楽屋で、幕の内。|2020年に気づいた様々なこと Dec.30

いよいよ年末。

今年始めは、4月に開催予定だった息子のスペイン大会に帯同する気満々で、ガイドブックを買い、スペイン関連のテレビ番組などを見て勉強していた。

なのに、2月頃からどんどん不穏な空気が流れてきて、中国に駐在していた前の会社の先輩も一時帰国したという情報も入ってきたり。3月には学校も休みになり、4月にはついに緊急事態宣言。世界中の人が思っただろうが、「まさか」の連続の1年だった。

お世話になっていた媒体が休刊になり、こちらも「まさか」と思っていた矢先に、先輩ライターの山本陽子さんからお誘いいただき、この「ガク幕」を始めたことは、今年の中で稀な“良い意味”での「まさか」だった。実は、引っ込み思案で行動力に欠けるところがある私だが、お誘いいただいたことでこうして仕事以外でも書く場を与えていただき、そこでいろいろな気付きを得ることができた。

最初は自分自身でも「自分が好きな事」がよくわかってなくて。でも色々書いていくうちに自分の中で整理ができてきて、皆様から感想をいただいて、得意な分野や好きな分野というのが見えてきた気がする。

40歳を過ぎ、未経験のことに飛び込むことももちろんだけれど、自分が「心地よい」と思える仕事ができるのもいいなあ…とも改めて思う今日この頃だ。来年は私生活が忙しそうなので、自分ができるところから無理なく、でも新たな試みの準備を始めていけたらいいなあと思う。

今年は私にとってnote元年。お世話になりました。また、素敵なガク幕仲間の皆様も、本当にありがとうございました。普段孤独に仕事をしている私にとっては、皆様の存在がとても支えになりました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

来年は良い意味での“まさか”が更に増えますように!

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