心の声に従うのがいいワケ
こんにちは。
「本心に従って自由に楽しむ生き方」を応援するライフコーチ吉野かずこです。
心の制限をゆるめて、本心が望む生き方をするサポートをしています。
今回は「心の声」についてのお話です。
心理学やコーチングを学んだり、セッションでクライアントさんと話していくうちに、幸せになるすごく大切なポイントだと気づきました。
その大事なポイントを是非皆さんにもシェアして幸せを広げたいと思ったのでお話していきます。
心の声とか頭の声ってどういうこと？
心の声に従うと何がいいの？
と疑問に思う方、幸せになりたい全ての方にそのヒントをお届けしますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
この記事は音声でも聴けますのでよろしければそちらもどうぞ♪
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「心の声」って聞いたことありますか？
よく分からないし胡散臭いって感じる人もいるかもしれません。
私が思う心の声っていうのは、一言で言うと「本心」ですね。
心から本当に望むこと、自分の内側から出てくる本当の気持ちです。
コーチングセッションでたくさんのクライアントさんとお話をしていく中で、心の声に耳を傾けていない人がたくさんいると感じてきました。
耳を傾けていないだけではなく、心の声に気がついていない人もたくさんいます。
「頭で考える頭の声」というのは、論理的な考えです。
今までの経験や知識を積み重ねてきたことを踏まえて、
損か得か、
メリットデメリットか
を考えたり、現状の居心地がいいコンフォートゾーンを抜けない為にどうするかを考えたりします。
いろいろ論理的、分析的に考えた結果出てくる答えが頭の声です。
私はいろいろ学んだり、実際にクライアントさん達の変化を見てきたりして
絶対に心の声に従った方が幸せになれる
ということを確信しているんです。
心の声に従った方が幸せになれるというのは、心の声が本当に自分が望むことだからです。
望みは簡単に叶えられない、自分の望みばかりではわがまま、自己中心的と思う方もいるかもしれません。
でも、結局は自分の望みが叶えられていった方が人生幸せなんですよね。
もちろんそれは人の迷惑になること、人に危害を加えることは別です。
ただ、基本的には大人になった私達のほとんどはそこまでして自分の望みを叶えようとはしないですよね。
それよりもずっと、
人に迷惑をかけるんじゃないかと考えすぎて自分のやりたいことも出来ない。
というパターンの方が多いです。
それならそんな心配で動けなくなるより、自分の望みを叶えていった方がよっぽど幸せになるのが早いということです。
自分の人生一度きりです。
歳を重ね自分の命があと少しとなった時に、人生を振り返って
「やりたいことをやっておけばよかった。」
と後悔する方がたくさんいます。
やりたいことをやらないままずっと我慢して、時間だけが過ぎるのは健康的ではないと思うんです。
誰に気を遣った人生なのか、
誰の為の人生なのか。
真面目で優しい方、気遣いできる方がすごく多いと思うんですね。
空気を読んで、
気を遣いすぎて、
自分の言いたいことを言えない、
やりたいことをやれない、
そんな毎日の積み重ねでは幸せになれないのは当たり前ですよね。
そこから幸せになっていく為に自分の本心、心の声をしっかり聴いてほしい、心の声に耳を傾けてほしいっていう話です。
心の声は、直感で出てくる答えです。
例えると
「子供の純粋な心」で考えていただくとイメージしやすいかなと思います。
論理よりも感情的で、 まずパッと出てくる答えですね。
楽しいとか、嬉しい、ワクワクする。
そういう気持ちがパッと出てくるのが心の声で、素直なやりたいこと、本当の望みが出てきます。
頭で考えた時には、 思いついた答えの次に、
「これはこうした方が無難だな。」
とか、
「こっちの選択をした方が有利だな。」とか、
「こうした方が人に嫌われないな。」
とか。
後から理屈で考えるような答えが出てきたら、それは頭の声、頭で考えるということです。
