見出し画像

back number沼の底へ・・・


back numberとの出会い

私がback numberに出会ったのは、2015年11月、中学1年生の時だ。
母が当時の月9ドラマ"5→9〜私に恋したお坊さん〜"を見て、

「ドラマは面白くないけど、主題歌がめっちゃ良い!なごみも聴いてみて!!」(あくまで母の感想笑)

と、私にドラマのラストで流れる【クリスマスソング】を聞かせてきたことが最初の出会いだった。

しかし、私はその時ピン!とback numberに惚れ込んだ………訳ではない。(笑)

「おー、なんか秦基博みたいな感じ?、まあそんなに騒ぐほどでもなくない?」

としらけた返事をしたのを今でも覚えている。 

back number漬けの毎日 

しかしそんな私を横目に、母はどんどんback numberにハマり、昔のアルバムを一つ一つ買い揃え始めた。
気づいた頃には、歴代全てのCDが家に並べられていた。(笑)

当然、母の運転する車内ではback numberのCDしか流れない。
否が応でも、私は毎日back numberを聴かされていた。


そしてそんな日々が半年ほど続いた頃、
私はついにback number全曲を歌えるようになっていた。

そして私も母のようにback numberの曲たちが大好きになっていた。
いつしか、「聴かされている」から「聴きたい」に変わっていた。

その理由は、単純に”歌詞が良すぎる”から。
人の感情、情景描写のうまさ、一曲一曲のストーリー性。
曲の主人公がその一曲の中で、前向きになったり、大事なことに気づいたり。
その歌詞を見て、聴いて、私も色んなことに気づける、学べる。

まだ酸いも甘いも知らない中学1年生の私にとって、
back numberの曲を聴くことは新しい世界を知ることでもあった。
悲痛な片想い、失恋、幸せな恋に、大人な恋。全てが新鮮で衝撃だったのだ。

人生初のライブ参戦

そんなある日、母からいきなり
「back numberのライブチケットを取ったから一緒に行こう!」
と言われた。

私は、当時まだ人生で一度も音楽ライブに行ったことがなく、ライブの良さを全くもって知らなかった。
だからその時私は、

「CDを聴けば、お金をかけずに家で音楽を楽しめるのに、なんで何千円もお金出してまで聴きにいくの?ていうかなんで相談も無しに勝手にチケット買ったの?勿体無い。」

と反発した。

「イケメンのアイドルならまだしも、back numberておじさんでしょ。」

とまで言ったのを今でも覚えている。(笑)

しかし、2016年7月10日。
他に一緒行ってくれる人が居ないからと、結局母は私をライブへ強制連行した。(笑)

母が撮ってくれた当時中2の私とツアトラ
atマリンメッセ福岡

いやいやながらも会場に着いたその瞬間、私は急に胸が高鳴った。
あの感覚は今でもしっかりと覚えている。
そこにあったのは、back numberのグッズを身に付け、とても幸せそうな顔で笑っている大勢のファンの姿だった。

当時私の周りには、back numberが好きだと言っている人は、本当に母しか居なかった。
だから、こんなにback numberは多くの人に愛されているんだ!という「驚き」と、私と同じ”好き”を持った人がこんなにたくさんいるのか!と言う「喜び」で開演前から胸が一杯になった。

そしてライブが始まり、大音量で響く生歌や、会場を包む照明の迫力に私は圧巻された。

しかし何より、私を引き込んだのはMCだった。
どんな内容だったのかまでは6、7年前のことなのでよく覚えていないが、

「え、back numberってこんなにお茶目なの?!気さくなの?!面白いの?!え、好き!!!!」

となったことは確かだ。(笑)

そう、このライブに行って私は、
back numberのメンバーの人柄まで大好きになってしまったのだ!

曲だけでなく、メンバー、つまりback numberそのものが大好きになった。

さらにその後、母がファンクラブone room goldに入会してくれて(中学生には高かった笑)、FC内の動画、vlogをこれでもかと身漁り、その夏が終わる頃には、二度と抜け出すことのできないback number沼の底へと沈んでしまっていたのだった。

それまで何にもハマったことの無い私が、初めて好きになったもの。
初めて胸を張って大好きだ!大ファンだ!と言えたもの。

今はback number以外にも好きなバンドはいくつもある。
しかし、私にとって、今までもこれからも、
back numberは私の原点であり頂点である。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?