凪の間

シェア本棚【凪の間】です。 「一人でいたいけど独りになりたくない。」 そんな時寄り添っ…

凪の間

シェア本棚【凪の間】です。 「一人でいたいけど独りになりたくない。」 そんな時寄り添ってくれたのが本でした。 凪の間の本棚には、そんな時に元気をくれたり癒してくれる本を並べます。 noteでは本を軸に今思うことなどを書き留めていきます。

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10年前の自分に会ったら、両手いっぱいの本を贈りたい。

約10年前、私は就職して社会人になった。 20代前半の私。 もしあの頃の私に会いに行けるなら、両手いっぱいの本を彼女に贈りたい。 女性であるということだけで、こんなにも理不尽な目にあうことがあるのかと、こんなに傷つけられることがあるのかと、こんなに怯えなければならないことがあるのかと、驚き、悲しく、悔しかった。 仕事をしたいと思って働いていたけれど、「どうせ結婚して辞める」「女性が増えると休んじゃうから増やして欲しくない」という言葉がすぐ隣にあった。 何か成果を出しても

    • 寝る前に少しずつ読む小林聡美さんのエッセイが、私のここ最近の至福。

      • 柔らかいまま生きていたいだけ。

        強くならなきゃとか 自分の意見を強く主張しなきゃとか そういうのも分かるし大切にしたいことだけど できない人はそうしなくても良い感じに生きていける世界になってほしいと私は思う。 裸足のまま芝生を歩いて ちょっと湿った土と芝生のやわらかさを足の裏で感じながら みんなでただ自分の着たい服を着て 誰かと何かに関してきゃっきゃと話したり 笑ったり たまに寝っ転がったりして ただひとりでぼーっと空を眺めたり好きなものを楽しんでいてもいいし 何か食べたり 気付いたら眠っていたり ただ自

        • 猫には良い意味で期待しないのに(この子はこういう性格だからね、など)どうして人間には勝手に期待して怒ったりがっかりしたり何とかしようとしちゃうんだろうね。なんて友人と話したのを思い出しました。

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        10年前の自分に会ったら、両手いっぱいの本を贈りたい。

        • 寝る前に少しずつ読む小林聡美さんのエッセイが、私のここ最近の至福。

        • 柔らかいまま生きていたいだけ。

        • 猫には良い意味で期待しないのに(この子はこういう性格だからね、など)どうして人間には勝手に期待して怒ったりがっかりしたり何とかしようとしちゃうんだろうね。なんて友人と話したのを思い出しました。

          最近家族に仔猫が加わった。先住猫とはまだ会わせられないから、先住猫と仔猫の間を行ったり来たりする。どちらかと遊びながら、頭の片隅にはどちらかがいる。どちらも一緒に同じ場所で撫で撫でできる日が待ち遠しい。どうかふたり(猫)とも健康で、幸せでいてね。そのために飼い主は頑張らねば。

          最近家族に仔猫が加わった。先住猫とはまだ会わせられないから、先住猫と仔猫の間を行ったり来たりする。どちらかと遊びながら、頭の片隅にはどちらかがいる。どちらも一緒に同じ場所で撫で撫でできる日が待ち遠しい。どうかふたり(猫)とも健康で、幸せでいてね。そのために飼い主は頑張らねば。

          ほわほわとただ漂うようにのんびりとゆったりと、楽しいことに対してきゃっきゃして、間違えちゃったら素直にごめんなさいって謝ってそれを直して、また一緒に遊ぼうねなんて約束ができる感じで生きていたいだけなんだよ〜 (なんて書きながら、自分にももっと素直さが必要そうです。諦めない〜)

          ほわほわとただ漂うようにのんびりとゆったりと、楽しいことに対してきゃっきゃして、間違えちゃったら素直にごめんなさいって謝ってそれを直して、また一緒に遊ぼうねなんて約束ができる感じで生きていたいだけなんだよ〜 (なんて書きながら、自分にももっと素直さが必要そうです。諦めない〜)

          多様性や尊重を語るうえで、みんな目的を忘れがちではないか?と思う。 これは個人の選択の幅を広げることを目的としているはず。 ただ、これは「あらゆる差別を容認しない」というベースに立っていなければならない。それがなければただの無法地帯となる。そんなことを改めて思った今日だった。

          多様性や尊重を語るうえで、みんな目的を忘れがちではないか?と思う。 これは個人の選択の幅を広げることを目的としているはず。 ただ、これは「あらゆる差別を容認しない」というベースに立っていなければならない。それがなければただの無法地帯となる。そんなことを改めて思った今日だった。

          この前家にゲジゲジが出没した。1人で対峙し、退治した(外に逃した)。 しかもとてもスムーズに。 すごい成長だ。すごい、すごいぞ私。パートナーに言っても「ふうん」くらいだったから、私は自分に拍手を送るよ!でももうこの家には出てこないでくれ頼む。

          この前家にゲジゲジが出没した。1人で対峙し、退治した(外に逃した)。 しかもとてもスムーズに。 すごい成長だ。すごい、すごいぞ私。パートナーに言っても「ふうん」くらいだったから、私は自分に拍手を送るよ!でももうこの家には出てこないでくれ頼む。