頭で考えるのは、どちらかというと大人の考え。
今までの経験や知識を基に、損得感情や危険回避する為など、いろんな理由をつけて考えていく。
論理的に理由を後付けしていったり、正しい判断をしようと考えるのが大人の考え、頭の声です。
今までの経験からくる考えは、やっぱり1番身近にいた親の影響を強く受けていますし、周りにいた先生や親戚、近所の方など関わった大人達の意見が刷り込まれている、入っているのが自然なことです。
「こんな状況で親だったらなんて言うかな。」
と考えてみると分かりやすいかもしれません。
例えば、
「疲れたな。ちょっとゴロゴロしてリラックスしたいな。」
という子供の心、心の声があった時、
親の考えが出てくると、
「そんなゴロゴロしてないで早く動きなさい。」
と言われるようなイメージがあれば、それは大人の考えで、頭で考えていると考えていいと思います。
このようなことは、普段個人の頭の中で行われているやりとりです。
でもコーチングセッションの中で、コーチとして日々クライアントさん達の心の声と頭の声が聞こえてくるように感じています。
エピソードは数えきれないほどあります。
例えばクライアントさんの理想の未来の話をする時に、私の質問に対してパッとと出てきた答え。
例えば、
「海を見ながらぼーっとのんびり過ごしたいな。」
というのが 出てきたら、それは本当の心の声で、自分の望みなんですよね。
でも頭で考えると、
「そんなダラダラした未来じゃなんかかっこ悪いな。」
「それじゃあ大人として何も生み出してないな。それを人が聞いたらだらしないやつって思われるんじゃないかな。」
「それが目標じゃ、一般的にいいとされてないな。」
と他人がどう思うかを考えたり。
そんな風にいろいろ頭で考えた答えが後付けで出てくるんです。
そうすると、その頭で考えた答えを自分の理想の未来として淡々と話すということは結構あるんですよね。
そして、結局本当の望みは「海を見てぼーっとして過ごしたい」のに、
理想の未来としては例えば、
「仕事で実績を上げて活躍する」
とか、
「年収いくら以上稼げるようになる」
などを本心と勘違いしながら話すことになるんです。
そこにはお金や地位、 一般的に、世間的に、周りの人にどう見られるかという、見栄やプライドが邪魔してくるんですよね。
それで、1人で理想の未来を考えてみると、その邪魔された方の頭で考えた偽物の理想の未来を持ってしまうことがあるんですよ。
これがすごい不思議な感じもしますが、本人が一生懸命考えて出した答えが理想だと思って進んできたのに、実は違うとなったらショックですよね。
それまでそこを目指して頑張ってきたのに進んでた方向が違うとなると、「それまではなんだったんだろう。」とがっかりしたり、 自分がやってきたことを振り返ったりすると思います。
そういうことがなるべくないように、心の声をしっかり聞いてほしいなと思うんですよね。
ここで、
「だからと言って、そんな海を見てぼーっと過ごしてたらお金にもならないし、運動不足にもなるし、困るじゃないか。」
というような意見が出てくるかもしれません。
これは1つの例えですけど、本当の願いが海を見てぼーっと過ごすことであれば、それを叶えた上で出来ることが必ずあるんですよね。
そっちの道を考えてほしいんです。
それがもう「それはダメ」って最初から決めつけて、無理だと思っちゃってるのは、完全に頭の声に従っているからなんですよね。
まずは、心の声に従った願いを叶えられるようにしていくのがベストな選択になるんですよ。
それが自分が幸せだと感じられるからですね。
結局誰が何と言おうと、 自分の大事にしているもの、価値観がそこにないのであれば幸せにはなれないんですよね。
周りの人が社会的地位があるのが幸せだと考えていても、自分がそれを大事だと感じていなければ社会的地位を得ても幸せにはなれません。
だから、海を見てぼーっとする時間を確実に確保することが大事になってくるんです。
これ、伝わりますかね？
セッションで話していると、心の声と頭の声の違いがすごくよくわかるんですよ。
見ていて、聴いていて、全然違います。
