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【本の話】ついでにオススメ3冊

暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

夏休みに入ると、本屋では ” 読書フェア ” に力が入り、図書館へ行けば冷房と本の匂いに癒される。

毎月期間限定でオープンする古本屋にワクワクしながら、私の部屋は、また本が増え、本棚不足と積読の日々。

「暇ができると碌な事を考えない」

そういう時は、本を手に取り、読み出すも良し、パラパラめくるのも良し。
本の海の波に乗るのも良し、本の海の中に潜るもよし。

夏休み中旬。
そんな事を考えながら、読書の夏を楽しんでおります。

今回は、以前から我が家にあり、以前読んだ3冊をご紹介します。
※あらすじなどは、リンクをご利用ください。体験や感想のみになります。


■『新世界より(上)(中)(下)』貴志 祐介

こちらの作品は、アニメがキッカケで大好きになった作品です。

私は、日本特有の文化や衣装に、とても惹かれる傾向があります。
何を見させられているのだろう…と、夢中でアニメを見たものです。

上・中・下と3冊で構成されており、見つけた時は、その厚さに驚いたのを今でも覚えています。

しかし、読み出して、一気に惹き込まれたのです。

どちらかというと、この作品の文字の配列は苦手な分野なはずなのに、すっかり読み終わってしまった。

今でも、ときどき手に取り、パラパラと読みたくなる。
ハマってしまうと癖になる一冊です。


■『恋愛寫眞』市川 拓司

『いま、会いに行きます』という作品をご存知でしょうか。
映画化もされ、同じ著者の作品なのです。

当時の私は学生。
『世界の中心で、愛をさけぶ』など、感動する恋愛小説の映画化の渦の中で青春時代を過ごしました。

そして、最近TikTokで、この作品の紹介があった事に驚き、小説をまた読み直したのです。

時代は廻る。

約20年で時代は廻ると言いますが、そんなに経ったかという懐かしさと、当時の私の年齢と娘の年齢が、だいたい同じ。

今の私は、この作品を読み直し終わる頃、何を思うのか、楽しみにしている一冊です。


■『キャラ絵で学ぶ! 神道図鑑』

私は、子供たちと楽しむ為に、絵本や図鑑を購入する事があります。

そして、分かりやすい写真や図解、そして仕掛けが大好きなのです。

『古事記』や神社、パワースポットなど、私の周りで話が出た時に、パラパラと開く事が多く、この図鑑は簡単な答え合わせの時に読むことがあるのです。

私が子供の時、家の中には歴史のマンガや図鑑が多くありました。
幼少期からなんとなく読んでいた本の情報は、今もスラスラ出てきたりします。

その時の感覚を楽しいと思っているから、今も子供たちと楽しむ本を購入しているのかもしれません。

読んでほしい訳でもなく、 ” 家にある ” という認識だけでいい。
そんな一冊です。


相変わらず、私目線の偏りのある、オススメの作品3冊をご紹介させて頂きました。

古本屋に行くと、忘れていた作品に出会う事があります。
それを見た瞬間に、その時代に一気に戻される感覚になるのです。

今回のご紹介した作品は、だいぶ前に購入し、だいぶ前に読み終わっている作品です。

あの時の記憶と一緒に、また読み直した時、また感情が更新される事があります。
振り返って、読み直した時、本当の意味で作品の底に近づける気がするのです。

Nagiko

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