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入籍裏話など。

皆さんこんばんわ。
ああああああああつううううううい。
夕日もとい、てんちゃん基ちふあふあですう。

さて、身近な友人はじめxなどでも入籍のご報告をさせていただきました。
驚くことに多くの方にお祝いいただきとても嬉しく思います。

特に結婚式などは予定してません。
(呼ぶ人おらんしな白目)

もし心優しい人がいたら下のお水のリンクから(お水買わなくてもいいので)必要なお買い物してくれたらちょっと紹介料はいるらしいので嬉しいな♡笑


ということで本題に入ろう

晴れて8月2日に私は入籍させて頂いたのだが色々なことがあった。
今だったら笑い話にできるけどね。
私は忘れっぽいので記録がてら振り返っていこうと思いまする。


☆まず馴れ初めから

一部の人は覚えているだろうか。
「発達障害バーブラッツ」というBARが渋谷にあった。
通いつめていた当時の私はうつ病が重く仕事を辞め生活保護受給者であった。
日々、生きているのがやっとの状態で木、金とそのBARに通うのが密かな楽しみであった。
(そして社会復帰のリハビリにもなっていた)

Xのフォロワーさんにはそこからの長い付き合いの人もいるだろう。
そこの仲良しグループでサイゼパーティーをした。
そして奴はそこにいた。
あだ名、「インテリヤクザ」
髪の毛をオールバックにしているせいかスーツを着て目をギラつかせているそいつにはピッタリのあだ名だった。
現私のパートナーである。

話はなげえし自虐は多いし謎に謙虚すぎて壁を感じるしおっさんだしインテリヤクザだし。短気そうだし。
発達特性バリバリじゃん。

「この人と付き合うことはまずないだろうなあ、インテリヤクザだし」

とか思っていたのになんか付き合ってた。
付き合っていた当初、彼をよく知る人物たちからは
「彼は危険だ(ヤクザ的な意味で)やめといた方がいい」
とよく言われていたものだった。

だけど当時はそんな結婚とか考えておらぬかったし「でぇじょうぶじゃね?」という楽観的な感じで付き合っていた。

2、個人的に大きかった問題

個人的に大変だったのはジェンダー的な価値観の違い。
詳しくは下の記事を読んで見てほしい。

結婚しといて何を今更、というのは言われそうだけど私は未だに恋愛とか好きがよく分からない。(推しとか家族的な好きならわかる)

じゃあなんで今結婚したのか、と言われると初期のここの部分のすり合わせを何とか乗り越えられたからかな?と思う。

私個人の話をすると
「めんどくさいやつだなぁ」
と思われるのは承知であまり
「女性」として見られるのは好きではない。
そして相手のことも「男性」としてみることが好きではない。
でも相方は付き合った当初、私に「女性らしくあること」を求めていた。
好き勝手ファッションで遊んでいる私に対し「もっと女性らしいファッションをして欲しい」
「男性として自分のことを好きでいて欲しい」

だけど私にはそれは難しかった。
なんか言語化するのが難しいけど、そこがズレているとかなり対人関係ってしんどくなる。

相方は男女としての「恋」を求める。
(たった一つを求める)
私は安らぎとしての「愛」を求める。
(多くの好きの中の1つ)

最初のうちはそれで喧嘩することが頻繁になったけれど付き合いが長くなるに連れ、やっと整合性が取れてきたように感じる。

あとは相方自身が言っていたが
「あなたに女性像を求めることをある時から諦めた。あなたはあなたという生き物なのだと思うようにした。」

だいぶ譲歩してくれたのだと思う。

3、お互いの障害特性

まず相方さんのことを話すと相方は発達障害(主治医いわく結構重めの)で衝動性、不注意などが多めに出る。
特性的には短期で片付けが苦手、物の管理も苦手。
私が誕生日にあげたものは必ずと言っていいほど無くすのでもう物はあげないようにしている笑
そしてアンガーマネジメントに難がある。
疲れやストレスが溜まるとイライラが無意識に態度に出てしまったりする。
今ではお互いに同じ主治医にお世話になり見守ってもらいながら、同じ訪問看護さんに着いてもらい福祉制度に支えられここまでやってきた。
そして相方さんもよりよく改善するよう努力を欠かさずしてくれていた。

次に、私のことを話すと私は「双極性障害」という持病を抱えている。
早寝早起き、薬の飲み忘れを防げれば大きく荒れることは無いが低気圧の日、大きな環境の変化がある時は大体は荒れる。
あまりにストレスを溜めすぎるとある日プッチンプリンのように暴れまくりテレビをぶっ壊したこともある。