話し方、表情、声のトーン、目の輝きなど全部違うんですよ。
心が望む心の声で話している時には、もう目がキラキラして、すごく楽しそうに、ワクワクした感じです。
テンションが上がってちょっと早口になったり、もう嬉しさが前面に出ているんですよね。
それが頭の声で考えたことに話が変わった途端に急にトーンダウンする。
ちょっと静かになって、声のトーンが下がって、元気がないような雰囲気、笑顔が消えたり話すのがゆっくりになったり、伏し目がちになったりします。
だから、 コーチとして話している時にはクライアントさんを見たらすぐ分かるんですよね。
感情を表情にあまり出さない方もいますが、それでも見ていると大体分かります。
その様子を見たまま感じたままにお伝えすると、本人はそんなつもりなく、その表情や声のトーンの変化に気がついていないので、
「あれ。そうでしたか？そうなんだー。」
と言われて初めて気がつくんですよ。
だから、自分で気がつくのは難しいということがあるんです。
もう1つ例えを出すと
何か選択をする時に、例えば転職するかしないかで迷っているとしますよね。
そういう時に心の声は、
「もう転職したい。新しい職場に行きたい。そこが楽しそう。」
とパッと出てきたとしても頭の声が
「残った方が給料がいいよな。」
とか、
「今の会社の方が有名な企業で親も安心するし、周りにも羨ましがられる。」
などと損得で考えて迷ってたりするんですよね。
でもそういう時は、心の声を本人は本当は奥底では分かっているんです。
分かっているんだけど、 頭の声に引っ張られて前に進めないんですね。
心の声に従うのはすごく勇気がいるんですよね。
だって、大人の声が止めるから。
だからそういう場合は、
私は、たとえ給料が下がっても有名な企業じゃなくても、自分がやりたい、やってて楽しそうと思ったことに進んだ方が幸せになれると思います。
実際に心の声に従って転職したら幸せになれたという方もいます。
直感に従うといいというのはそういうことだと思うんですよね。
直感でパッとと出てきた答えは、心の声、本当の自分の望みなんですよね。
その後にたくさん理屈で考えすぎたり、いろんな理由をつけてくるのが大人の声。
大人の声には本当の自分の望みだけではなく親の意見、世間体、周りの人はどう考えるかどう見られるかなどいっぱい。
自分ではない他者の意見がたくさん混じるので、そこに騙されないように、間違えないように、本当に自分が望む選択をしてほしいなと思います。
「理屈は分かったけどそんなの無理。」
って思った方は、今の状況でも出来る最初の小さな一歩から、自分の心の声、本当の望みに進んでみてください。
小さくてもちゃんと変化していくと思いますよ。
心の声、頭の声をまとめてみると、
心の声は自分の本心、心から本当に望むことで、子供のような純粋な心、感情優位で、楽しい、やりたい、ワクワク、そういう気持ちを基準にした直感で出てくる考えですね。
頭の声は、後天的に身につけた経験や知識を基に損得感情や危険回避の為と考えるような大人の意見のようなもの。
親の意見、 一般的な考え方、世間体、周りの人はなんて言うかなど、そんないろんなことを考慮して出てきた考えが大人の声です。
この記事を読んで、
「心の声を大事にしてみようかな。」
と思ってくれたら嬉しいです！
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今日もあなたにとって、いい日でありますように♪
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看護師歴20年で1番やりがいを感じた、がん患者さんの継続サポート。
その経験から「対話での心と生き方のサポート」にフォーカスできるコーチこそ自分の天職だと気づく。
周りを優先させ疲れていたが、コーチングや心理学を学び自己理解を深めて自分軸を取り戻す。
ライフコーチとなり、本心と価値観に沿った生き方を自由に楽しむ生き方を伴走サポート中。
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