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聖地巡礼 【旅日記】

本日も、なぐなぐツーリスト(なぐツー)のツアーに参加いただき、ありがとうございます。 昨日に続き、山梨県の南、峡南きょうなん地方へと、ご案内いたしま~す (^^♪

今回の旅程をおさらいしておきます。

・ミミを求めて3000歩
・汗だくの聖地巡礼なのだ

昨日は、無事「ミミ」を食べることが出来ましたね。
続いて本日は、聖地巡礼です。電車とバスとを乗り継ぎます。そして、〇〇にも乗ります。(〇〇って、なんでしょうね)

もちろん、歩きますよ~!

集合は、甲府駅。身延みのぶ線のホームに、朝8時45分で、お願いします。

特急ふじかわ 4号


身延線のタビ

チラッと見える富士山のいただきを横目に見ながら、特急は走る。窓景、近すぎて、意外に富士山の全容がわからない。

身延駅下車。

バラバラと何人かが降りる。ローカル線のタビらしくなってきた。

ここで、バスに乗り換える。

目指すは、身延山みのぶさん。日蓮宗の総本山久遠寺くおんじがある山だ。入り口には、日本三大山門のひとつが、デーンと構える。

日本人が好きなワード 三大なんとか


観光気分に浸れるのは、ここまで。
本日は、奥の院(思親閣ししんかく)まで歩くのだ。ルートは2種類。東コースと西コースがあるが、今回は東コースを選択。ざっくり2時間半の山行さんこうだ。


ところが
いきなりの足慣らし、急登階段・・

287段ある 藤井聡太は九段

いっきに登る。
階段の頂上に着いた時には、足がプルプル。まだ、山道やまみちにも入っていないのに・・


山道に入る。

が、舗装路。単調なジグザク道だ。さっきの階段に加えて、精神的にダメージを受ける地味な道。

道脇を見ると、道標に「十丁目」の文字が、

ゴールは何丁目なんだ? 富士山は、10合目が山頂だぞ、「丁目」なんていう単位は、はじめてだ・・

丁目なんて、志村けんの歌 くらい・・
「いっちょめ いっちょめ わぉ!」 あぁ、疲れているときに、昭和ネタは、不要ですね・・

ごじゅう~

15丁目の道標を過ぎたあたりだろうか、熱中症で調子の悪くなったご老人を、心配そうに取り囲むパーティがいた。

病は気から。熱中症も気から。(と、念じながら歩く)

間近で調子の悪い方を見たからか、なんだか調子が乗らない。ふと、山門でもらったパンフレットを読むと、頂上は「五十丁目!!」

えっ? まじですか? まだ半分も来てないの・・

気温はどんどん上がる。少し甘く見ていた、ペットボトルは二人合わせて2本(1リットル)しか持ってきてない。そしてすでに、1本空けてしまった。


ー 砂漠を歩く旅人 ー

今なら戻れる・・

そんな我々の前に なんと!!!!




オアシス!!


自販機が!!

ソルティライチ!!


ゴクゴク、ゴクゴク、ゴクゴクゴクゴク・・

ぷはー

妻と回し飲み、一気飲み

もう一本!


暑い夏
ビール以外で、これほど美味しい飲み物があっただろうか

へばっていた妻も同じく、「ふっかーつ!」(リポビタンD 風に)

やはり、気のせいではなく熱中症気味であったのだ。冷たい液体を、体に流し込み、塩分糖分ライチ成分もろもろ成分を取り込んだら、頭がすっきりしてきた。

あっちゅうま

そこから、山道になったこともあり、快調そのもの。あっちゅうまに五十丁目。

頂上に到着!

青い空 白い雲 夏ですね


高速道路と身延線と富士川


そして、この夏景色を見ながら

これ!


朝一番、甲府駅で買った

「そば屋の天むす」(海老天きくらげ入)


赤白「Wワイン弁当」 芳ばしい香りの焼肉 混ぜご飯も2種



結局、最初に持参したペットボトル2本に追加して4本、合計6本を飲み干していた。(水×1、ライチ×2、お茶×3)

反省

みなさん、熱中症には気を付けましょう・・


奥の院に参拝 健康と平和を祈る



登山には、当然下山も必要。
ところが、ここは「ロープウェイ」があるのだ

ロープウェイ

うぇーい!


という事で、帰りは7分。

2時間半の汗だく行程が、帰りは涼しい索道さくどうのヒトとなったのだ。

※ 最初に書いた「〇〇にも乗ります」、〇〇に入る文字は、索道でした。


巡礼者たち

再びバスに乗り、身延駅に戻ると・・・


!!


朝は閑散としていた駅舎が、ごった返しているではないか!?

どういうこと?

実は、ココ(身延駅)が、「ゆるキャン△」というアニメの聖地であったのだ。恥ずかしながら、知らなかったのだ・・
どうりで、先ほどのロープウェイの頂上駅にも、アニメのポスターが貼ってあったのか、

そしてこの夏、映画公開に合わせて、謎解きイベントが行われていた。謎解きをしながら、峡南地域を巡り、最後に身延駅で景品と交換するルール。

その、謎解きを終えた、チャレンジャーたちが集結していたのだ。


謎解き、面白そう!
朝はシャッターが降りていて、気づかなかった・・


峡南地域に人が集まる。
絶大な経済効果。マーケティングうまいなぁ。

と、最後に少しビジネスモードになった、オイラでした。


◇◇

今回は、

Wワイン弁当を食べたら、W聖地巡礼になっていた、という話でした。


ふたたび、身延駅から特急ふじかわに乗り込む。山あいを走る列車、山の夕暮れは早い。

今日も、ビールがうまい夜になりそうだ。




(おしまい)


峡南地域のタビ、全部読んでない方はコチラ


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