージも味わいたいと夢見るわたくし。

他にも、季節ごとのビューポイントを示す、厳島八景というお話があるそうな。時と場所のベストな組み合わせを、宮島旅で体験するのもまた一興。

そして、風景や建築物の鑑賞のうえに、宮島の歴史や文化に触れる視点を加えるならば、さらに豊かな旅となる。それらを学ぶ最適な場所は、此処ではなかろうか?↓

楽しくお土産探しもできそうな、伝統工芸品との出会いの場所は此処かな?と思ったり。

そうしてやはり締めくくりの口福・幸腹タイムにぴったりな美味しいものは、↓の記事で調べて直会とお土産ゲットといこう。

こうしてまとめていくと、居ても立っても居られないような旅立ちの心が湧き上がってくるわたくしである。けれど、いやいやまだまだこの気持ちをしっかりと熟成させて、来るべきチャンスに備えよう。イベント情報にもアンテナを張りつつ、瀬戸内海に浮かぶ女神様の島を再び訪れる幸運が巡ってくることを祈りながら、日々を重ねていく。「その時」を待つお楽しみを愛でながら。

巫女舞の鈴に似た花 ベニハナトチノキ 花言葉は慈愛

最後までお読みくださり、ありがとうございます。和風慶雲。


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