性依存
同じ性依存を抱えてる少し年下の男性と会った。
Twitterで私が自身の性依存についてのツイートをしたり、境界線パーソナリティ障害の治療のため心療内科に通院してる内容にヒットしたみたいで
彼から連絡をとってきたのがキッカケ。
彼の相談に乗ってるうちに親しくなって
住んでる所が近いから会った。(この時点で私の方もトラウマの再演発動してる)
見た感じは清潔感のある爽やかなイケメン、物腰やわらかくて、話し方も丁寧で全く怖さを感じなかった。
車に乗って割とすぐに無防備な自己開示をしてきた。
住所、職業、仕事先、フルネーム
どれも嘘ではなくて、写真や名刺や個人情報がわかる物と一緒に見せてくれた。
初めて会った日は、お互いひたすら話した。
なかなか人に話せる内容ではないし、打ち明けたところで引かれておしまい。そんな話しをできる存在って貴重だよねーって、6時間くらいずっと話してた。
その日は話しだけで解散。帰り際に手を握ってきた。また会ってくれる?って言われて、もちろん。だから次会うまでお互い粘り強く生きようねって笑いながら話してバイバイした。
その日から結構な頻度で連絡が来るようになった。
私の中で、少し危険信号出てるのはキャッチできた。
何が怖いって、彼が全く「そう」見えない所が逆に怖いのと、ものすごく共感してしまって私が心配だったり何か放っておけず、気になってしまう。引っ張られてる感じがして、危険だと思った。
それと同時に、今まで(今も)私が周囲に見せてる姿と彼がダブった。
表の姿と話す内容のヘビィさのギャップと、
この人を何とかしてあげないと壊れてしまう!!っていう感情と
何故か自分に心許したように懐いてくるっていう、もしかして自分に気があるんじゃないか?っていう錯覚を起こさせる。
異性の中には弱みに漬け込む人もいれば本気で好きになってくれる人もいた。
私も彼も、共通して言われるのが「儚さ」だったり「脆さ」が見える。と
私は小柄なので、余計にそう思われるかもしれないと思ったし、彼も子犬系の顔立ちしてる。。
他人の目を気にしてるから、見た目にも気をつかうし、病気だってことを自分から言わない限り、まずある程度距離感がある人には病気と思われる事はない。
その絶妙なバランスで人を惹きつけてるのだと、ただそれは境界線パーソナリティ障害の症状の特徴の一つでもあるという事を私は知っていたから
自分自身の魅力とは思ってなかった。
彼もまた、無意識で出してる雰囲気だと思った。
お互い境界線を引けるタイプではない事も私はわかっているし、このまま引っ張られるとお互いの沼に入ることもわかってるから
何とか踏みとどまって距離をおこうとするのだけど、
彼から連絡がくるとスイッチが入ってしまい
この危険信号が消える。
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