かつお節発祥の地、印南町
かつお節といって思い当たるのが、土佐・薩摩・伊豆・・といったところでしょうか???
実はかつお節の発祥の地は和歌山県ということは、ご存じですか?
江戸中期,紀州(和歌山県)の印南町の鰹節職人である、土佐与市(本名善五郎)。燻乾法鰹節「土佐節」製法を東日本一帯に広める礎を築いた立役者なのです。天明のころ安房(あわ)南朝夷(みなみあさい)村(千葉県千倉町)にいき,禁(藩外不出の製法でした)をやぶって土佐節の製法をつたえる。その間,享和年間(1801~04)には伊豆国安良里へ渡り,両国へ土佐節製法を伝授。その製法は江戸末期までに奥州気仙沼方面へもおよび,東日本製品全般の品質改良の好結果を生んだ。文化12年3月23日死去。58歳。
との記述があります。
そう!!!!
醤油や味噌だけでなく、かつお節も、和歌山県が発祥の地なのです( *´艸`)
かえるの港の前にある公園の横に、デカデカとその看板が設置されています。
とはいえ、今では印南町でかつお節は作られておりません。
天明の大飢饉によって印南漁師たちは引き揚げ、かつおの通い漁も幕を閉じました。詳しい詳細は、印南町のHPで👇
ということで、行ってきました!
与市が伝えたかつお節の町、千葉&伊豆(^^)/
ちなみに、かつお節を伝えた漁師・土佐与市(本名・甚太郎)ですが、名前からか『土佐のヨイチ』と思われている方が多くおられます(笑)
いやいや。。。和歌山人ですからー------------!!!!!
そして・・・ここ田子地区でも、土佐出身のヨイチさんだと思われていたようで( ノД`)シクシク…
和歌山の印南町出身の方ということ、しっかりと伝えてきました!
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