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また旅をしたいプロヴァンス

こんにちは、希依です。

YouTubeを見ていたら大型の車がラベンダーを刈り取っている動画がありました。どうやら大型の車が動いているのを楽しむチャンネル(?)らしいのですが、南仏ヴァランソールの美しいラベンダー畑の刈り取り、工場へ移動、蒸留の様子などが少し見ることができました。

こうやってラベンダーは刈り取られて、工場に運ばれて、精油になっていくのだなと、なんだかぼーっと眺めちゃいました。

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私が南仏に行ったのは2015年ですからもう6年も前の話ですが、
南仏という場所の素晴らしさはとても感動的でした。

よくプロヴァンスとかヴァランソールとかソーとか出てきますよね。
ヴァランソールもソーもプロヴァンス の地域の名前で、ヴァランソール高原、ソー高原とか書いてあります。私はソー(Sault)の近くまでいきました。

ラベンダー の畑はとても良い香りがします。
が、人間の体のシステム上、安心できる香りだと判断すると香りがわからなくなります。そこはちょっと惜しい笑

ラベンダー畑の中はというと実際はすごいたくさんのハチがいるのです。
結構唸っていますが、刺してくることはないです。

ラベンダーがとても良く育つ場所は標高700m〜1400mという高地です。
ソーの近くで800mほどのところまでは行ったのかな?
もう少し標高は高いようです。

私がよくいく箱根の仙石原でだいたい640mぐらいですね。
外輪山でも1200mほど。
私がお世話になっている富士山静養園では700前後です。


ラベンダーは特に炭酸カルシウムが多く解け出した土壌(弱アルカリ性)で、水はけの良い所を好みます。
プロヴァンスはこうした土地だとのことで、プロヴァンスの高地ラベンダーの精油が最上品と言われるのはそのためです。


プロヴァンスではサラダにもチーズにもラベンダーを入れます。
サラダはとても美味しく頂きました。
チーズはアルルの街の朝市にて試食しましたが、ラベンダーの味はほんのりでした。でも、色はすごい青色でしたけどね…笑

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中央のブルーのチーズがラベンダー チーズです。


ラベンダーはプロヴァンス風のハーブにも入っています。
エルブドプロヴァンスと言われ、
セイボリー、フェンネル、バジル、タイムなどの他に、
ラベンダーもブレンドされています。
入っていないものもあるようですけどね。

料理の上からパラリとかけるだけではなく、
トマトを使った煮込み料理や
オリーブオイルに香りを移して使うのもおいしいです。
独特な香りのハーブで、肉料理には特に合うように思います。


プロヴァンスで一番困ったことは
なんといっても蚊やハエがとても多いことです。

これは環境を守り安全な植物採取のために
農薬散布を制限している地域だからです。

そのためなのか、
それともこのプロヴァンスの気候のせいなのか、
農薬散布がないから蚊もハエも元気いっぱい!
日本のものよりもとにかく大きいんです。
そして刺されると痒いよりも痛いです。

歩いているだけでも寄ってくるのに
基本レストランは開け放たれているので、
テーブルの上にはハエ
テーブルの下には蚊がいる状態。

ラベンダーやペパーミントで虫除けしていましたが、
虫除けを塗っていないわずがな隙間や
服の上から刺してきます。

日本人の私たちからするとそれが1番の悩みですが、
殺虫剤を使うことこそが悪と考える土地だからこそ、
素晴らしい植物が育ち、その恩恵を受けているのでしょう。

まあ、3日もすれば慣れます。
蚊取り線香ぐらいは欲しかったけれど。

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荒地のように見えますが、これが他の植物と一緒に育つたくましい野生のラベンダーです。


また私が旅をしたい南仏のプロヴァンスのお話をしてみました。
最後になりますが、
私が作った動画にも南仏の様子を納めた動画がありますので、置いておきます。

https://youtu.be/ncDZL4tRB0Q

いつかまた気兼ねなく旅ができるようになるといいですね。



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