          「選択肢を奪わない」 このスローガンを頭の中に掲げ続けなければと思う。 そうすれば同じ言葉を使う人でも、違う使い方をしてる人に出会った時に戸惑わないはず。

          「選択肢を奪わない」 このスローガンを頭の中に掲げ続けなければと思う。 そうすれば同じ言葉を使う人でも、違う使い方をしてる人に出会った時に戸惑わないはず。

          表現するということ。

          今回のGWで、たくさんの物や事に触れた。 私が今住む栃木県益子町では陶器市が開催されていて、せっかくなので何度か足を運んだ。そして隣(と言ったら少し語弊があるけど)の茨城県笠間市の陶炎祭にも今回初めて足を運んでみた。 そこで作家さんにより魂を込めて生み出された作品たちを手に取った。 また、ここには陶器作品だけではなく魅力的で個性溢れる飲食店や雑貨屋さんなどもこの日に向けて出店する。ここにある全てが作品であるなぁと改めて感じた。 一度足を運んだはずなのに、再度訪れると新しい作品

          表現するということ。

          この「生きにくさ」を私のせいにしないで。

          落ち込んだり傷ついたりした自分を癒すため、励ますため、そんな心と寄り添うために本を読むようになりました。 自分自身を癒すためにも本屋という空間を求め、そしていつしか同じような思いを抱える方達に本を届ける側になりたいと思うようになりました。 そんな私の核には「生きにくさ」がずっとありました。(今でも抱えていますが。) その「生きにくさ」の正体を知るために、私は本の中にヒントを求めていました。 心理学や時には哲学のようなジャンルの本を手にとるようになったのもそのためです。知り

          この「生きにくさ」を私のせいにしないで。

          「頑張ること」が呪いみたいになってしまったら。

          みなさんは「頑張ること」は好きですか? 私はどちらかというと好きな方だと自覚しています。 だって頑張った分だけ何か成果が得られることは嬉しいし、最初は越えられないと思っていることでも頑張った結果乗り越えられたこともあったし、思っていた結果と違ってもその先で見えた景色が案外面白かった、なんてことが確実にあったから。 でも、今と過去でその「頑張る」という言葉との向き合い方はちょっと変わってきています。いやもっと正直に言えば「頑張る」ことへの付き合い方をちょっと注意している、と

          「頑張ること」が呪いみたいになってしまったら。

          「夫婦」って?もっといろいろな人の話を聞きたくなったから。

          結婚をして驚いたのは、世の中には「妻/夫はこうあるべき」という「普通」が溢れていたこと。 「奥さんなんだから」「旦那さんなんだから」 うるさいなぁと耳を塞いでいるつもりだったけど、 一番自分を苦しめたのは、その考えが自分自身にもこびりついてしまっていくこと、いたことでした。 私の性格上、自分の中に「こうしたい」という意志はあるんだけれど、 他者からの言葉に気持ちが左右されてしまう。 自分の気持ちや意志を曲げることというより、その言葉に傷ついてしまう感じです。 (曲げたように

          「夫婦」って?もっといろいろな人の話を聞きたくなったから。

          (雑談)あぁ、虫がこわい。

          こんばんは。凪の間です。 今日は本に関することではなく、 ただの雑談をしようかなと思います。 唐突ですが、みなさん虫は好きですが? 私は虫が苦手です。 というか、こわいです。 今年栃木県の益子町に越してきたのですが、 ここでの生活は虫と共存することでもあります。 むしろ人間が住まわせていただいてる感じ。 散歩中は人とはすれ違わないのにどでかいバッタにはよく遭遇するし、 家の中にゲジゲジは出るし(益虫らしいけど見た目がそうじゃない)、トイレは蜘蛛の住処だし(どこから入って

          (雑談)あぁ、虫がこわい。

          対話について考えたくなったから。

          こんばんは。凪の間です。 私ごとですが、完全在宅勤務をしています。 だからか、外の季節の変化に置いてけぼりになることがあります。 家の中から外を見ると、暖かそうな日がさしているな〜なんて思うのに、 外に出るとめちゃめちゃ寒い・・・。 カレンダーを見るともう年が変わるまで2ヶ月を切っていると認識し、 「そりゃ寒くなるか〜」なんて今更思った今日の午後でした。 さて、これからが本題。本の話です。 ここ最近 「私は人と話す時に相手に寄り添って話を聞けているのか。」 「独りよがりにな

          対話について考えたくなったから。

          はじめまして。凪の間です。

          はじめまして。 主にシェア本棚の棚主として活動をしている「凪の間(なぎのま)」です。 西日暮里BOOK APARTMENTさんなどで棚をお借りし、自分の好きな本を並べています。 今回新たな試みとしてnoteを始めることにしました。 まじ自己紹介から始めてみようかと思います。 この投稿を通してシェア本棚の存在や始めたきっかけなどを伝えられたらと思いますので、是非お付き合いください。 そもそも、シェア本棚って何? 本屋さんにもさまざまありますが、共同書店という形態の本屋さんが

          はじめまして。凪の間です。