聖地巡礼 【旅日記】
本日も、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。 昨日に続き、山梨県の南、峡南地方へと、ご案内いたしま~す (^^♪
今回の旅程をおさらいしておきます。
昨日は、無事「ミミ」を食べることが出来ましたね。
続いて本日は、聖地巡礼です。電車とバスとを乗り継ぎます。そして、〇〇にも乗ります。(〇〇って、なんでしょうね)
もちろん、歩きますよ~!
集合は、甲府駅。身延線のホームに、朝8時45分で、お願いします。
身延線のタビ
チラッと見える富士山の頂を横目に見ながら、特急は走る。窓景、近すぎて、意外に富士山の全容がわからない。
身延駅下車。
バラバラと何人かが降りる。ローカル線のタビらしくなってきた。
ここで、バスに乗り換える。
目指すは、身延山。日蓮宗の総本山久遠寺がある山だ。入り口には、日本三大山門のひとつが、デーンと構える。
観光気分に浸れるのは、ここまで。
本日は、奥の院(思親閣)まで歩くのだ。ルートは2種類。東コースと西コースがあるが、今回は東コースを選択。ざっくり2時間半の山行だ。
ところが
いきなりの足慣らし、急登階段・・
いっきに登る。
階段の頂上に着いた時には、足がプルプル。まだ、山道にも入っていないのに・・
山道に入る。
が、舗装路。単調なジグザク道だ。さっきの階段に加えて、精神的にダメージを受ける地味な道。
道脇を見ると、道標に「十丁目」の文字が、
ゴールは何丁目なんだ? 富士山は、10合目が山頂だぞ、「丁目」なんていう単位は、はじめてだ・・
丁目なんて、志村けんの歌 くらい・・
「いっちょめ いっちょめ わぉ!」 あぁ、疲れているときに、昭和ネタは、不要ですね・・
ごじゅう~
15丁目の道標を過ぎたあたりだろうか、熱中症で調子の悪くなったご老人を、心配そうに取り囲むパーティがいた。
病は気から。熱中症も気から。(と、念じながら歩く)
間近で調子の悪い方を見たからか、なんだか調子が乗らない。ふと、山門でもらったパンフレットを読むと、頂上は「五十丁目!!」
えっ? まじですか? まだ半分も来てないの・・
気温はどんどん上がる。少し甘く見ていた、ペットボトルは二人合わせて2本(1リットル)しか持ってきてない。そしてすでに、1本空けてしまった。
ー 砂漠を歩く旅人 ー
今なら戻れる・・
そんな我々の前に なんと!!!!
自販機が!!
ソルティライチ!!
ゴクゴク、ゴクゴク、ゴクゴクゴクゴク・・
ぷはー
妻と回し飲み、一気飲み
もう一本!
暑い夏
ビール以外で、これほど美味しい飲み物があっただろうか
へばっていた妻も同じく、「ふっかーつ!」(リポビタンD 風に)
やはり、気のせいではなく熱中症気味であったのだ。冷たい液体を、体に流し込み、塩分糖分ライチ成分もろもろ成分を取り込んだら、頭がすっきりしてきた。
あっちゅうま
そこから、山道になったこともあり、快調そのもの。あっちゅうまに五十丁目。
頂上に到着!
そして、この夏景色を見ながら
これ!
朝一番、甲府駅で買った
結局、最初に持参したペットボトル2本に追加して4本、合計6本を飲み干していた。(水×1、ライチ×2、お茶×3)
反省
みなさん、熱中症には気を付けましょう・・
登山には、当然下山も必要。
ところが、ここは「ロープウェイ」があるのだ
ロープウェイ
うぇーい!
という事で、帰りは7分。
2時間半の汗だく行程が、帰りは涼しい索道のヒトとなったのだ。
※ 最初に書いた「〇〇にも乗ります」、〇〇に入る文字は、索道でした。
巡礼者たち
再びバスに乗り、身延駅に戻ると・・・
!!
朝は閑散としていた駅舎が、ごった返しているではないか!?
どういうこと?
実は、ココ(身延駅)が、「ゆるキャン△」というアニメの聖地であったのだ。恥ずかしながら、知らなかったのだ・・
どうりで、先ほどのロープウェイの頂上駅にも、アニメのポスターが貼ってあったのか、
そしてこの夏、映画公開に合わせて、謎解きイベントが行われていた。謎解きをしながら、峡南地域を巡り、最後に身延駅で景品と交換するルール。
その、謎解きを終えた、チャレンジャーたちが集結していたのだ。
峡南地域に人が集まる。
絶大な経済効果。マーケティングうまいなぁ。
と、最後に少しビジネスモードになった、オイラでした。
◇◇
今回は、
Wワイン弁当を食べたら、W聖地巡礼になっていた、という話でした。
ふたたび、身延駅から特急ふじかわに乗り込む。山あいを走る列車、山の夕暮れは早い。
今日も、ビールがうまい夜になりそうだ。
(おしまい)
峡南地域のタビ、全部読んでない方はコチラ
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