【梅雨時の健康のバロメーター】
博心堂鍼灸院の、いんちょです。
いつまでもジメジメしたお天気、憂鬱ですね。
そんな悠長なことばかり言っていられないくらい、全国的に豪雨の被害が広がっているみたいです。
悪天候の影響は人の体にもひとしお。
連日続く豪雨被害ですが、時期的には本州も間もなく梅雨明け。
梅雨前線が太平洋高気圧に押し上げられて北上すれば、すぐに猛暑が訪れるんじゃないかなぁと思います。
長期予報だと、今年の夏はとても暑いのだとか。
そんなわけで今から疲れているわけにはいきませんね。
最近気になるのが、ちょっと歩いただけで膝が痛いというひとが多い。
・膝は人の感情エネルギーでは意志の部分と密接に関係があります。
・意志が弱い人はひざが前に出ず、ちょこまか歩く。
・意志が弱くて注意力が散漫な人は、フラフラとひざが外に開く。
・体力の消耗や自分に自信のない人は、ひざが内股になる。
そして、疲れがたまってくると、ひざがねじれます。
蓄積疲労のある人は、股関節から太ももが内巻きなり、ひざ下が外巻きになります。
一見不思議な膝のねじれですが、体力が消耗しておなかに力が入らないと、股関節の開きが硬く委縮してしまい内巻き、内股になります。
でも、カラダがフラフラするので、ひざから下はいたしかたなく外にねじれるように開いてしまうわけです。
体力が消耗気味なので、足裏の張りもなくなり偏平足気味になります。
急に靴底の外側や後ろ側が極端にすり減りだしたら要注意です。
こんなねじれた膝の人は、股関節が委縮しているために大股で歩くことができませんし、左右に足を開くこともかないません。
カラダに無理のかかる生活や寝不足がたたっているのかもしれません。
そんな人は、暑い夏が突然訪れると、すぐに夏バテしてしまいます。
カラダを滋養する生活を心がけ始めるタイミングが訪れているころですね。
カラダの消耗具合を確認するには、毎日自分の姿をチェックするとよいです。
カラダがやつれていないかどうかを察するには、自分のお尻の大きさと位置を確認すること。
体力を消耗して体がやつれてくると、お尻が小さくなってしまいます。
単純な運動不足ということもあるかもしれませんが、大病の後やお産後など、たくさん体力を使った後にも、こうしたカラダの変化は顕著です。
ただお尻が大きければいいかというと、一概にそうとは言えません。
お尻の上の方がプリンっ!と張りがあるように大きい人は体力や持久力があります。
お尻の下がテロンッ!と垂れ下がっているように大きい人は、食べすぎや運動不足による余分なお肉です。
あるいは、カラダの活力が落ちていることによる下垂ということですね。
お尻が下がっている人は、無理な運動は禁物ですが、食習慣の見直しと睡眠リズムを整える必要があります。
お尻全体が小さい人は、そもそもカラダを支える余力を備えていませんから、カラダを滋養する食事と十分な休憩を心がけ、程よい運動を加えることで、良い血流を確保していったらよいでしょうね。
他人のお尻と比べるわけにはいかないので、こればかりは普段から自分の立ち姿を確認する習慣を持っておかれるとよいです。
姿見に写る自分の横や後ろ姿を見て、足が長く見えていればお尻がプリンっ!と張りを保って引きあがっています。
休に足が短く見えるとき、もしかしたら、過食や不摂生によるお尻の下垂かもしれません。
夏バテの原因にもなりますから、生活の節制を心がけましょう。
梅雨時の健康のバロメーターを上手に活用しながら、猛烈に不順な梅雨後半を、上手に乗り切ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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