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【仕事の話】私が知っている”技術”の一般常識が崩れて、もっと自由に楽しくなったキッカケ

仕事は順調かと言われれば、そうではないのですが😂

オンラインショップをオープンしてから、ご注文を頂きました👏
ありがとうございます!

私なりの海を感じるおもてなしをしつつ、お届けいたします🙇‍♀️


そして、船の仕事での素敵な出会いがありました✨

この業界は広いようで狭く、高齢化も進んでいる業界です🛥️
その中での出会いは、とても貴重であり、繋がりも深くなっていきます。

その時の出来事と仕事への心境の変化などの投稿です✍️


今回のテーマは『技術』

私が船の業界に携わったのが、約3年半。
未経験から始まり、知識と経験、技術など、少しずつ身に付けていきました。

3年半という短い期間ですが、現場での経験は、今も私自身の武器であり、困っている方の手助けやアドバイスなど、これからも私の知識や経験、技術はアップデートをしていきます。

どんな業界にも技術は存在し、私が工具やエンジン、整備などの作業が好きな事に気付かせてくださった方々がいらっしゃいました。




■私が最初に見た”技術”は父から

私の父は、建設関係なのですが、幼少期の記憶では、作業着と工具などがとても印象的なのです。

家に大きな工具箱があるのが当たり前であり、作業着は汚れて帰ってくる事もありました。
台風の日には夜中でも現場を見に行き、一番身近な大人の父は、とてもかっこよく感じものです。

父から頂いたモンキー

父は、よく現場に私を連れていく事もありました。
大工の方とのやりとり、家を建てる工程など、幼少期の身近な”技術”だったのです。


■当時の上司の”技術”に憧れた

結婚して、深夜パートを始めた時の上司の本業が整備士でした。

私が海の仕事をするキッカケになった方なのですが、機器メンテナンスに関しては、彼が率先して作業し、私はそれを約8年、間近で見てきました。

深夜パートでは、機器のメンテナンスをする機会が多いのですが、工具の使い方、機器の仕組みなど、彼からたくさんの事を教えて頂きました。

飲食店だったので、機器の分解洗浄組立の作業が多くありました。
あの集中している時間は、私の大好きな時間であり、組立がうまくいった時の成功体験は、今も私の”技術”になっております。


■船舶の仕組みと”技術”を自分の武器にする

私が船の業界に入ったキッカケは、小型船舶操縦士免許を取得しただけでは、乗船する機会や操船技術を身に付ける事ができないと思ったからです。

未経験での作業は、とても大変でした。
そして、男社会な所もあり、女性は体力の差など不利な事がたくさんあるのです。

しかし、工具を扱う事、エンジンの仕組み、操船技術など、私の好きな事が詰まった仕事であり、「私も彼らに少しでも近付きたい」と思っていたのです。

プライベートでもよく使う

間近でプロの”技術”を目にして、学び、覚えて、試して、失敗をして、注意され、何度もチャレンジし、自分できるようになった時、また失敗…。

そんな事を何度も経験し、3年目を迎えた頃に、言われた事の理解やトラブルに動揺する機会が少なくなっていきました。


■常識と思っていた”技術”が頭を硬くしてしまっていた

独立後の初仕事を頂き、私は今までの経験を活かして、作業をしていました。

一人でできる範囲での作業は、完了する事ができたのですが、進める上で思いっきり壁にぶつかる作業が出てきました。

始めてスムーズにいく事なんて、稀である事も、一人できる範囲も限られている事も、理解はしていたものの、時間だけが過ぎていったのです。

父はカラス、私はプライヤー呼び

そんな時に、違う業界の方と話す機会がありました。

その方の作業を間近で見学させて頂いたのですが、目から鱗な事がたくさんあったのです。

ヤスリ一つにしろ、工具一つにしろ、私が知っている常識が悉く崩れていきました。

思い切って、「私だったら、その作業に対して、こういう風に作業をしますが、あなたはどのように作業しますか?」と聞いてみたのです。

その方は丁寧に教えてくださいました。

そして、次に会った時に、私が使いやすいであろう道具を持参して、女性でもやりやすい方法をアドバイスしてくださいました。


■たくさんの”技術”に触れてきて

この投稿だけでは、ご紹介しきれないのですが、贅沢な事に今まで、たくさんの”技術”を間近で見てきました。

それは、操船技術、整備、ロープワークなども含めて、指導を受けたり、時には仕事を任されたりと、目で見て、体験して、工夫して、私自身の”技術”も存在します。

今まで培ってきた個人の”技術”は一般常識なんかでは、縛る事ができない事。
そして、これからも生きている間に、たくさんの”技術”に出会い、また私自身の”技術”も成長する事。

それが今も楽しみで仕方ありません。


■最後に

今回は、私が見てきた”技術”について、投稿させて頂きました。

何一つとっても、どの業界でも、”技術”は存在し、それをもっと知りたいと思ってしまう私なのです。

最近では、息子と自転車を組み立てたのをキッカケに、私の”技術”も息子に伝えているんだろうな。と実感しております。

これからも私は、自分自身の成長を続けていきます。


Nagiko


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