見出し画像

お菓子を作ったら自由を感じた

昨夜作った「イチジクのワイン煮入りのクラフティ」を一晩冷蔵庫で冷やして、朝ごはんのデザートに食べた。

シュワっと気泡が潰れるような食感かなぁと想像していたんだけど、実際食べてみたらしっとりとしていて、まるでフレンチトーストみたいだった。

画像3

よくフレンチトーストを食べた人が「プリンみたい〜〜」と言っているけど、このクラフティこそ「プリンみたい〜〜」だ。
イチジクの優しい味がクラフティに馴染んで存在感は薄かったけど、口の中でプチッとなる感覚が楽しかった。

久しぶりにお菓子作って満足。まだ生クリームが残ってるからあと1品作る予定。
毎日の食事という意味での料理はしてるけど、たまにはちょっと頭を変えてお菓子作りっていう料理をするのも楽しいなぁ。

***

ちょっと話はちがうけど、自分の畑と違う事だと自由になれるんだなぁと料理をしながら思った。自分の畑というのは私にとっては服作りなどのハンドクラフトやデザイン。好きなのに制作中はどうも保守的になって遊ぶことがしにくいなぁと感じる。

料理やお菓子作りなんかは私にとって遊びだったり気晴らしだったり、ただお腹を満たしたいだけのことだから、あんまり気合を入れたり難しく考えたりはしない。いろいろ考えずにレシピ通りに作ったり、冷蔵庫にある物を適当に煮込んだり、レシピ通りじゃなく好きな食材を多くしたり味付けをアレンジしたり、てきとうに気楽にやっちゃう。
おいしく作るのが1番の目標。ということまで気取らずに思える。失敗したってそんなに凹まないし適当に塩を足したり焼きなおしたりしてやり過ごせる。

自分の畑はお金を頂く仕事で、毎日の料理はお金が発生しないから気が楽っていうのは大きいと思うけど、それでももっと気楽に自分の畑でも遊びたいなぁ。そうしたらもっと楽しいものが作れるんだろうなぁ。

久しぶりにお菓子を作ったらそんなことを思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?