3、結婚前に起こった出来事

7月17日、お互いの両親の顔合わせ。相方の母気味が遠方からはるばる来てくださった。
感謝。
婚姻届にサインも貰いあとは日にちが来るのを待つだけ…

というときに私がコロナにかかった
1週間ほどで治ったが入籍一週間前に
相方さんにコロナを移した。

今住んでいる家が私の部屋にしかクーラーがなく随時、襖を開けていないと相方の部屋は涼しくならない。
そんな中で家庭内感染を起こさせない方が難しかった。

入籍一日前に相方が解熱。
けれども私は案の定マリッジブルーに陥っていて「結婚したくないいいい!」と泣き喚いていた。
そしてそれに対し相方はブチギレ
(そりゃそうだね、ごめんよ)

「結婚しないなら別れるから明日この家出てってくんない?」

と言われる。

直前になって
「ほんとに今ここで結婚していいのか?」
「結婚したら簡単には逃げれない…」
「離婚するのって難しい…」
「結婚後に相方が豹変したら?」
「結婚って言葉がなんかいや…」
など思考が色々回っていて収集がつかなくなり経験豊富そうな友人や訪問看護さんに愚痴り始める。(ご迷惑をおかけしました。)

訪問看護さん「相方さん、たしかに短気だし気難しいところあるけど嘘つけないからね。今のまま変わらないと思いますよ」

一緒にラジオやってる中学からの友人は1時間にわたりめっちゃ話を聞いてくれた
(今度そんな話もラジオで出来たらと思うよ)

「結婚って怖いよね。全然喜ぶ余裕なんてない。こっから頑張んなきゃ行けないんだもん。」

その子は割と感性が近いのでとても共感する話をしてくれた。 
そしてその子の
「でもてんちと相方さん、表面しか知らないからあれだけど大丈夫だと思うよ」

その言葉と明日家を出てくのは急すぎて無理なので結婚することを決めた。

正直私は結婚とかしてもしなくてもどっちでもという感じだった。
今そういう関係性の人多いし(事実婚と言うやつか?)
と言うよりかは余裕があまりなかった
・大学生
・団体勤務
・ガイドヘルパー
・ぼちぼち貰えている声優の仕事
・運転免許

結婚すると自分のやりたいこととかそんなのが制限されてしまうような気がしていた。
年齢もまだ若いから人生経験がないと言われればそうなのかもしれない。

去年あたりから相方に結婚の話をされることが増えていた。けれどお互いに抱える問題があまりに多くまだまだだね〜みたいな感じだった。
決定打となったのが私の入院らしい。
大した病気ではなかったが(ただの胃腸炎)コロナ禍で最初相方は面会禁止と言われていた。
それは家族では無いからだった。
それで相方大激怒。
結婚を考えるようになったきっかけらしかった。
結果相方と話し合い「いつでも離婚届を提出できる状態でお互いに保持しておく」という約束に落ち着いた。

3、婚姻制度に際して、こうであって欲しかったこと

私わりと、いじられること多かったけど友達に呼んでもらえる前の苗字が気に入ってたりしてまして…
あとは新しい苗字になったら苗字と名前で同じ文字が連続で続くから少し言いづらくなった。
そして私の代で私の名字の歴史は途切れてしまった。
一応なんか昔偉いさんの苗字らしかったんだけどここで途絶えるの少し寂しいなと思う。
(兄はいるけど違う苗字)
いまは女性が男性か、片方の苗字に合わせるしか方法がないけれどいつか夫婦別姓制度が実現して名前変えなくてもいいよって世界になると嬉しいなって思う。

あとは婚姻届とか諸々の手続き。
奥さんとか旦那さんとか、もう少し別の呼び方があればいいなぁなんて思ったり。

4、何はともあれ、まとめ。

何はともあれ今回の報告に際してほんとにメッセくれた皆さんありがとうございます。
「誰からも来なかったら悲しすぎる…」と思いながらご報告したのでほんとに驚きと嬉しさと感謝でいっぱいです。
なんかつらつらと、実は結婚したくなかった話なんか書いてますが今はすぎてしまえば何とやらという感じでマリッジブルーも収まり穏やかに何も変わらず過ごしております。
そうか、気負いすぎてたんだな、何も変えなくて良かったのか。
そんな感じ。
名前変える手続きはめんどくさかったしまだ先延ばしにしてる奴いっぱいあるけど。

今後とも生暖かい目で見守って貰えると大変助かります。
最後に、もし良かったらここのリンク使って貰えると泣いて喜ぶよ!!
(水じゃなくてもいいからご自身の買おうとしてたもので!!笑)

そんな感じで今後ともよろしくお願いします🙇‍♂️






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