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あなたが一番大切にしていることは何ですか?

「自分は何のために生きてるんだろう?」

そう思ったことはありますか?

私は何度もあります。

つい最近までずっと。


「自分は何のために生きてるんだろう?」

そう思うのは、決まって何か辛い状況のときでした。

もしあなたが今、この疑問を感じているなら、もしかしたら何か辛い状況に置かれている、ということかもしれません。


今の状況から逃げ出したい。

でも、どこに向かって逃げればいいかわからない。

だったら「行き先」はわからないけど、とりあえず「ここ」にいる理由を否定したい。

そうすれば、

「ここは私の本来の居場所じゃない」、「今の自分は仮の姿だ」と思えて、少し楽になれるかもしれないから。

その言い訳のために使っていたのが、

「自分は何のために生きてるんだろう?」という言葉。

本気で答えを求めているわけではない。

とりあえずこう思っておけばいい、ちょっと楽になれる、という感覚。



でも今の私は、何のために生きるかがはっきりしています。

そのためこの言葉はもう使わなくなりました。

生きる目的がはっきりしていて、それを基準に生きているので以前より生きるのがかなり楽になりました。

私の生きる目的。

それは「幸せになる」ということです。


・・・。



いや、わかります。

聞こえています、あなたの心の声。

「”幸せ”ってなんかありきたりで漠然としてるなぁ」

「具体的にどういうこと?」

お気持ちはすごくわかるのですが、これについてはまた別の記事で詳しくお伝えします。


まずは、自分の中に生きる目的があることの重要性について3つのポイントに絞ってお伝えしたいと思います。


「生きる目的」というと少し堅苦しい感じがするかもしれないので、

「何を大切にして生きていくか」という言い方の方がしっくりくるかもしれません。


①自分軸で生きることで本当に大切な人と深い人間関係を築ける


自分が大切にしたいことを基準にして生きる。つまり自分軸で生きるということ。

逆は他人軸。

「こう言ったら馬鹿にされるかも」

「こんなことしたらあの人の機嫌を損ねるかも」

他人軸で生きるということは、自分の時間(=命)を他人に捧げているということです。

しかも捧げられた本人は、そのことで大したメリットを感じていない。

これは非常にもったいないと思いませんか?

費用対効果が低過ぎる。


しかも他人軸はコロコロ変わるし、誰の「他人軸」を基準にするかによってもいくらでも変わります。

その度に一喜一憂しなければならない。

そしてその「一喜」も決して心からの喜びではない。

なぜならそれは自分が本当に望んでいることではないから。


一方、自分軸で生きれば自分の行動はすべて自分のためになっているので費用対効果は抜群!

そして自分軸はブレないので、心も安定します。

経験や時間の経過とともに自分の軸が変わることがあっても、それはグレードアップしているということなので問題なし。

今自分が思う最上級の軸で動けば後悔することもない。


「自分軸で生きると、他人から嫌われるのではないか…」という不安があるかもしれませんが大丈夫。


あなたが自分軸で生きようが、他人軸で生きようが、あなたを良いという人も、嫌いという人もどちらも一定数存在します。


まわりの人から好かれようと思って行動した方が、一時的・表面的には好かれることは多いかもしれません。

でも、その「好き」を維持するためにずっと我慢するのは大変じゃないですか?

少し気がゆるんで素を出してしまったら、即嫌われてしまうかもしれません。

それにあなた自身、「自分の信念に基づいて自信に満ちている人」と「他人の顔色をうかがって、一貫性のない人」どちらの人と一緒にいたいと思いますか?

自分軸で生きることでたとえ仲間が減っても大丈夫。

その後ちゃんと「本当の自分」を認めてくれる人と出会えます。

その人といる時は心理的安全性が保たれて、自分の魅力にさらに磨きがかかります。

たとえ人数が少なくても、強くて固い信頼で結ばれた人間関係を築くことができるのです。

②自らの足で人生を歩いているという充実感を得られる

自分軸で生きるということは、自分が心の底から望む状態で生きるということ。

いまの日本では、子どもの頃から「目立たないこと」や「平均的な能力」を求められます。

なので無意識のうちに自分の「好き」や「こうありたい」という気持ちにフタをしてしまいがちです。

それを何年も、何十年も続けていると、本当に自分がやりたいことがわからなくなってしまいます。

八木仁平さんの

『「やりたいこと」の見つけ方』

という本がヒットしていて、私も書かれているワークを実践しながら読み進めたのですが、

「自分のやりたいことを見つける(気付く)って、こんなに難しいんだ!」と感じました。

「こんなこと考えるべきではない」とか、「○○することは好きだけど、こんなの何の役にも立たない」とか、勝手にブレーキがかかってしまうのです。

このブレーキを意識的に外していくことで、本当の自分、本当のあなたの魅力が発揮されていきます。

すると、自分の人生を歩んでいるという満足感が得られます。また、自分軸で人生を選択することで、自分の人生に自分で責任をとっているという充実感も得られます。

他人軸で生きていると、うまくいかないことがあった時に他人に責任を押し付けてしまいがちです。

すると失敗の原因を外に求めてしまい、自分での成長が止まってしまいます。

一方、自分軸なら「あの時はこの方法がいいと思ってやったけど、そうではないと気付くことができた。次はもっといい方法を探そう!」と思って、よりよく生きていくことができます。


③自分の選択に対する「後悔」を減らせる

人は1日に35,000回選択すると言われています。

何かを選ぶということは、同時に別の選択肢を切り捨てるということでもあります。

選んだ後に、「やっぱりあっちを選んだ方が良かったかも…」と後悔したこと、いままでの人生に何度あったことでしょう。

でも、自分の大切にしたいことを基準に選択すれば、このような後悔はぐっと減らすことができます。

飲食店で「何を食べようか」と悩むくらいは別にいいですが、たとえば会社の飲み会と家族との時間のどちらを選ぶかや、帰宅後に転職のための情報収集をするか動画をダラダラ見るか、などという選択は日々の繰り返しの中で人生に大きな差を生み出します。

その時の気分やまわりの意見に流された選択をしていると、後悔する可能性が高い。

そうならないためにも、自分の基準に沿って選択することが大切なのです。


④最後に...

いかがだったでしょうか?

自分の本当の心の声に気づき、自分軸を定め、それに従って生きる。

簡単なようで難しい。

でも、これができたら人生はとても豊かなものになるはずです。

実際、私もそうです。

いままでは何となくまわりの意見に流されて生きてきましたが、自分の中で基準が生まれると生きることがいままでよりずっと楽しくなりました。

また、私は自分のことが大嫌いだったのですが、自分を少しずつ認められるようになって「自己受容」できるようになりました。

これが本当に嬉しい!

自分のことが嫌いって、本当に苦しいし生きづらいですからね。

私のまわりには本当は魅力的なのにそれに気付かず「自分なんて・・・」と思っている人がたくさんいます。これは本当にもったいない!!

なのでそういう方を少しでも勇気付けられたら、と思っています。


長文を読んでいただきありがとうございました。

貴方にこの記事を読んでもらえたおかげで、今日は私にとって素敵な1日になりました。貴方にとっても、今日が素敵な1日でありますように…☆


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